加齢臭という概念が根付いていない英国

先日の夕方、連れの仕事の関係の方と会うために一緒に外出しました。
帰宅時間がかなり遅くなる予定なので(連れは早寝早起き、しかも英国人なのに殆ど酒類をたしなまないので、夜の外出が大嫌いです)、外出前に入浴して帰ってきたらベッドに直行する、と言いました。


冗談ではありません。
連れが風呂に一晩入らなかっただけで、冬でも寝室が加齢臭で充満するして大変なことになったことがあります。
この陽気のいい季節に外出して人ごみに揉まれて汗かいてそのまま寝てしまったら、どんなことになるやら。
「帰ってきてから風呂に入って」と半ば命令。
連れは、嫌々ながらも従ってくれました。


加齢臭という概念が広まっていないこの国では、連れは私の鼻が利きすぎる、と文句を言います。
「自分はそんなに臭くない、ちゃんときれいにしている」と。
「(すごっく最低限だけど)きれいにしているのは分かってる。年齢的なものなんだから、仕方ない。私も臭くなってる」と、説明します。
とりあえず、加齢にともなって体臭がきつくなることは教えているのですが、本人の鼻が悪いのか臭いに対してとても鈍感です。
私は、基本ズボラでいい加減なのでそこまで臭いに敏感ではないのですが、連れの経験からすると『尋常ではないほど良い鼻の持ち主』だそうです(なぜ?)。


でも、夜の繁華街に出かけてそのまま布団に入るって、臭いとか臭くないとか以前に「気持ち悪い」と思うのです。
英国では、おおやけの建物の内部は全禁煙なのでそうでもありませんが、以前はパブでもカフェでもライブ会場でも喫煙家と一緒にいて、髪の毛や服に煙草の臭いがしみついて風呂(シャワー)無くては眠れませんでした。
(現在、パブやレストランの前には椅子とテーブルがあって、喫煙家はそこで吸いながら飲んだり食べたりします。なので、多少の煙草の臭いは自然についてしまいますが)
私と一緒に暮らし始める前は、『一般の英国人』のように毎日風呂かシャワーを使う習慣がなかったようでした。
こっちの人は、普通に当たり前のように毎日水を使って体を洗わないで平気なんですよね、夏でも。


ちょっと暑くなってくると、寝室でキャンドルを灯してからベッドにつくことが多くなります。
連れが先に寝ると、寝室がそのおっさん臭さに満たされるからです。
スプレータイプの芳香剤だと、むせることもあるし、結局匂いを足すだけで臭いを消したりごまかしたりすることって難しいと思います(英国のトイレには、スプレー型芳香剤が置いてあることもある。前の方が、用を足した後スプレーすると、両方の臭さが強力に残ります。日本のトイレのように、脱臭機能をつけて欲しいです)
キャンドル(匂い付きが特に好き)は、自然に加齢臭に対応してくれます。


今夜も、寝る前にキャンドルを灯すと思います。
一方、同居している猫のおっさんは、加齢臭も今の所無く、可愛いままでいてくれます(ちょっとお口の臭いはきつくなってきましたが)。


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No title

ぷうままさんが日本に帰国した際に、加齢臭に対応している消臭下着(おっさん用)や、柿渋石鹸とかお連れさんに何気に渡したらどうでしょうか?

襟足や耳の裏から加齢臭は強くでるらしいので
その辺をよく洗うよう教えてあげたりとか。
ぷうままさんも色々考えていらっしゃるとは思いますが
参考になったらいいなと思いました。

No title

私も匂いに匂いを重ねるのは好きではありません。
もっと強烈になっちゃいますものねぇ。 (^▽^;)
だから香りの無い消臭剤をおいたり、殺菌消臭のスプレーをシュシュっとしちゃいますよ~。
今はペットにも安心なものが出ているので助かりま~~す。
匂いの元は、自分の匂いに気が付かないものですよ~。 ( *´艸`)

鍵コメさん

猫は生まれながらにきれい好きですから、えらいですよ〜。
こっちの人は、マメ(特にBaked Beansというトマト煮のマメの缶詰)がお通じとかにいいって言うかな?
連れのお通じは快適です。
運動せずにいい汗をかかないのが加齢臭を悪くする理由のひとつということで、連れもこのパターンだと思います。

なかなか治んないわよ〜。

ドラゴさん

どうもありがとうございます。

でもね、簡単には治んないわよ〜。
にゃんこさんは、きれい好きでお手入れ上手。
うちのおっさんは、まったくその逆。

なっつぱーさん

そうそう、本人は気付きにくいですよね。
絶対に臭くない、と認めようとしない。
それに、英国のメディアが加齢臭というものが存在していることを教えてくれないから、そんなものがあるという概念が生まれない。
ファブリーズでしたっけ?
あれはこっちでも売ってます、かなりいいらしいですよね。
もっと悪化したら、使ってみよっと。

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鍵コメさん

残念ながら、うちはもいろいろあります。

ヘンな英国人とか英語が母国語の男性、いっぱい見てきました。
とんでもないですよ、麻薬や酒に溺れている人は多いし、浮気も普通だし、妻や彼女の友達に手を出すし、稼いだお金は自分のもの。
日本人女性と結婚しても、妻の職探しや趣味のためのクラスや英語学習に金を払わない英国人男性とかもいますよ。
責任感とか、全くないです(だから源氏の君は、なんだかんだ言って偉いと思う)。
日本人男性のほうが(概して)しっかりしてます。