英国でペットが亡くなると

英国はいわゆる「動物愛護」のお国だそうですが、日本のようにペット専用の霊園などは私の知る限り存在しません。ペットは家族といっても、お墓をつくって弔うという感覚はないようです。やはり人間と動物の区別はキッチリした上での動物愛護精神なのでしょうか。日本人で仏教式のお葬式しか知らない私にとっては、英国式のペットへの離別の仕方は少し冷たく感じました。


ぱっちゃんが亡くなる前に、獣医さんから遺体をどうするかという説明を受けました。(動物病院で安楽死を選びました)。英国ではペットが亡くなったら、選択は以下のとおり。


1. 遺体を引き取る。
自宅に庭がある場合、ペットの遺体を土葬します。


2. 火葬にしてもらい、後で遺灰を取りにくる。
百数十ポンドかかります。


3. 遺体を引き取らないで、動物病院に置いてくる。
合同火葬です。費用はかかりません。


ぱっちゃんの時は、彼女の「おかあさん」である英国人の連れの意思を尊重して合同火葬を選びました。しかし、動物病院からからっぽのペットキャリーバッグを持ち帰ってから、私が後悔しはじめて「火葬にしたい」と言い出しました。頭では理解しているつもりでしたが、やっぱり駄目でした。「さようなら」を言う時間がないこと、遺灰というぱっちゃんがいた証がないことが辛かったです。


そして、ぱっちゃんの写真を飾って彼女のお気に入りのキャットフードやお水、おもちゃなんか供えました。お線香がないので、ふつうのキャンドルに火を灯して。お花も買ってきて飾りました。そうしないといられなかったようです。こういう一通りの「儀式」みたいなものをなんとなくはじめて気がついたのは、私はやはり日本人なんだということ。形式的なものでしかないとわかっていても、日本式の方法でないと「お別れ」ができないということ。


ぷうの時は火葬にしてもらって、遺灰は私が英国とおさらばする時に一緒に持っていくつもりでいます。


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コメント

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No title

サビ猫のぱっちゃん。
この猫のことだったのですね。暗闇でふんじゃったりしたサビにゃん。

残念です。・・・
天国で安らかに。一番、にゃん生でよい時期の姿で走り回っているとおもいます。ヤキモチもしたけど、嫌って思ったときもあったと思うけど、きっと、ぷうのことも好きだったはず。
本当に安らかにね。ぱっちゃん!

ドラゴさん

実家にも茶系と黒猫さんがいたことがあるんですよ。
あの子達もよく被害に遭ってました。
ぷうも最近はぱっちゃんの悲しみとショックを乗り越えたのか、走り回って遊ぶようになってほっとしてます(2年間もぷうは一人遊びほぼしていなかった)。
猫さんの心理学は奥深いです。