愛猫ぷうのいないロンドンなんて、つまらない。

私自身が移民だけど、やっぱり移民に厳しくして欲しいって思う時ある

専門家による世論調査が大はずれした先週の総選挙の流れをうけて、本人達もびっくりの一党独裁の地位を獲得した保守党はマニフェストを守って欧州連合(EU)への加盟の是非を問う国民投票が実現するかも知れません。
大企業は勿論、ほとんどの中小企業も欧州連合から脱退するのは絶対に反対。
東ヨーロッパからの移民は反対、とか言っても、多くの英国民は欧州連合からの脱退のリスクは多分わかっていると思うのですが。
本気で欧州連合から脱退する気のある人は実は少数派で、実際は条例を変えたり欧州連合の影響力を小さくしたいだけ、だと思うのですが。
(想像と個人的見解です)


実は、私ももうちょっと欧州連合どうにかして欲しい、と思っているので、国民投票には賛成なんです。
英国という連合のなかで重要な国のひとつが国民投票するぞ、というだけで、他の加盟国もいろいろ考えるだろうし、国民投票をする気運が高まる国もあるだろうし、脱退への運動がさかんになるかも知れません。
欧州連合は、どんな国でも離脱して欲しくないので、変革が必要だと認めることになるでしょう。
ちょっとは、変えて欲しいと思います。


数年前、欧州連合に属する西ヨーロッパ出身の友達がいました(英国ロンドンで知り合ったお友達です)。
彼女は、欧州連合に属する東ヨーロッパ出身の彼氏ができた、と私に報告してきました。
欧州連合の加盟国の国民は、他の加盟国への移動、移住、仕事、勉強云々の自由が認められて、「ほぼ」その加盟国の国民と同じように待遇されます(選挙権はないけど)。
その友達も、その東ヨーロッパ出身の彼も、その「自由」を使ってロンドンで巡り会って恋に落ちた、というわけです。
最初は一緒に喜んだのですが、それもつかの間のこと。
数週間後、彼女と再会した時、その彼は今刑務所にいる、という話をききました。
事実関係がよく思い出せないのですが、何かで捕まったか単なる道端での尋問だったか何かの偶然で、その東ヨーロッパ出身の彼は何かしらロンドンの警察官との接触があったそうです。
それで、英国の警察はその彼が出身国のお尋ね者であることを突き止めます。
某東ヨーロッパの国がその彼を送り返して欲しい、という要請をしていたので、ロンドン市内にある刑務所でその時まで待機している、ということでした。


友達いわく、
「彼は何も悪いことなんかしてないって言っていた。(英国に来る前、出身の某東ヨーロッパの国で)酔っぱらって間違えて友達のジャケットを持ち帰ってしまっただけだって。某国の警察は人権なんか無視だから、なんとか英国に滞在できるように弁護士に相談しているみたいなんだけど」
付き合いはじめて間もないので、彼女にとってはかなりショックだったのではないでしょうか。
それでも、刑務所に会いにいったりしていたみたいです。
ただ、友達の所有物(ジャケット)を盗んだくらいで英国の刑務所に送還されるのか、私はちょっと信じられませんでした。
そのくらいの軽犯罪では、英国の警察とか真面目に動いてくれない、という話をきいたことがあります(強盗とかに遭った人が、警察が役に立たなかったと文句言ってました)。
その某国では、そのくらいのことでも刑事事件として扱ってくれるのでしょうか。
他の国に逮捕の協力を申請するって、よほどの凶悪犯とか再犯の可能性があるとかではないのですか?
それから、そんな犯罪を犯した人が外国に軽々と移動できたのは、どういったわけでしょうか。
(欧州連合の加盟国のあいだでは、その加盟国の市民の移動や仕事は自由です)


私は、彼女からきいた話を勝手に解釈しました。
(つき合い始めてまだラブラブな彼女に、現実を見ろよ、とか、それってなんかおかしくない、とか、言える勇気はありませんでした)
某東ヨーロッパの国の出身の彼は、某国で重大な犯罪に巻き込まれたか、かなり凶悪な犯罪に関わっていた、としか答えようがありません。
(英国で犯罪を犯しているのなら、某国への強制送還はありえず、英国で裁きを受けることになるのでそれはあり得ない)
仮に、彼の主張が半ば本当だとしても、酔っぱらったら犯罪を犯すような人、ということになります。
「友達のジャケットを持ち帰った」という話をふくらませると、その場を立ち去る前にその友達に重傷を負わせたから現地警察が彼の行方を追っている、というのなら、なんとなくしっくりします。
彼女には口が裂けても言えませんでしたが、その彼に暴力的な犯罪の経歴があるなら、このままつき合っていたら将来的に彼女がDVの被害者になる可能性もあったかも知れない、と思います。
その彼は出身国に無事強制送還されたそうです。


ところで、英国では子供やVulnerable adultsと関わる仕事やボランティアの仕事は、犯罪歴がないことを証明(あるとすれば、それでもその仕事に適しているという証明が必要)しなくてはなりません。
Vulnerable adultsとは、大雑把にいうと高齢者、病気の患者さん、メンタルヘルスを含め障害のある方など、病気や障害によって弱い立場にいる方々のことを指します。
医療サービスや福祉のサービスに関わるスタッフに対して、英国では犯罪歴チェックを行います。
つまり、社会的に体力的に弱い方々が虐待や金銭面の搾取などの被害をスタッフから受けることを最小限に食い止めるために、この犯罪歴チェックをしているようです。
以前、このVulnerable adultsと直接触れ合う仕事をしたので、私もこの犯罪歴チェックをしたことがあります(勿論犯罪歴なんてないよー)。
しかし、これは英国の警察の記録のみのチェックです。
つまり、外国人などは、以前住んでいた国の犯罪歴までは基本的に調べてくれない、ということです。


万が一出身国や他の国(欧州連合の加盟国であっても)で犯罪歴があったとしても、なんとか英国に移住してしまえば英国で犯罪歴が無い限り、医療や福祉や教育関係の職についたりボランティアスタッフになれる可能性があるらしいです。
以前、知っている人が小学校の教師希望の男性からセクハラを受けました。
その人は、某アフリカの国出身です(多分、難民)。
その手口からするに、その男性は全く犯罪という意識も罪悪感もなかったということです。
彼に英国で犯罪歴がなく、そのセクハラの加害者であることが紹介状に書き記されなかったら、その男性は今頃小学校で子供達を教えているかも知れません。


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コメント
No title
怖い、こわい。。 犯罪歴チェックっていうのは、イギリスだけのものしか判明できないんですね。 しりませんでした。 EUというだけで無職でもイギリス入国OK.、かたや、イギリス人と結婚してても、パートナーがEU外だと、ある一定の所得や貯金がなければビザがおりない。 変、絶対変。。

ぷうままさんのいわれるように、政治家や経済界の人たちはEU脱退反対。 でもスコットランドのように、国民投票する意義あるよね。 トーリーちゃん、ちゃんと実行してほしい。。
2015/05/17(日) 05:42 | URL | mikenoko #-[ 編集]
No title
こんにちは

う~ん、利点も欠点もありので、
お話しのような制度の欠点は恐ろしいですね。
改善すべき点ですね。他国に移住の場合はそう言った履歴の確認書類の確認にパスしなければ認めないとかね。
2015/05/18(月) 02:37 | URL | ドラゴ #-[ 編集]
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このコメントは管理人のみ閲覧できます
2015/05/18(月) 05:14 | | #[ 編集]
mikenokoさん
トーリーちゃん、うけたwwww
最初、誰かと思っちゃった。
これから使わせて頂くかも知れません。
その時はよろしくお願いしますm(_ _)m

移民関係、謎多過ぎですよね。
学生も移民に数えるって、それはないんじゃない? 大学側で反対意見を訴えているところもあるらしいけど。
英国人と日本で結婚したのに一緒に英国に移動できないって、人権に反しないの、って思ってしまう。
トーリーちゃん、日本人の学生さんと英国人の配偶者に優しくして〜!

2015/05/18(月) 06:53 | URL | ぷうまま #-[ 編集]
ドラゴさん
実際には、悪いことしている外国人ってごく少数派なんでしょうけど、けっこういろいろ怪しいハナシ聞きます。
以前はEUってホントにいいなー、と思ってましたが。
いろいろありますよー、ギリシャの問題もあるし。
2015/05/18(月) 07:01 | URL | ぷうまま #-[ 編集]
鍵コメさん
いきつくところは、人口問題、高齢化社会、少子化ですねー。
でも、少子化をとめるよい手段が、ないよー。
私も若い時からケッコンとシュッサンって、興味がなかった。
何故そうだったんだろう?
日本では、そういう人が多すぎるんでしょうか。
都心は大変そうですね。
農村部は、若い人が出て行ってしまって高齢者ばかりのところが多いと言いますし。問題だらけ。
そうそう、香港の方も、少子化進んでいて学校とか幼稚園がスッカスカとか聞いたことあります。
2015/05/18(月) 07:12 | URL | ぷうまま #-[ 編集]
No title
怖いですよ、ぷうままさんの言いたいことがよーく伝わってきました。

私が時々思うのが「日本の少年法」です。
残忍な中学生事件やらサカキバラ、、、
彼奴らが「更正して?」福祉の仕事とか就いたらどうなるの?
その頃に高齢者のワタシ達は、施設内で虐待か?

あー、いやだ。過去の犯罪歴は国際間の照会が必須です。
この愛の盲目彼女には、わからないだろうなー。
2015/05/19(火) 07:56 | URL | Sabimama #cbwYL0zY[ 編集]
Sabimamaさん
う〜ん、日本の場合どうなんだろ?
そうなる可能性もあるの?
英国では、未成年の犯罪もこういった職につく場合は考慮されるはず。
こういったハナシはもうちょっと、あとでブログに書きますね。
あ、書けない分もあるかもwww
その時は、また何かの機会で。
2015/05/20(水) 07:02 | URL | ぷうまま #-[ 編集]
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愛猫ぷう、17歳の2016年7月、英国のEU離脱の衝撃が冷めないときに旅に出てしまいました。ぷうのいないロンドンで、なんとか適当にぐーたらに生きていけるように、ちょっとはがんばらなくちゃなぁ。

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