愛猫ぷうのいないロンドンなんて、つまらない。

ロンドンのキツネさん

初めてロンドンの街中でキツネさんが道路を悠々と横切っているのを見たのは、10年以上前だと思います。


まず、犬なのか猫なのかの判断が出来なくて(犬にしては耳が立っていて大きくて、猫にしては体が大きくて顔が逆三角)、その動物が何なのか分かるまでちょっとした時間を費やしました。まさかロンドンの中心地にほど近い住宅地に、野生のキツネさんいるとは想像できなかったし、日本にいた時は、動物園とドキュメンタリー番組と民話と童話以外でキツネさんを知る機会はなかったと思います。あ、あと、平成狸合戦ぽんぽこも。実際に檻もなく近距離で遭遇したキツネさんは、とても美しい生き物でした。しっぽが本当にふっくらとして軽やかに動く様は、「もふりたい」と思わせてくれました。


だから、キツネさんは(タヌキさんもそうだけど)、犬や猫や馬やハムスターやセキセイインコとかと違って、遠く離れたところにいる動物と感じてたのですね。だけど、キツネさんは、ロンドンの街の中で、ひっそりと頑張って生きている。ロンドンは、中心街といえども公園も多いから、キツネさんにとっては結構住みやすいのかも知れませんね。というより、元々キツネさんが住んでいたところに、人間が家や道路を造ったに過ぎないのでしょうが。


最近、ロンドンの南東エリアで、9ヶ月の乳児がキツネに重傷を負わせるという事件がありました。普通キツネは人間に近づくことはないので、稀なケースではあるのですが、一部の人はキツネを害獣とみなし「処分」するべきであると主張しています。


こちらは、The Guardianという新聞のサイトからです。
Urban foxes: the facts and the fiction


キツネは本来人間や大きな動物に近づくことはない、と書かれています。また、キツネはネズミを食べるので、ロンドン中のキツネを処分してしまうとネズミも問題が深刻化する可能性も示唆しています。


この10年そこそこのあいだに、数回、主に暗くなってからキツネさんには遭遇しました。
だいたい単独行動、とっとっとっとっ、と道を横切る姿を見かけただけです。近寄ってもこないし、威嚇しても来ません。だから、キツネさんがいてももうびっくりすることもなく、ただただそのしなやかな身のこなしにうっとりするだけです。一度、緑の多い公園付近で、小キツネ達とお母さんキツネがひょっこり顔を出しているのを見ました。


共存できる道があることを、心から願います。



ロンドン市内の住宅地にて。壁に描かれたキツネさん。
2013-03-01 きつね





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愛猫ぷう、17歳の2016年7月、英国のEU離脱の衝撃が冷めないときに旅に出てしまいました。ぷうのいないロンドンで、なんとか適当にぐーたらに生きていけるように、ちょっとはがんばらなくちゃなぁ。

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