チョコレートに消費税?

ヨーロッパでは、消費税は日本より高く、だいたい20%前後といわれています。英国では、消費税ことVAT(Value Added Tax)は、現在20%です。2011年1月に17.5%から20%に上がってしまいました。ここでは主な食料品や子供服、新聞、本雑誌、公共の乗り物(バスや電車など)には消費税がかかってません。

消費税は高いですが、国民保健サービス(NHS, National Health Service)は、誰でもただで利用できます。しかも保険料は払う必要はありません。ただ〜し、医者や病院の選択の自由は殆どありません! 住む地域によって受けられるサービスは、制限されます。しかも、専門家(精神科医や婦人科の専門医など)に直接会いに行くことは出来ません。GP, General Practitioner という、掛かり付けの医師の紹介状が必要になります。ここから専門家に紹介され治療を受けるのに、何週間ではなく、何ヶ月もかかることは、英国では日常茶飯事です。(そのあいだに、なおる病気も治らなくなりますが、ここでは、医療とはそんなものらしいです。タダほど高いものはありませんね。)



おおっと、話が大幅にそれてしまいました。
消費税が、どんなものにかけられていて、どんなものがかけられていないのかは、調べれば調べるほど、訳分からなくなります。

例えば、英国人大好きのビスケット(クッキーですね)は、消費税は免除されています。(ちなみに、こっちの人はビスケットを紅茶につけて食べるのが好きです。おせんべいをお茶につけて食べるのと似た感覚でしょうか)ところが、チョコレートがかかっているビスケットには、20%の消費税がかかります。しかし、ケーキ(スポンジケーキとか)は、免税対象になります。


びんぼー人による、びんぼー丸出しのレシートを参考に、英国の消費税について、びんぼーなりに考えてみたいです。


このレシートは、4商品買ったときのものです。三番目のアイテムは、M' Savers Chocolate, このスーパーマーケットの独自の安いブランドのチョコレートです。100gのミルクチョコレートで、30ペンスです!(1ポンド=100ペンス、1ポンド=約145円)羨ましい安さだと思います。私も超安いので、喜んでよく買ってしまいます。でも、よーくレシートを見ると、チョコレートに消費税がかかっているのが分かります。

2013-02-15 23.19.38

下半分で、消費税がかかっているか、かかっているならいくらかかっているかが、分かります。下から三行目の意味しているのが、このチョコレート三個分です。

A 20.0% (消費税の%) £0.75(実際の価格, ポンド表示) £0.15(消費税) £0.90(税込み価格)

なんと、本当のチョコレートの価格は、たったの£0.25つまり25ペンス!

衝撃的な消費税!なんとこのレシートの上から4番目の商品は、クリームキャラメルというプッチンプリンに似たデザートですが、こちらは免税対象です! ちょっと不思議ですよでね、チョコレートは嗜好品で課税対象って。ビスケットと同じように、お茶のお供としてもスナックとしても、英国人はよく食べている食品なんですけど。


さて、次のレシートは、やはり某スーパーマーケットの極安ブランドのコーヒー、そしてペットボトルのコーラ飲料です。コーヒーは免税、コーラには20%かかります。

2013-02-15 レシート1



次のレシートで、消費税がかかっているのは、石鹸です。
食料品ではない、生活必需品には、しっかり消費税がかかるのです。もう、訳がわかりません。

2013-02-15 レシート4


こういうレシートの不思議を見てしまうと、日本のようになんにでも消費税かける方法も面倒がなくてアリかな、とも思います。最近でも与党がパイのテイクアウトに20%の消費税をかけようとして、大騒ぎになりました。パイといっても、ビーフパイやポークパイ、チーズとオニオンのパイなど種類はいろいろ。英国人にとってはおにぎりのように、ちょっと急いでいる時に食べられるランチにもなる食べ物です。


本当は、食品のみならず石鹸やシャンプー、洗剤などの日常品も、日本で非課税になることが好ましいと思います。しかし、どの食品が必需品か嗜好品かの分類で国民の意見が一致するのは、ほぼありえそうにない、という現実が見えてきます。


さて、消費税が上がる時、どうなるのでしょうか。せめて100円均一や古本屋は、免税対象になって欲しいです。


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