愛猫ぷうのいないロンドンなんて、つまらない。

都市伝説じゃないくて

とある慈善団体のボランティアのトレーニングに参加した時のことです。


最初に簡単に参加者が自己紹介しました。名前と、なぜこのボランティアに参加したいのか、など。だいたいボランティアに参加したい人というのは、女性のほうがだいたい割合が多いようです。16名参加のうち男性はたったの3名。その中の一人は中年の白人の英国人でした。年金生活者になってボランティアに参加する男性はけっこういますが、この男性はまだ現役世代。かなり珍しいタイプの参加者だと思いました。


「私の名前はXXXです。フリーメイソンのメンバーなので、会のほうに相談すれば募金をこちらのプロジェクトにまわせるかと思いますが。」


お〜、フリーメイソンの会員さん!
本当にあるんですね、フリーメイソン。とある日本のテレビ番組で都市伝説を特集でしかフリーメイソンを知らないので、なんだかわけもわからず感動。


しかも堂々と自慢するかのように公で発表。その短い自己紹介のなかでフリーメイソンの団結力と財力を示唆する発言。欧米ではフリーメイソンの会員であることは社会的ステータスのある証だと聞いたこともあります。確かにこのおじさん、話から察するにかなりよい教育を受けてそこそこの仕事をしている様子。英国の中産階級さりげなく自慢を入れてくるタイプが多いのですが、このおじさんは直球ストレートタイプ。トレーニングが終わってお開きになると、参加者ひとりひとりに握手を求めてきました。さすがに『友愛』の団体の会員のおじさん。


ところで、このボランティアの仕事に関してかなりの問題があると判断したので私はまったく参加してません。あちらからも何の連絡もありません。


このトレーニングを受けた段階では、このプロジェクトはまだ正式には始まっていない状況。とりあえずボランティアを集めトレーニングしているだけ。しかし、個々のボランティアに対しての対応は非常に悪いという印象。


例えば、ボランティアのスーパーバイザーの数は600人のボランティアにつき一人だけになる予定とのこと。つまり、何か問題が起こっても相談する人がいない、連絡しても何も返ってこないかも知れない。しかもこのプロジェクト、ボランティアが自分で場所を見つけてそこで一般のかたに向けて一時間あまりの講習を行うという内容のもの。肩書きもないような単なるボランティアが、図書館やカフェや小中学校に行って場所を確保しろという。地方の小さな街ならともかく、ロンドンのような大都市で場所を無料で一時間も提供してくれる学校や図書館がそんなにあるのでしょうか。


とにかく目標はひとりでも多くのかたに講義を受けてこの問題に対する意識や知識を持ってもらうことなので、ボランティアへのいろんな面でのバックアップが疎かになっているように感じました。ボランティアによって行われる講習内容やそのレベルに対するチュックや評価、再トレーニングやアドバイスするシステムも無し。公の場でなくても家の中で家族や友達に講習したのも数にいれるとか。こうなると、もうただの数遊びにしか思えません。受講者の数を目標まで達成しようと、素人目にみても少な過ぎる予算でやるので無理難題だらけのようです。少なくとも、成功に導くにはかなりの時間がかかりそうです。


この慈善団体のプロジェクトのサイトでは、まだ予算が増加したり大規模な寄付を受け取ったという話はありません。




にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へ
にほんブログ村




スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

ぷうまま

Author:ぷうまま
愛猫ぷう、17歳の2016年7月、英国のEU離脱の衝撃が冷めないときに旅に出てしまいました。ぷうのいないロンドンで、なんとか適当にぐーたらに生きていけるように、ちょっとはがんばらなくちゃなぁ。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR