愛猫ぷうのいないロンドンなんて、つまらない。

女性器切除をしないように訴える広告

とあるショッピングセンターのトイレを使用したところ、個室のドアの内側にこんなポスターが。


2014-07-07 toireno doa


2014-07-07 toire doa2


黒人と思われる少女の顔のアップとともに、
Be the mother who ends female genital mutilation in your family
と、右上に書かれています。

Female Genital Mutilationとは女性器切除のことです。
(説明するだけで血の気が失せるので、こちらの女性器切除のウィキからお願いします)
今でもアフリカを中心に広く行われる風習です。
「あなたの家族で女性器切除をやめさせる母となりましょう」と。
英国では女性器切除は違法にあたり、この広告も英国の子供への虐待の問題に取り組んでいるNSPCC(National Society for the Prevention of Cruelty to Children)という慈善団体が出しています。
(日本では地方自治体が受け持っているような福祉の仕事は、慈善団体が請け負っていることが多いです。慈善団体というよりは、法人団体とかそんな感じですね)
アフリカ系の移民の多い英国、特にロンドンは移民が多く、このショッピングセンター付近もアフリカ系黒人や地中海から中近東のイスラム教徒も多いエリアです。

自分の子供に女性器切除をさせてしまう家族はまだまだ多いと聞きます。
旅行がてらに自分の国に行った時に子供にさせるとか、英国でも女性器切除を隠れてやっている人を探してさせるとか。
まだまだ犯罪という意識が薄いようです。

以前、とあるトレーニングコースを受講したとき、参加者の一人のアフリカから来た女性が「私は自分の娘には女性器切除をさせなかったわ」と誇らしげに語っていました。
女性器切除って遠くの国の話で実感がなかったのですが、現実の問題だとそのとき初めて気付きました。
ということは、そのアフリカの女性も自身が女性器切除を経験したということです。
街中を歩いているとき、アフリカ系の女性を見るとふと「彼女ももしかして?」と思うようになってしまいました。


ぷうは去勢したよ、お医者さんで。
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コメント
No title
こんにちは。

血の気がひきました。
余りの事で、、
ショックもありますが、
此処に一人、それを知った婦人が出来ました。

ろんぷうさん、ありがとうございました。
2014/07/08(火) 13:58 | URL | hippopon #-[ 編集]
No title
悲しいことですね。
自分の受けた儀式を娘にもしてしまうという考えは、女性自身にもその行為を正当化させるほどの歴史があるのですね。
ずっと以前に、この儀式のことを取り上げたテレビ番組を見たことがあります。
女性の立場は、いつまで経っても男性の付属物の様ですね。
誇らしげに語った女性。
そういう人ばかりになるとイイですね。
2014/07/08(火) 16:56 | URL | なっつばー #-[ 編集]
No title
「切除されて」という本を以前読みました。
7歳でそれをして、13歳で強制結婚させられた、聡明なセネガルの女性が書かれたものです。
結局、男主体の〈儀式〉のようで、驚愕モノでした。
そんな国が、そんな時代が、と戦慄しましたが、それを廃絶する運動が世界規模で行われていても、やはり、まだ…。
見知らぬ相手との強制結婚でさえ(少女が)未だ[常識]な社会のようです。
2014/07/08(火) 23:12 | URL | エム #-[ 編集]
ぷうままさんへ
書きづらい内容ですが、・・・書きます。

この悪しき風習は、男の勝手な思い込みによる
処〇性を保つためとか、性〇帯を切除することによって貞〇観念を保たせるとか、女性の尊厳や存在を無視した悪です。フランスはアフリカ移民が多く、法律で禁止していますが
隠れて行わせている人々が多く問題になっています。

教育が大事なのはもとよりですが、そういった行為に残忍性を感じずに実行する事自体異常ですよね。

男の割礼とは意味が違う。なので、割礼と女性器切除は区別するべきだと、訴えている女性保護団体があるとききました。まったくもってその通り。

地域によっては、女性器を縫いつけて、それを切り裂くのが新郎でその残忍な行為を行うことによって男とみとめられるとか、キ〇ガイとしか思えません。
いずれにせよ、その儀式によって命を落とす女性が多いとのことです。

命からがらイギリスに渡って、見出されファッションモデルになったアフリカ出身の女性は、儀式の前日の晩に母親が父親から逃がしたそうです。サバンナをさまよった末、イギリスまで行きつけたらしいです。

こんな事はこの世からなくなるべき悪です。
2014/07/09(水) 01:31 | URL | ドラゴ #-[ 編集]
hippoponさん
本当に、ちょっとだけ読んだり聞いたりするだけで、貧血おこしそうになります。
早く少女達がこの苦悶から解放されますように。
2014/07/09(水) 06:32 | URL | ぷうまま #-[ 編集]
なっつぱーさん
一度風習になってしまうと、廃止するのがなかなか難しいようですね。
「当たり前」だから、きっと善悪とかの観点から考えられないと思います。
アフリカの女性は強い、とよく言われます。
こういう背景があるのかもしれませんね。
強くならなくてはならない理由が。
2014/07/09(水) 06:39 | URL | ぷうまま #-[ 編集]
Re: No title
その本のこと、聞いたことあります。
今現在でもエリアによってはまだまだ広く行われている習慣だなんて、信じられません。
それより驚くのは、英国で長いこと暮らしている家族が、そんなことを娘にする必要もない新しい環境でも強要してしまうこと。
2014/07/09(水) 06:46 | URL | ぷうまま #-[ 編集]
Re: ぷうままさんへ
そういったことが普遍に行われている共同体で育ってしまうと、異議を唱えるのは困難だと思います。
ヨーロッパ等への移民の方には、気付いて欲しいものです。
しかし、英国でも移民が多いので、アフリカ系の多い職場はアフリカ系ばかりになってしまいがちだし、結局人間関係がそれほど広がらないとなかなか変えて行くことは難しいのかも知れません。
(結婚式とかお葬式とかに出くわすと殆ど同じ文化のグループの人ばかりで集まっているので、文化を越えた交流と友情って産まれにくいようですね)
2014/07/09(水) 06:59 | URL | ぷうまま #-[ 編集]
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愛猫ぷう、17歳の2016年7月、英国のEU離脱の衝撃が冷めないときに旅に出てしまいました。ぷうのいないロンドンで、なんとか適当にぐーたらに生きていけるように、ちょっとはがんばらなくちゃなぁ。

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