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ツイン・ピークス14話、鑑賞直後の感想(ネタバレ含む)

以前下書きした14話の感想がほったらかしになっていたので、遅れましたが公開します。
ツインピークスネタは、私個人の覚え書き程度なので気にしないで下さい〜



14話鑑賞後の感想

これって、ビューテフルドリーマーっぽくない?
(なんでもマンガとかアニメに還元してしまう、私の悪いクセ。八話ではエヴァっぽいと感じたし)
ゴードンが夢を語るシーンで、夢落ちが示唆されてますから。
あと4話を残してこの発言、逆に単なる夢落ちである訳は無い、という印象を受けます。


ツイン・ピークスの世界とは、多分、夢と次元の違う二つ(以上)の世界の混合、そして登場人物の(多分クーパー以外の)ドッペルゲンガーとか『製造された』存在も共存している。
その夢は、しかも個人の夢(多分クーパー)と或る集団が共有する夢の混合であるかも知れない。
夢落ちとか多次元とかループとか、そんな簡単な概念では多分説明は無理ってことになるんでしょうね。
前作のテレビシリースと映画と今回の18話、それだけの長い話と数多い登場人物、それらのエピソードや幾つもの夢やドッペルゲンガーが混在しているとしたら、絶対、18話を見終わった後で頭パンクします。


以前ふとクーパーの夢ではないか思ったことがあったのは、彼の異常なまでのブラックコーヒーへの偏愛。
夢から覚めたいけれど醒められない、それでカフェインを過剰摂取しているのではないかと。
勿論、他の人の夢、或は登場人物が共に見ている夢、という可能性もあると思います。
そして、その夢がモザイクのように繋がっているかも。


あと、以前感じた別のことは、ツイン・ピークスの住民はロッジに何かしら関わっている一種の『フェアリー』のような存在なのではないかということ。
ツイン・ピークスとは、二つの山の山頂、女性の胸の象徴ではなく、ブラックロッジとホワイトロッジという二つのロッジの隠喩以上に、そこでは二つの世界が同時に平行している、または本体とドッペルゲンガーが存在している?
ゆえに、住民は二つの世界に同時に或は別々に存在したり、移動したり、違う世界を見たり感じることもあるのではないのか(13話の最後もシーンで、グラスの反射したエドが違う動作をしていた。7話の最後では、RRダイナーの客が一瞬にして変わってしまった)。


私が勝手に疑っている点は、以下の通り。
1)ダギー/善い方のクーパーの環境は、誰かによって仕組まれたもの。
両手でコーヒーカップを抱えるようにして飲んで、キャッチボールも出来ない、車の運転も出来ない、相手の言った言葉を繰り返すだけ。
それなのに、ダギーの周囲の人は、誰も彼のことを心配せずに、彼を讃えて愛して幸せになる。
お伽噺以下のレベルでしょ、これ。
現実味がなさすぎる。
13話で、皆が幸せになったり心を入れ替えたり、時々幻覚を見ていたか夢の世界をいったりきたりしていたか(実は現世に来たローラ・パーマー、という説も聞いたことあるけど)キャンデーもすっかり心を取り戻したよう。
幸福感の後に、悲劇や事件が起こるのは、物語としてはよくある展開。
オリジナルのテレビシリーズでも、終盤で多くのツイン・ピークスの住民が愛を見つけたり心を入れ替えたりした直後に、悲劇が雪崩となって押し寄せました。
ダギーの周囲の人々が、意識して演じている訳ではない可能性もあると思いますが、すべては誰かが周到に用意した舞台環境だと思います。
マイクもクーパーに、trapped(策略にかかった)と言っていたと思うのですが。
「みんな幸せでいい人、ハッピーなドギーワールド」の目的は、クーパーを覚醒させて素のFBI捜査官に戻さない為、と思います。
みんな幸せだからそのままでいいでしょ、とクーパーを騙しているのでは?
それでなかったら、夢落ち?


2)アンディーがファイヤーマンに選ばれた理由は?
多分、アンディーが純粋で本当にいい人だから。
でも、それだけ?
保安官達がブリックス少佐の残したメモの探索に山に入る前に、ランチの配分のシーンがある。
わざわざ、サンドイッチの種類が述べられる。
ターキーとチーズ、ハムとチーズ、ビーフとチーズ、チーズのみ。
これほどドーナッツが登場するショウなのに、ドーナッツの種類について、言及があった記憶が無い。
なのに、わざわざサンドイッチの種類について、脚本を書く?
しかも、チーズのみはアンディーということが分かる。
アンディーは、もしかしてベジダリアン?
ビーフはトルーマン。
ボビーとハンクは?
ローラの母、セーラがおそらくは店で売られていたターキージャーキーを見てひどく動揺していたシーンがあったためか、ターキーに何かあるのかと、ちょっと疑っている。
クリームコーンがGarmonbozia、苦しみと悲しみの象徴として描かれたように、ターキーも何かある?
このサンドイッチの選択が、ファイヤーマンがアンディーを選んだ理由の一部といいうのは考えすぎかな?


3)夢落ちだとしたら、夢前案内人はいるのか?
押井守の代表作、『うる星やつら』の映画『ビューティフルドリーマー』では、夢の世界をかもしだし与える『協力者』の存在が。
ツイン・ピークスのもいるのかな?



14話は、8話に続いて重要なエピソード。
つまり、謎が一気に増えました。



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