新しいロンドン市長さんが選ばれました

ロンドン市長選って、先週の木曜日のおハナシでして、ちょっと遅くてごめんなさい。


個人的には、この選挙余り盛り上がってませんでした。
別に選挙権がないからではなく、ただ単に誰が選ばれるのか予想がカンタンだったもので、なるようになるから、まあ、なんでもいいよねー、といった感じ。
だから、CNNのニュース観ていて「ロンドン初のイスラム教徒の市長」とか紹介されていて、今更ながら「あー、ロンドンの外から見ると、びっくりする選択なのだろうか?」と首をかしげてしまいました。


新ロンドン市長に選出されたのは、パキスタン系の生まれも育ちもロンドンの生粋のロンドンっ子、労働党員で国会(下院)議員のサディク・カーン。
影の内閣のメンバーとしても活躍していたのでなんとなく知っていた顔なので、移民系とか宗教のこととか、サディク・カーンに関して意識したことまったくありませんでした。
労働党がロンドン市長に立てる候補者を決める時には、黒人女性も立候補していたし、ロンドンは半数以上が外国生まれか移民系というほどいろいろな方が暮らしている年なので、その市長選に対して移民系とか原住民(???)とか、イングランド国教会のキリスト教とかカトリックとか無宗教とかヒンズー教とかイスラム教とか、そういうのって英国内のメディアはたいして気にしていなかったと思います(アメリカと違って、英国では政治家の宗教/宗派/無宗教が問題にされることは普通ありません)。
結局、重要なのは、どの政党が推薦しているのか、ということ。


多くの大都市がそうであるように、ロンドンも左派が多いので、右派の保守党よりは労働党のほうが人気です。
その労働党が党を揚げてたてた候補者がサディク・カーンですから、普通に選挙すれば普通に問題なく選ばれるわけです。
何も不思議なことはナシ。
宗教や信条は問題ナシ。
でも海外からのメディアでは、イスラム教徒であることばかりが強調されて、労働党の公認候補であることや、国会議員として信任もあつく影の内閣としても活躍していたことなどは、ほとんど取り上げられていないようでした。


あ、でも、前任のロンドン市長、保守党のボリス・ジョンソンなんですけどね。
保守党より労働党のほうが支持者が多いロンドンでボリス・ジョンソンが選ばれたのは、党を越えた彼の人気のためでした。
ボリス・ジョンソンは、時々暴言吐くし、保守党員らしからぬ保守党員で気取ってないし、一般人のように国会に自転車通勤するし、髪の毛はいつもボサボサだし、きれいごとはほぼ言わないし、いわゆる『政治家らしからぬ政治家』で『親しみやすい』ためか、ロンドン市長を二期務めました。
去年、総選挙で下院議員として当選し、今後はそちらの任務に専念するそうです(何故かこの国はロンドン市長と議員兼任できるのよ〜、謎だわ〜)。
この方が例外中の例外の政治家であって、普通は党派を越えて支持されるって、まずないです。


そういうわけで、生粋のロンドンっ子のサディク・カーン市長のお手並み拝見です。



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コメント

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No title

舛添知事が横暴なのは、生粋の日本人じゃないからだと
ブログでも痛烈批判されてます。
どうなるんでしょうね~

Re: No title

舛添さんの件、ちょっとビックリしましたね。
ホント、どうなるんでしょう?
そういえば、落選した田母神さん、最近逮捕されてませんでしかた?
う〜ん。

No title

ぜんぜん知りませんでした

ちょっとビックリ

フランスではミシェル・ウェルベックなんかが危機感を煽ってますね

いつの日か日本でも

イスラム系の市長が誕生する日が来るのか

それまでまだだいぶ時間がかかりそうです v-20

Re: No title

ミシェル・ウェルベックさんは、作家さんなのですか(無知なので、ググりました)。
英国は、芸能人、ミュージシャン、俳優、文化人関係は最近おとなしいですよ〜。
どんな契約書をエージェントやマネージメントやプロダクション会社と交わしてるのかな〜?
イスラム教徒といっても、いろいろですからねー(一日五回のお祈りやラマダン無視組だって、もちろんいる)。
仏教だって、キリスト教だって、ちょっと危ないようなグループは過去にもいたし、今もいると思うし^^;