愛猫ぷうのいないロンドンなんて、つまらない。

The Saatchi Gallery(サーチ・ギャラリー )に、また行った

近代アートは、そんなに得意ではありません。
以前は好奇心とか一応教養とか知識としてよくギャラリーとか行っていたけど、この歳になると東京ディズニーリゾートのほうがよくなってしまって。(東京限定です。キャストさんが大雑把なユーロディズニーランドとかは、夢壊れそうで行くのが怖いです)
それなのに、嬉々としてロンドンにある近代芸術の大御所的Saatchi Gallery(サーチ・ギャラリー )に出かけたのは、もう一度経験したいアートがあったからです。10年以上も前、まだSaatchi GalleryがSt John's Woodというところにあった時訪問して以来のことです。


Saatchi Galleryは、チャールズ・サーチという英国若手の芸術家を育てていることでも有名な人物の個人コレクションを展示した美術館です。コレクションは、近代アートといっても1990年代以降の芸術家が発表した作品が主です。
有名な近代アーティストの作品を楽しめるのはTate Modernという美術館になります。


こちらが入り口です。あ、ちなみに入館料はタダです。
英国の数少ないいいところ。多くの博物館や美術館が無料。素晴らしいですよね。
(でも歴史的な建物や城、お屋敷は入館料かなりかかります)
2013-08-23 さーち


では、さくさく見学していきましょう。
ちなみに、大きなバッグ等は観覧中持ち歩くことが禁じられていますが、荷物は地下で無料で預かってくれます。


近代アートは、展示するのにかなりのスペースを要したりします。
2013-08-23 てーと5




近代アートは、日本のテレビ局の大道具さんの仕事場にいるような勘違いさえさせてくれます。
2013-08-23 さーち6
(手前にあるのは音楽番組のセットで、奥にあるのはバラエティ番組用?)




紙袋を使ったアート。
日本人ぽい発想かと思ったら、アーティストが本当に日本人でした。
照屋勇賢 (てるや・ゆうけん)さん、沖縄出身ニューヨーク在住。
肉眼だと分かるのですが、紙袋の奥行きも遠近感を演出して「木」は立体的に見えます。
2013-08-23 ふくろ1

上から見たところ。
2013-08-23 ふくろ2






人だかりができていたので、本当に人間が入っているのかと勘違いしました。
2013-08-23 さーち5



ギャラリーに来て疲れている人の後ろ姿ではありません。
これも、アート!
「ど、どうかしましたか?」なんて、つい声をかけたくなる。
2013-08-23 さーち3




さて、これらは序章にすぎません。
私の目的は、地下にあるこのROOM15の向こう側。
ここで〜す!

2013-08-23 うぃる2


黒いオイルが床一面に張ってあるだけ。
そのオイルが、光を反射して上下シンメトリーのコントラストを産み出します。
オイルに反射した窓からの光は白く映り、しかし白い壁はオイルに反射されず黒いまま。
線と光がかもしだす不思議な空間。
2013-08-23 うぃる6
(もちろん、油臭いです。火気厳禁)


この黒オイルの海の中に、ちゃんと歩道があるんです。
この中に入ってこの「感覚」味わえるんです。
これが、私がここに来た目的。
あの、なんともいえない、自分がアートの一部になってしまったかのような、感じ。
視覚に惑わされて、足元がすくわれるような、未知の感覚。
2013-08-23 うぃる3


え?
2013-08-23 うぃる4


ええっ?
なっ、なんと立ち入り禁止!
2013-08-23 うぃる5


ショック。
このために来たようなものなのに。
あの「感覚」をもう一度体験したくて、楽しみしていたのに。



安全のために、立ち入り禁止になったのか。それともいたずらするような人が多かったのか。



残念。
ちなみにののオイル作品は、Richard Wilsonというロンドン在住の英国のアーティストの作品。
サーチ・ギャラリー の象徴的な作品です。
2013-08-23 うぃるそん



余談。
ギャラリーショップに、なにゆえか金色の招き猫が。
中華料理のお持ち帰り専門店などによく置いてあります。
最近は、「おしゃれ」な置物になっているのでしょうか。
2013-08-23 さーちみあげ


オイルの海の中をもう一度歩いてみたいなあ。



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コメント
No title
残念でしたね、誰かイタズラしたのかもしれないですね。せっかくの芸術が半減。。でもこれは面白い、オイルの海私も体験してみたいです。個人的に繊細な紙袋アートがかなり好きです。
ちなみに私は東京ディズニーランドに行ったことがないのですが、ユーロの方に行ったらお察しの通り夢が壊れた感じでした。パレード終わったグーフィーがダラダラスタッフオンリーのドアに向かって歩いてて、子供無視してましたよΣ(゚Д゚)
2013/08/31(土) 08:42 | URL | なもこん #-[ 編集]
Re: No title
やっぱりユーロディズニーは、そうなんですね〜。
筋金入りのディズニーファンにとってユーロも楽しいみたいだけど。
体験型のモダンアートはやっぱり体験してこそ!
あのオイルアートは、テーマパークみたいな未知の体験ができますよ〜。
日本だと地震があるから展示はムリと思います。
2013/09/02(月) 06:45 | URL | ぷうまま #-[ 編集]
ぷうままさんへ
こんにちは
素晴らしい!
人型のものはちょっと気持ち悪いですが、あのおばあさんのやつは、出川(やばいよやばいよの芸人さん)のマネかと思ってしまいました。

日本人の作品は、繊細ですね。ただ、繊細すぎてスキがない。そんな風に感じました。

オイルアート。近代建築物を見ているようです。
本物のオイルを使っているところが、
テロ等いろんな事を含めて考えても、アートには寛大というところなんですかね。

早く開放されるといいですね。面白そう。
このオイルの上にはゴミとか浮いていないんですか?
空気中の塵とか。
運河はほったらかしでも、アートの管理は潔癖なんでしょうか?
「ふっ」と考えてしまいました。
2014/04/12(土) 13:20 | URL | ドラゴ #-[ 編集]
Re: ぷうままさんへ
出川哲朗さんですかっwww

オイルに浮かぶ埃くらいは気にしないでしょうね。
掃除するの、大変だし。
まともに食器も洗えない(ゆすぐという文化がない)国ですから、潔癖な人とか完璧主義者は海外はかなり住むのが苦しいところですよね。
病院とかどうなっているのか、もう考えたくもない〜。
2014/04/13(日) 06:21 | URL | ぷうまま #-[ 編集]
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愛猫ぷう、17歳の2016年7月、英国のEU離脱の衝撃が冷めないときに旅に出てしまいました。ぷうのいないロンドンで、なんとか適当にぐーたらに生きていけるように、ちょっとはがんばらなくちゃなぁ。

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