FC2ブログ

子供博物館 おもちゃは社会の鏡

子供が社会の鏡なら、その子供の遊ぶおもちゃはまさに社会や世相を反映しているはずです。


こんな玩具、現在では発売禁止。
人種差別が当たり前だった頃のおもちゃ。
子供博物館で飾るには、どういう訳か問題ないようです。
2015-01 子供1



鎖でつながれたクマのぜんまい仕掛けのおもちゃ。
フランス製でうさぎの毛でできているとか。
こうやって、クマを拘束して自由を失わせ、パフォーマンスをさせていた時代があったそうです。
て、ちょっと待ってよ、そんな話聞いたことあります。
トルコ周辺では、今でもクマの牙と爪を抜いてダンスさせるって。
動物愛護団体がキャンペーンをしていたので、覚えています。
ヨーロッパでも、そんな動物虐待をやっていたのではないですか。
とにかく、痛々しい。
この訪問でこの博物館で見たなかで、一番見ているのが辛いおもちゃ。
2015-01 くまが



そして、ドールハウス。
個人的に、好きなんですよ、ドールハウスって。
昔のドールハウスは、シルバニアファミリーと違って中国の工場で大量生産されていないし、ほとんどはきっと職人さんが手作業で仕上げたものなので、その価格を考えると恐ろしくなります。
でも、当時は多くの子供達はこんな立派なソファーに腰掛けること無く、こんな豪華な花瓶に花を生けること無く、おもちゃどころか靴にも困り、食事を欠くこともある生活を強いられていた、そんなことを考えてしまいます。
ドールハウスは、富の象徴。
2015-01 子供5


このドールハウスは本当に良く出来ていて、椅子やドア、時計といった小物に至るまで縮尺がほぼ正確。
だから、かなりリアリティーがあります。
個人的に一番感心したのが、こちらのドールハウス。
遊びたい、というよりは、住みたいほどの出来映え。
2015-01 子供6


ここまでくると、ジオラマの域に達しています。
装飾品やランプ、壁掛けまで精巧。
ここまで職人技を発揮しているドールハウスとしては、これが一番かな。
2015-01 子供3
一体、ビクトリア時代にどれくらいの子供達がこんな豪華なおもちゃを手にすることができたのでしょうか。


にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へ
にほんブログ村
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

No title

こんばんは
ドールハウスって規格が決まってるでしょう。
結構はやったことがあって、やってみたかったです、
洗面具とか細かいのが可愛くて、、
江戸のもあるのですよ。お人形さんが、島田ゆってたり、
後は江戸の指物で、、あれは凄い高いし、佳く出来てる。

No title

こんにちは、ぷうままさん

ブログを興味深く拝見しました。でも、分からない事があります。
人種差別の問題は重く触れにくいことなのですが、質問があります。
なぜなぜ?の質問攻めなんですが教えてください。

一枚目の写真が、なぜ、人種差別なんですか?
黒人の人形だからですか?それとも、隣の白人の人形のお供になってるとか?
ただ単に人種の人形だけなら差別にならないのではないか、
とか考えてしまいました。
よくわかりませんが、
その国や人種の特長を形どったのが人形のような気がするんですけど。
なぜ、その写真の人形が差別にあたるのか?とかが
知りたいです。

hippoponさん

江戸時代のもの、見たことあります。
この頃のものは手作業でしょう?
凄いスキルと情熱ですよね。
工場制に移行する前の作品は、アートとかジオラマとかの括りのほうがしっくりくます。
ドールハウス始めたら、是非ブログにも書いて下さい〜^^

ドラゴさん

ハッキリ言って、私もよく分かりません、人種差別のことは。
ただこういった人形(日本だとダッコちゃん人形とか)、消えましたよね。
差別のことは本当に分からない事だらけで、英国では黒人系のサッカー選手にバナナを投げつけるフットボールフーリガンがいるそうです。
これが『人種差別』にあたるとのこと。
猿を真似たジェスチャーをするのも同じ。
文化圏が違い、日本猿のいる国で育った私にはまったく意味がわかりません。

ドラゴさんはフランス滞在中、そういった経験とか疑問をもったことありませんか?

No title

こんにちは

日本なら日本人の特徴をもった人形だし、白人なら白人の人形がその国で売っているはずなのに、なんでだろう?
黒人の国では黒人の人形ではないのだろうか?

サッカーのバナナの件は、わかります。黒人をサルに見立てて「お前らは人間じゃない」と言っているんですよね。猿真似しかり。そしてイギリスには、その昔、それを逆手にとってバナナダンスで有名になった黒人ダンサーがいたはずです。
それでジャングルでバナナでも食ってろって意味の差別なんでしょうね。

差別に関しては、日本で暮らしているよりは考えさせられる問題ですね。
アジア人蔑視の露骨な差別はスペインやイタリアの方がつよいのでは?しかもそう言った人々は知的階級が低いだけの話し。(そもそもそういう事なんだろうけど)
後は世代によるとかね。

フランスでは、感じませんでした。周りの環境に恵まれていたのだとおもいます。
友人の受けたひどい話はききましたが。

逆差別はありますね。日本人のパスポートが空港で有利に働いたりしました。中身に目を通す事も無く質問も無く入国がフリーパスです。
フランスでは、日本人というだけで不動産屋や公共のライフライン設置などには、有利になりました。
先人達の日本人としての行いに対する信用やジャパンマネーのおかげだと思います。

イギリスに行くと、黒人の人たちのついている職業が限られていて、何となく差別がみえました。
アメリカもひどいですね。

ドラゴさん

コメントありがとうございます。
とても勉強になります。
黒人系のスペイン人とポルトガル人に英国で会ったことがあるのですが、二人とも英国のほうが差別が少なくてよい、と言っていました。
しかし、二人とも当時は学生。
職種や住む場所によっては、今頃とんでもない差別に遭っているかもしれません。

No title

ちびくろサンボの童話も差別になるって、挿絵が変わったような・・・。
懐かしいカルピスのラベルも人種差別にあたるということで変わってしまいました。
島国に居ると、そういうことに鈍感になってしまうんでしょうか。
でも海外の映画なんかでは、十分な時代認識も無く誤解ばかりの日本の姿もあるようなのになぁ。
人形やヌイグルミ、ドールハウスまで、時代背景を考えると楽しいことばかりではありませんね。

友人は若い頃夫婦でイギリスに旅行に行って、アパートを借りて1ヶ月くらい滞在して観光したそうです。
その際、日本人だからか列車の切符を買うのに後回しにされたり、横柄な態度をとられたとか。
公共の期間でもそういう事があるんかと驚いた覚えがあります。

なっつぱーさん

日本にもいろいろな差別があるけど、差別の種類がちょっと違うと思います。
歴史的背景を見ると、本当にすごいから。
短期とか学生だと、差別を感じることも少ないと思いますが。
こっちではマクドナルドの店員だって横柄で礼儀のできていない人が多いです。
住む場所と職場、職種、学校でもコースによってホントにさまざま。
だいたい、どのあたりが日本人にとって辛いかが何となく分かってきましたが、最近ますます差別がひどくなっている感じは否めないです(移民が増えすぎたから)。