元ロックミュージシャン、ペドフィリアの罪を認める

最近の英国は気持ちが悪くなるようなニュースにあふれていて、陰鬱な気分にさせられます。


ここ数日、英国のニュースは奴隷状態に置かれていた三人の女性の救出とその犯人の73歳と67歳の夫婦(英国に60年代に移り住んだインドとタンザニア出身のカップルで、毛沢東主義者といわれている)を連日にわたって報道、言葉では説明できない不快感を味わいました。ロンドンの住宅密集地で、30年もその女性達は誰にも気付かれることなく、その夫婦の思うがままに心を操られ自由を奪われていたのです。


先月、84歳と68歳の夫婦が当時10歳だった少女をパキスタンから人身売買の末自宅に閉じ込めていた事件の有罪判決がでたばかり。この少女は10年間にわたり犯人の男性から性的暴行も受けていたといいます。


そして今日、去年12月に一歳の子供への強姦を計画していたなどの未成年への性的虐待(ペドフィリア)の容疑をかけられていたウェールズ出身のロックバンド、ロストプロフェッツ(Lostprophets)のヴォーカルのイワン・ワトキンスがとうとう罪状を認めました。


こういう事件がニュースになると、やはり心のどこかで「これは何かの間違いでは?」と思いたがる自分がいるようです。日本でもニュースになったと思いますがテレビ番組の司会や慈善活動で長年国民に愛されていたジミー・サビル(Jimmy Savile)の死後、障害をもった少女を含む未成年への性的虐待が暴露されました。それ以来、警察は本気を出して未成年への性的虐待の捜査をしています。ニュースのヘッドラインを見るだけでも気持ち悪くなるようなこともしばしば。


英国のテレビドラマCoronation Street で有名な俳優Michael Le Vell(といっても、このドラマ全くみたことがないんでこの俳優さんもまったく知らなかったのですが)も、ペドフィリアの容疑をかけられて裁判沙汰になりました。しかし、証拠不十分のうえ被害者の供述は信憑性に欠け、周囲の友人知人過去のガールフレンド含めこの俳優さんにペドフィリアの性癖があるとの証言もなく、見事に無罪を勝ち取りました。
この俳優さん、こんな容疑かけられて世間から疑われて裁判でプライベートなことなんでも証言しなくてはならなくて、大変な思いをしたことでしょう。


だから裁判が終わるまで勝手に犯人呼ばわりするのも危険すぎます。
しかし、一度容疑をかけられてしまうと裁判も始まらないうちから「犯人」とメディアに扱われてしまう。有名人の場合、仕事続行は殆ど不可能になります。


ロストプロフェッツのバンドのメンバーも既に解散を表明しています。
イワン・ワトキンスへの起訴が明らかになってから一年近くたつのでファンは覚悟を決めていることと思います。
イワン・ワトキンスへの判決が出るのは12月18日ということで、その時にもっと詳しく彼の罪がおおやけになることでしょう。
といっても、今日明らかになったイワン・ワトキンスの犯罪の詳細だけでもう充分、といったところです。


個人的には、ロストプロフェッツは名前を知っていたくらいのバンドです。
以前はMTV2(ロック専門チャネル)をBGM代わりにかけっぱなしにしていたこともあったので、それで知っていました。(でも、音楽的に好みではなかったらしい。曲まったく思い出せない)
ロストプロフェッツはそこそこ成功していて、来日も果たしています。
2008年にはサマーソニックにも出演したようです。
しかし、もしこれが自分が好きだったミュージシャンだったりしたら、これほどショックなことはないと思います。



今回のブログでは、意図してニュース先などへのリンクは一切貼りません。
興味がある方は、心して記事を探して下さい。
読むだけで辛くなります。



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コメント

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No title

吐き気がしました。
狂っています。
自分の異常さを自分で悩むなら良いけど、
他人(幼児)を巻き込むのは、やめて欲しい。
その心の傷は生涯消えない。
たった一度であろうと、思いつきであろうと、
償えない罪となる。。。
それを気がつかないバカで愚かな男ですね。

Re: No title

今日わかったニュース。
4年前に元彼女が警察に訴えていたようです、言動があまりにも危険すぎるので。
でも証拠がないから、ということで警察はとりあってくれなかったとのこと。
巻き込まれた女性達は、皆ファン。
被害者はまだまだいると見て警察は彼女達に連絡をくれるように訴えてます。
(日本にもいるでしょうね)

No title

こんな男にもファンが、、、いるのね。
つけあがりますね。

闇の子供

南国タイでは時々、年配の白人男がつかまることがある。

東南アジアの児童買春はずいぶん根が深いらしい。
性的な事に厳しいキリスト教圏で彼らは本領を発揮できず、はるばる南国までいくのだろうか?

児童買春の問題を扱った「闇の子供達」という映画がある。
貧困ゆえに売られた子供たちは、最後はエイズになってゴミのように捨てられる。
そんな中、宮崎あおい演じる日本人NGOスタッフは、病にかかったタイ少女に優しくキスをする。
救いようのない生を生きねばならない少女が、唯一救われるシーンである。

残念ながら、この映画は重すぎるのか、ほとんどヒットしなかった。
多くの人ににぜひ見てほしい映画だ。

Re: Sabimamaさん

まあ、ファンだった、と過去形で。
ふつうミュージシャンというだけでもてますからね。
この男は英国のセレブな芸能人彼女もいたというから、しかも二人も。
コワイ。

Re: 闇の子供

いつもコメントありがとうございます。
しかもcoffee plusさんのコメントいろいろ情報とかも豊富で楽しみにしてます。

そんな映画があるのですか。
素晴らしい映画だと思うし興味もあるけど、今観るのは辛い。
というか、やっぱり観たくない、と思う。
これって、逃げてることかな、問題から。
キリスト教はもう関係ないと思う。
ワタシより聖書に詳しくない人だっていっぱいいる。
倫理の問題。
それから、ここには日本と違って草食系男子は皆無に近い。
つき合ってないと同性愛者か変態と思われるらしい。
それにこっちの女性は無意味に積極的、男より積極的です!