I love you の使い方

スーパーマーケットでぷらぷらと買い物をしていると、6歳くらいの男の子がケーキ売り場の前で固まっているのを見かけました。


こういう光景は英国でも日本でも同じですよね。
子供達は親にお菓子とかお気に入りの食べ物を買ってもらおうと、頑張ります。
(もちろん、どこにでもおねだりなどせずにいい子にしてお買い物につき合う子もいるんですけど)


この男の子、目標となるケーキを決めると近くにいる母親に声をかけます。

「おかあさんん、このケーキ買ってくれる?」
と、可愛らしく優しくアピール。
更に一秒ほどの間をとって、
「I love you」
と、母親に。


そっか、I love youってこういう時に使うんですね!
「買って買って買っておかーさ〜ん、このケーキ買って〜」
なんて言って駄々こねるお子様達、戦略を変えてみましょう!
「お母さん、これ、買ってくれる? お母さんのこと、ホントに好きだよ〜」
と言ってみましょう!
(騙される親はいないと思いますが)


英国人は、なんでもかんでもI love you。
家族と電話で話していて、電話を切る前に言うのがI love you。「じゃ、またね〜」の代わり?
恋人にもI love you。「浮気許せ〜」の代わり?
なんでもいいからとりあえず家族、恋人、配偶者にはI love you。「独りにしないでね〜」の代わり?
とにかく、挨拶代わりのI love you。意味なんて殆どない。
日常生活の中で、親子の絆を深めたり、ロマンチックな環境を作る必要なんて、ないですね。


それが分かっていても、あんまり軽くloveって使うから逆に使われるのが嫌なんですよ。心が全くこもっていないような気がして。やはり真摯な言葉は真摯な状況のなかでたま〜に聞くから胸にジンとくる。私はそういうタイプの人なので。


以前、日本人のことをちょっと知っている英国人に反論されました。
「でも、やっぱり人間関係のなかでこういう言葉を掛け合うことは大切なんだよ。日本の文化ではあまりしないかも知れないけど」


日本語では言われなくても感じるものね。愛されている、大切にされているって。
やはり古いタイプなのかも知れないけど、私は言葉にできないものを大切にしたいので。


その男の子は、I love youって言ってお母さんにちゃんとケーキを買ってもらってました。
ものを買ってもらいたい時は、私もI love youって使ってみようかしら。
(私を知っている人は、そんなこと言ったらどん引きするでしょう!)



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コメント

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No title

やはり文化の違いですね。
海外にいると、自己主張もはっきりしますね。
意思を明確に伝える、曖昧な言い方がなくなるから、
キツイ、、、とも思われるかな?
日本には日本の生き方、がありますよね。
私も日々勉強ですよ。

Re: No title

人にもよりけりだけど、自己主張強すぎ〜。
ただ上手に主張できるかどうか、ですよね。感情的にならず、冷静に、しかも相手を気遣いながら。やはりこれは一種のスキルが必要で。
私下手すぎです。