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中国人の妻を『日本人』と失言してしまった英国外相



英国の与党、保守党のEU離脱問題をめぐるすったもんだで、どういうわけか保健大臣(たいして評判もよくなかったのに)から外務大臣に昇格してしまった(人材不足?)ジェレミー・ハント氏、就任早々世間を笑かしてくれました。


中国での外相会談という重要な席で、「私の妻は日本人」、と。
奥さん、実は中国人なんですけど(しかも子供も三人もいるというのに)。
すぐに言い直しましたが、時既に遅し。
会談のホスト国、中国と、そしてなにより中国人の奥様に対する二重の意味での失言。
教養がなかったり高学歴でも外国に対して関心の薄い高飛車な英国人にとっては、『日本も中国も一緒』という偏見を事実としておりますが、高学歴のインテリで在日経験もあるハント氏みたいな方でさえ言い間違えることに、ちょっとショック。




いや、逆にこのケースは、在日経験があるからこその言い間違えかも。
ジェレミー・ハント氏は、若い時に日本で英語教師をつとめて、日本語も堪能であるという『日本通』の政治家。
やはり日本での若い時の体験って、面白くて刺激的で忘れられないものなのではないでしょうか。
こういった公の席で、妻を日本人と言い間違えてくれること、ちょっと嬉しかったりもします。
ハント氏の在日中、彼と関わった日本人の方々がよい人ばかりだったのでしょう。
(その時の日本人の彼女が忘れられないのかも〜?)
ま、このケースは、例外中の例外、でしょうね、偏見とか無知とか差別から出た発言ではありません(と、信じましょ)





ところで、英国での滞在が長いと、一度くらいは「ホントは日本人女性が好きなんだけどチャンスが無くて中国人/ベトナム人/タイ人等々と一緒になったのでは」という(ヘンタイがかった、たいしたことない)英国人に遭遇しうることがあると思います。
そういう英国人男性って、一度日本人女性となんらかの弾みでつき合ってしまって、それがよくて(多分外国人とつき合うと男友達に自慢できるし、英会話がネイティヴ並みではないので卑語も殆ど使わないから品の良さを勘違いできるしケンカもそれほど激しくならないし)、そして英国人女性にモテなかったりすると、日本人女性はそれほど数がいないので対象を広げて東アジア圏出身の女性好きになってしまうようです。
(ちょっとイケメンだったり、スペックが高い場合、英国人女性その他がわらわら寄ってくるので、そのまま一緒になることもあります。ドラッグとかアルコールの問題がある場合やちょっと人格障害っぽくないかという英国人は、やはり外国人女性と一緒になる可能性高いかも)


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"Mad dogs and Englishmen go out in the midday sun"



日本が異常気象。
早過ぎる梅雨明け、西日本の歴史的な豪雨、酷暑、そして、今週末には台風が上陸する可能性が高い、と。
10年以上前に観ていた火山か地震関連の英国のテレビ番組で、専門家が「日本は自然災害のディズニーランド」と表現していました。
地震、噴火、台風、それほど多彩な災害が体験できる『ディズニーランド』。
(英国では、それらはほぼ無いもの。ちょっとした小型の地震で大騒ぎで大ニュースになるくらい、幸せ)
更に亜熱帯化している日本。
今年の日本は、本当にどうなってしまうのでしょうか。
とにかく、皆様の無事と動物達が安全にのこの夏を乗り切ることを祈るばかりです。


英国も、今年はちょっ違う。
6月下旬から気温が高く、雨がほぼ降らない。
多くの芝生が枯れて、茶色化している公園。
明日は、ロンドンでは34℃に達すると、気象予報。


英国人といえば、太陽が大好き。
暑い夏が大好き。
尋常でないほど、好き。
他の多くの国民が木陰を求めたり涼をとったりするような暑さと日射しのなかでも、庭や公園に帽子も被らず出ては『夏』を堪能する。


そういった英国人の習性っていうものは、やはりこの昨今に始まったものではないようです。
戯曲作家、俳優、歌手等、マルチな才能に恵まれたによるNoël Cowardによる、Mad Dogs and Englishmenという名曲がこちら。




1931年に発表された、コミカルに英国人を皮肉った歌です。(注:このビデオは戦後のものです)
Mad dogs and Englishmen go out in the midday sun
気が狂った犬とイングリッシュ人は、真っ昼間の太陽の中外にでる。
他の国の人達は、そんなことしないというのに。
(狂ったわんこさんなんていないでしょうから、基本イングリッシュしかそんなバカなことしないってことですね)


大雑把にいうと、そんな歌詞の歌。
暑くなると、よく連れがこのラインを引用するのです。


明日、34℃くらいになっても、嬉々として外にでちゃう英国人、まだまだいるんでしょうね。




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歌詞

In tropical climes
There are certain times of day
When all the citizens retire
To take their clothes off and perspire.

It's one of those rules
That the greatest fools obey
Because the sun is far too sultry &
One must avoid its ultra violet ray.

The natives grieve when
the white men leave
their huts because
they're obviously,
definitely nuts.

Mad dogs & Englishmen go out in the
midday sun. The Japanese don't care to.
The Chinese wouldn't dare to. Hindus and
Argentines sleep firmly from twelve to
one, gut Englishmen detest a siesta. In the
Philippines they have lovely screens to
protect you from the glare. In the Malay
states there are hats like plates which the
Britishers won't wear. At twelve noon the
natives swoon, and no further work is
done, but mad dogs & Englishmen go out in the midday sun.

Such a surprise
For the eastern eyes
To see,
That though the English are effete,
They're quite impervious to heat.
When the white man rides
Every native hides
In glee.
Because the simple creatures hope he
Will impale his solar topee
On a tree.

It seems such a shame
When the English claim
The Earth,
That they give rise
To such hilarity
And mirth.
Ha, ha, ha, ha, ha, ha, ha, ha,
Hoo, hoo, hoo, hoo, hoo, hoo, hoo, hoo,
He, he, he, he, he, he, he, he,
Hm, hm, hm, hm, hm, hm.

Mad dogs and Englishmen
Go out in the midday sun.
The toughest Burmese bandit
Can never understand it.
In Rangoon
The heat of noon
Is just what the natives shun,
They put their Scotch
Or Rye down
And lie down.
In a jungle town
Where the sun beats down
To the rage of man and beast,
The English garb
Of the English sahib
Merely gets a bit more creased.
In Bangkok
At twleve'o'clock
They foam at the mouth and run,
But mad dogs and Englishmen
Go out in the midday sun.

Mad dogs and Englishmen
Go out in the midday sun.
The smallest Malay rabbit
Deplores this foolish habit.
In Hong Kong
They strike a gong
And fire off a noonday gun
To reprimand
Each inmate
Who's in late.
In the Mangrove swamps
Where the python romps
There is peace from twelve to two,
Even caribous
Lie around and snooze,
For there's nothing else to do.
In Bengal,
To move at all
Is seldom if ever done.
But mad dogs and Englishmen
Go out in the midday sun!

「ロンドン市長はテロリスト」「は?」



某地方都市から来た白人系英国人の方々にお会いする機会がありました。
彼らは、私の英国人の連れの昔の知り合いが紹介してきた人達です。
地方在住なので、ロンドンに足がかりが欲しく将来的にそこからビジネスを広く展開するのが夢(だから、紹介されたのでしょう)。


連れが、そのグループのなかでも一番年齢の高い(四十代かな?)方と会話していたら、どういったハナシの流れか、とんでもないことをその中年男性が口にしました。
「ロンドン市長って、テロリストだよな」
は?
市長が、テロリスト???


二年前、新しいロンドン市長が選出されました。
新しいロンドン市長さんが選ばれました
選ばれたのは、パキスタン系の生まれも育ちもロンドンの生粋のロンドンっ子、労働党で国会(下院)議員のサディク・カーン。
ロンドンは左派の労働党のほうが右派の保守党より支持が高いし、サディク・カーンは党内でも実力を買われていたのか影の内閣も務めていた議員。
だから結構知名度はあったと思うし、労働党の公認候補だし、当選して当たり前だったので、何が問題なのか当時はまったく分かりませんでした。


そんなに、イスラム教徒というだけで、偏見と差別の対象にしたい人達がいるのですか?


私はその地方出身の中年男性に詰め寄りました。
「テロリストだなんて聞いたことがない。何が証拠だというの?」
「いくらでもそんなことは探せばでてくるよ、あいつがテロリストだって。みんな知っていることじゃないか」
「じゃあ、なぜ彼は逮捕されないの?」
「政府がかばって隠しているからさ。あいつらはみんなテロリストをかばっている」
「何を見ればそんなこと書いてあるの?」
「どこでも見つかるさ。あいつは以前にテロリストの弁護をしていたんだぞ。テロリストの弁護をしているんだから、そりゃテロリストに決まってるだろう」
「仕事じゃないの? 弁護士は頼まれれば弁護するのが仕事でしょ。それなら殺人犯の弁護士は、殺人犯だっていうの?」
云々。


ま、この中年男性、知識の無さと偏見と差別に満ちた態度をあらわにしました。
弁護士の仕事が何かさえ知らない、ニュースも見ていない、新聞も読んでない、ネットで都合のいい極右的な(日本でいうところのネトウヨ的な)嘘の情報をかじりまくったといった感じ。
それよりも、そんな『知識』をロンドンに着た時に、ロンドンのパブで、ロンドン在住の人の前で、当たり前のように言い、恥じ入ったり謝罪しないことが、非常に大問題。


その時は会話が妨げられたので、後に彼は私に言ってきました。
「君を怒らせてしまったかもしれないが、僕には僕の意見を言う権利があると思うんだ」
いや、あなたが怒らせているのは、私ではなくロンドンでしょ。
サディク・カーンを選んだロンドンでしょ。
それより、それは『意見』とは言わない。
きちんとした情報源を提供できない限り、それは『偏見』とか『差別』とか言われる。
この中年男性は、自分の『偏見』が『事実』と思い込み、『発言の自由』を主張する。
そして、そういったことを発言してしまった自覚さえ持てないのならば、連れと私は『こんな人達』に協力してロンドンで彼らにビジネス展開を手助けできそうな方々を紹介することを拒否せざるをえないでしょう。


帰宅してから、早速彼のフェイスブックをチェック。
幸いなことに、差別的な発言はなし。
ただ、それもフェイスブックの友達が少なく、更新も多くないから安心はできない。
連れは、彼らのビジネスに興味がありそうな人を紹介するつもりでいたけれど、多分、もう、無理でしょう。
連れもかなりショックだったようです。
あそこまで露骨な差別発言に出会うこともそうなかったようだから。
(しかも、彼らがやりたがっている『ビジネス』関係者とは、ほぼ労働党支持者のリベラルばかりで、成功すればいろいろな人種や多彩な文化と触れ合うことになる)
ロンドンに来て、そんなネトウヨ暴言して無事でいられるわけはないのに。
信頼されない、相手にされない、バカにされる。
そのことにすら気付けない、可哀想な人。


イスラムフォビア(イスラム恐怖症)を、こんなに間近で体験したのって、はじめて。
イスラム教への偏見があるのなら、ロンドンなんかに来ないほうがよいのに。
ロンドンの人口の8.5パーセントがイスラム教なんだから。
イスラム教徒といっても、いろいろいるのにね。
テロに共感する人は、ごくごく少数派でしょ。
大抵のイスラム教徒は、差別されたりハラスメント受けたりして、辛い思いをしてそれでも頑張っているというのに。


人間って、怖い。
差別って、怖い。
差別感情はなくならないという悲しい現実



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オスプレイが旋回するロンドンの空



日本のニュースとかで聞いたとこはあったのですが、まさかこの目で見ることがあるなんて。


本日7月12日夕方(6〜7時くらい)、オスプレイがロンドン(北部?)の上空を旋回していました。
あの、いろいろ問題が多いけれども性能が優れていることで有名な米国軍輸送機オスプレイが。


いや〜、バカなのでその時はオスプレイとは分からず、「見馴れない軍っぽいヘリコプターみたいなものが飛んでいる〜、なにこれ〜」でした。
それよりも、その街を振動しかねないほどの騒音にびっくり。
ヘリコプターは、ロンドンではしょっちゅうなにかと飛んでいるので慣れっこですが、これは全く違うタイプの騒音。
その音は低く、重く、骨にまで響いてくる。
そのあまりの不快な音に、立ち止まって空を不安そうに眺めている人々。
オスプレイは、かなり低空を三機群れをなして飛んでいました。
なんだか、戦争でも始まるのではないかと思わせるような、非日常な光景。
まるでSF映画の一シーンのような、ハルマゲドン的な、なにか悪いことが起こることを予感させるような、手が届きそうなほど低空を飛んでゆくオスプレイは、穏やかなロンドンの空とは不釣りあいでした。


私の連れなんて、写真撮っていたようです。
帰宅したら、ふたりで早速この話題で大盛り上がり。
連れは写真を見せてくれたけど余りよい写りではないのでアップできませんが、残念ながら。
写真なんて滅多に撮らないこの人がわざわざカメラを構えた、それほどの『事件』だったのですよ、ロンドンでは。


なーんてね。
アメリカのトランプ大統領の来英にともなう、警備と護衛のためのオスプレイの飛行。
ただそれだけのことらしいんだけど。
こっちとしては、正直、びっくりしてコワかった、それだけ。



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暑くても日射しが強くてもへっちゃらな英国人


暑いです。
ロンドン、最近、バカのように暑いです。
とはいえ、30℃越えているというほどのことでもなく、湿度も日本の夏に比べたらたいしたことなく、夜はとりあえず気温下がるし、日本の猛暑に比べたら天国のはず。
なんですけどねー、なんといってもこの国は全てが冬仕様で考えられているから、過ごしにくい。
風通りを無視した家と窓の構造なので、なかなか熱気が逃げない。
家は熱を逃がしにくいレンガ造り。
だから一度暑くなったら、なかなか気温が下がりにくい。
最近は、交通機関やお店やレストランでも冷房がはいっているところが多くてほっとしますが、そんなのこの数年の変化。
ちょっと前までは、店に入るとムンっと暑く、地下鉄はサウナ状態。
今年は、6月下旬から快晴で26〜28℃くらいの日々が続き、疲れてきました。
(たいてい6月の下旬は雨が多く気温が低いと相場が決まっているのです。それで、6月最後の週末に開催されるグランストンベリー・フェスティバルは、雨で地面は泥、寒くて常に最低の状態というお約束。今年はフェスティバルには最高の6月下旬だったのに、そういう時に限ってグランストンベリー・フェスティバルは開催されてませんでした。さすが)


ところで、英国人の体感温度って、あるんでしょうか?
うちの英国人の連れは、22〜25℃以上だと『暑い』と感じるようです。
が、この『暑い』という感覚は、28℃でも、32℃でも、35℃でも、たいして変わらないようです。
ふつうに考えて、25℃と30℃って、かなり違うんですけどね。
数年前、36℃くらいを記録した時も、その変化に気付くこと無し。
(というか、気温を数字で表しても、分かんないんだよねー、英国人、物事を数字で取り扱うことに苦手過ぎ。
メタボのくせに自分の体重とか、血圧とか、全く数字で覚えられないって、どんだけオバカさんなのか)
そういえば、その36℃になった日のニュースで、暑いので外で太陽の日射しを浴びながらミーティングを開いている或る会社の様子が放映されていました。
36℃で、太陽の下で、ミーティングって。
『暑さ』と『日射し』が不快になるという感覚が、ほぼ無いようです。


幸いにして、連れは暑いのが好きではないので、外出は控えるタイプ。
(暑かろうが、寒かろうが、気持ちのよい秋晴の日でも、外出嫌いですが)
多くの英国人は、暑くなると外に出たくなるようです。
しかも、炎天下の太陽の下。
熱中病とか、ほぼ考えない。
28℃の昼間、帽子も被らずに、太陽がギラギラした(とはいえ、緯度が高いので、日本の太陽よりはちょっとおとなしめ)なか、公園の芝生の上で本読むとか、そんな人も多い。
それって、荒手の修行か罰ゲームですけどね、日本人からみると。


暑いのが好きなのか、気温の変化を感じにくい体質なのか。
長年いると、この人達は単に鈍感なのかなー、と思っています。
ちょっと、羨ましくもあります。
(寒さにも鈍感な英国人? 温度に敏感でない人達



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