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英首相が変わっても、多分良くならないでしょ

さてさて、英国はメイ首相が半強制的に首相の座をおわれまして、現在、与党保守党の新リーダー兼新首相の選出がおこなわれております。
そう、党首はそのまま首相になるわけですよ、最近の世論調査によると保守党の支持率ガタ落ちで20パーセントを切ることもあるというのに。


先週の第一ラウンドで、新党首に立候補していた10議員が7議員に減り、1議員が辞退して、残りは6議員。
この火曜日に第二ラウンドがあります。
新党首になると予測されているのは、あの、エリート中のエリートな家柄出身でエリート中のエリートな教育を受けた、どうみてもエリートには見えない髪の毛ボサボサお腹ぽっこりで、暴言失言差別発言で有名な、 かつてはリベラル左派の多いロンドンからリベラルっぽそうという誤解で選出されロンドン市長を2期務めたボリス・ジョンソンさん。


ボリス・ジョンソン、ビフォーアフター。
boj.jpg
最近妻と別れ、30歳の新しい彼女と一緒になったボリス。最近は髪の毛も落ち着き、ちょっと痩せて、つまらなくなりました。
新しい彼女は、保守党等でPRなど手がけていた方のようです。
アドバイスされてるのかな?


そーです、ボリスは、超強硬派、EU離脱に関しては。
世界中が混乱するし、世界経済の悪化、あるいは深刻な金融危機を誘発する可能性のある合意無きEUの離脱も辞さない、といったスタンスを彼は取っています。
更に人種や宗教差別的な言動が過去に多く、そういった理由からも世間からはとても反感が強いのです。
総選挙すっとばして、党首選だけでそのまま首相になれるので、これは野党支持の国民からの大反発が必至。
ボリスが首相になったら、大規模の反ボリス反合意無きEU離脱デモがおこなわれるでしょう。
保守党内からも、ボリスだけは許さん派がいるようです(でも、どうなのかな。アメリカの共和党も最初のころはトランプだけは許さん派がいたのに、気付いたら殆どトランプに靡いたものね)。


どのみち、誰が新しい首相になるにしろ、英国がまとまって(その前に保守党がまとまれるかどうか、疑問)、たいした困難もなくEU離脱するなんて、夢のまた夢。
あの予想を裏切った国民投票の直後に選出されたメイ首相が、3年近くもったのはある意味奇跡。
そして、次の首相は、もっともっと早く辞任しなくてはならなくなるかも。
保守党は過半数を得てないのだから、やはり誰が首相になってもEU関連の法案を通すのは至難の業だと思います。


だからといって、解散総選挙なんかしたら、どうなるのか。
最近の世論調査、バラバラの結果なんですよ。(Opinion polling for the next United Kingdom general election
出来たばかりの極右ポピュリストな政党、ブレグジット党が躍進しているし、野党大一党の労働党がEU離脱の立場をはっきりしないものだから労働党支持の一部が(労働党の殆どは残留派)ブチ切れて、残留を掲げている自由民主党等に流れてしまっているのです。
Screen shot 2019


まだまだ、分断と混乱の英国は続きます。
ますます、状況は悪くなりそうです。




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No title

民主主義自体がもううまく機能しなくなってきています。体全体にしみ通るような疲労でしょうか・・・v-376

ピオの父ちゃんさん

古代ギリシャが失敗したこと、今起こっていない、と祈るしなかいv-404