『赤毛のアン』だけじゃない、英国では今でも赤毛はイジメられる

このあいだ、英国人の連れがかつての知り合いを偶然パブで見つけて二人で盛り上がっていました(会話の内容は、共通の知り合いをネタに思い出話をして笑ってました。ま、悪口っていえば悪口なんですけど、このネタの対象の人物はいわゆるサイコパス的な側面があるので、被害者が多いので仕方なし。古今東西、老若男女を問わず、人間とはそーいうものです)。
25年ぶり。
腹がでたり、髪の毛が薄くなったり、髪の毛がなくなったり、全くの別人になってもおかしくはない時間ですが、連れは一瞬にして彼だと分かったそうです。
髪型が、全く変わっていなかったから。
25年たっても、オレンジ色の髪の毛をチャウチャウのようにモッサモサ。
立派な赤毛です。
多分、50歳過ぎているんんだろうけど、髪の毛は薄くなっていないし白髪知らずで、髪質も色も変わらず。
若いときの髪型を守り続ける、なんともいさぎよくてカッコいいです。
しかも、赤毛をこんなにプライドをもって世間にアピールしているなんて。
素晴らしい。


赤毛がイジメの対象になるって、世界的に有名な名作『赤毛のアン』のお話ではなく、現在でも英国では日常茶飯事のようです。
例えば、映画版『ハリー・ポッター』の多分2作目で(間違っていたらごめんなさい)ロンの赤毛が馬鹿にさrているシーンがありました。
ダイアゴン横丁で、ドラコの父、ルシウス・マルフォイがロンの家族をおとしめて行った発言か、そんなものだったと思います(間違っていたらごめんなさい〜)。


それから、シンガーソングライターのエド・シーランがツイッターを中止する騒動がこの7月にありました。
エド・シーランへの誹謗、中傷があとを絶たなかったようです。
そして、その内容に、愕然としました。
ginger(赤毛の人への蔑称)という書き込みばかり。
勿論、普通の青年がギター一本で成功して、由緒あるグランストンベリー・フェスティバルの大トリを務めたことへやっかみと妬みなのでしょうが、度をこえています。
(グランストンベリー・フェスティバルのトリがロックやインディー系のアーティストやバンドじゃないと、いつも一部の人間が文句を言うのが決まり事。グランストンベリー・フェスティバルなんてとうの昔に商業主義に走って、そんなにいいバンドやアーティストはいないから、真面目に怒ることでもないのに。ヒマな人もいるものです)


ウィキペディアの赤毛の項目にも、Modern-day discriminationというのがあります。
赤毛のために虐待や犯罪の対象になり家族で引っ越した例や、赤毛のためにセクハラとイジメの対象になり正義を勝ち取った例など、異文化から来た者にとっては全く理解不可能の『赤毛への理由なき差別』は続いているようです。


大概の日本人にとっては、髪の毛の色なんて関係ありません。
ガイジンさん、で、ひっくるめる。
ある程度英国滞在の長い人でも、赤毛のことをブロンドだと信じ込んでいる人もいる。
そのくらい無知のほうが、いいのかも。




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