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ブリテッシュエアウェイズは、やっぱり二度と乗らない

英国を代表する航空会社、ブリテッシュエアウェイズ(大英航空)が、大変なことをしでかしてくれました。
英ブリティッシュ・エアウェイズ運航再開 影響は継続、復旧急ぐ
コンピューターの障害のために、27日にはヒースローとガトウィック空港からの出発をキャンセルという異常事態が発生しました。
27日は土曜日、週明けの月曜日が祝日なので三連休でもあったので、ホリデーや家族に会うために飛行機を予約していた方も多かったと思います。
こんなにも簡素な理由で、世界に名だたる航空会社が全便をキャンセルしてしまった事件に、思わず不謹慎ながら笑ってしまいました。


過去にこんなことがありました。
ブリテッシュエアウェイズの思い出
多分ファーストやビジネスクラスのサービスはよろしいのかと思いますが、エコノミーでは最悪の体験をしました。
着陸が見事なまでに失敗、あるいは技術不足だったために、乗客から私を含めて悲鳴がおきたほどのひどい揺れだったのに、説明と謝罪なし。
元ソビエト連邦とか言われた国の航空会社のほうが、はるかに安全でした。
というか、こんな着陸、体験したことない。
パイロットの皆さん、なかには元軍隊だったり、しっかりした訓練受けて経験積んでいる方が多いんだから、こんなことはありえるわかはない。
でも、それが起こったのがブリテッシュエアウェイズでした。


今回は、コンピューターの故障か何がが原因の混乱です。
でも、全世界見渡して、どの大手でも格安航空会社でも、パリでもカイロでも出雲の空港でも、コンピューター使っていてそこまで大きな損害を出すような故障を起こしたことは無いでしょう。


なんなの、この英国って国を背負っているこのブリテッシュエアウェイズという会社は。
英国の会社、ヴァージンアトランティックは、サービスもよく、ロンドン発の食事はまずかったりするけど、乗務員の態度もよく、エンターテイメントのサービスも充実していて、とても好きだったのに。
90年代の時、はじめてヴァージンに乗ったとき、日本人男性の客室乗務員がいました。
男性の客室乗務員は、欧州の航空会社では多くいるのに日本人では見たのが初めてで、嬉しかったです。
しかも、英国人の同僚と仲良くジョークかましていて、なんだかほんわかした気持ちにさせてくれました。
そのヴァージンは、もう日本には飛んでくれない(涙)。


文句言いながらも同じ会社やサービスを使用し続ける英国人が多いのですが、今回評判を落としたブリテッシュエアウェイズもすぐに英国人の客が戻ってくるのででょうか。
(私は、ブリテッシュエアウェイズは金輪際御免です)


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あの大人気テレビシリーズ『ツイン・ピ―クス』が戻ってきた〜!

ツイン・ピークスが、26年ぶりに始まりました。

ツイン・ピークスは、映画監督のデヴィッド・リンチと作家/脚本家であるマーク・フロストが総指揮をとって1990年〜1991年にかけてアメリカにて放映されたテレビドラマ番組で、1992年にはその前日譚映画『ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間』が公開されました。
デヴィッド・リンチ監督の不可思議でミステリアスな世界観が炸裂したその作品は、女子高校生の殺人事件というありきたりの話をオリジナルな作品に仕上げ、カルト的な人気を博しました。
エヴァンゲリオンとか、進撃の巨人とか、考察ものが好きで見終わった後もずっとモヤモヤした気持ちで楽しめる方には、絶対オススメです。


それから、無駄なエピソードが多いというか、変わったキャラがよく出てくるというか。
それでもちゃんとミステリー/サスペンスものとしても成立。
若かりし日、ツイン・ピークスの訳の分からない世界に、すっかりハマってしまいました。


脇役のキャラで特に好きだったのは、この二人。
リンチ監督自ら、FBIの捜査主任を演じています。
これが何故か補聴器をしていても難聴に悩み、常に大声で喋り周囲を辟易させる役。
そして、おとり捜査のため女装してからすっかり女装が自然になった捜査官(後にテレビドラマシリーズ『Xーファイル』で主役を演じたデイヴィッド・ドゥカヴニーが好演)。
その女装が完璧で色っぽくて、感動さえ覚えます。



最新のエピソード1&2、早速観ました。
想像を越えて、はるかにホラーの要素が濃いです。
そして、リンチ監督のシュールでミステリアスな世界は、更に更にその不可思議さを増していました。
ツイン・ピークスというと、主人公であるクーパーFBI捜査官のドーナッツとかチェリーパイを用意してブラックコーヒーと共に食べながら観るのが『王道の見方』でしたが、1&2ではコーヒーだけで充分です。
ネタバレ、行きます。
















・丸太おばさん(ログ・レディ)、丸太のメッセージを伝える。
好演した女優のキャサリンさん、2015年に亡くなっているの。直前に撮影したのかな。なんだか泣けます。ありがとう、感動を与えてくれて。

・クーパーのドッペルゲンガーが、『現世』のほうで存在している。
本物のクーパーは、ブラックロッジに閉じ込められたまま。

・相変わらず、デヴィッド・リンチらしさがよく出ていました。
チワワを抱えた太った女性が、隣の部屋から異臭がすると警察に届けるのですが、その部屋の鍵を求めてのエピソードが、全く無意味で冗長で会話が破綻したりしていて、ウケる。すごい。

・なんだかいろいろ殺人が起きる。
残酷なシーンもある。

・クーパーのドッペルゲンガー『悪い方のクーパー』が、嫌すぎる。

・アンディーとルーシーの子供は、男の子でした。

・精神科医のジャコビーは、やっぱりアヤシいまま。

・ローラ・パーマーのお母さんは、やっぱりヘビースモーカー。

・ベンジャミン・ホーンは、マトモになったのかな?
弟のジェリーは、相変わらずうざいヤツだけど。

・ジェイムズと一緒にいた男の子は、誰でしょう?
ジェイムズの息子?
緑の手袋は、何とため?
ジェイムスがバイクで事故にあったらしいけど、どういった事故だったのか、誰か同乗していたのか。

・シェリーには、娘さんがいるみたい。

・ロードハウスのバンドが、いまいち。
オリジナルより、ずっとずっと話が暗く重くミステリアスすぎるので、これくらい軽いポップのほうがいいのかも。

・オードリーは、まだ。



ついでに、エピソード3&4も。
・ちょっと笑えるシーンが増えてくる。

・精神科医のジャコビーは、やっぱり凄くアヤシい。

・『悪い方のクーパー』、吐く。
(何を吐いたんだっ?)

・オリジナルの『善い方』のクーパー、現世に出現。
Dougie Jonesという人と入れ替わる。
Dougieは『製造』された、って、誰/何が、なんのために?
『悪い方のクーパー』が吐いた時に、Dougieも吐いていた。
こんなに嘔吐シーンの多い作品は、『明日のジョー』以来かも。

・『善い方のクーパー』、朝食の席でコーヒー吐き出す。

・殺人はなく、残虐シーンも減り、ホラーもゆるくなる。
エピソード1&2が、ジェットコースターの最初の大きな急な坂といった感じ。
エピソード1&2で緊張しまくったせいか、3&4が物足りなく感じたほど。

・ゴードンの補聴器が改善されていて、ほぼ普通に会話ができる。
つまらん。

・FBIのアルバート、出演。
俳優さんのミゲルさん、今年の一月に他界。ありがとう。

・エピソード最後のスタッフロール、毎回違うバンドが演奏するみたい。
なんだか、もう、飽きた〜 
それなら、ジュリー・クルーズでいいよ〜

・ボビーは、保安官〜

・ツイン・ピークス保安官事務所の平均年齢が、ちょっと高過ぎないかと、心配。

・4エピソードたっても、まだまだ出演していないキャラが。

・ドーナツを食べながらの視聴は、やっぱりまだ無理かな。

・新出演リストを見て、ナオミ・ワッツはクーパーの妻役だとずっと信じきっていましたが、正確にはDougie Jonesの妻でした。
(ローラ・ダーンが妻って、ちょっとリアリティーが無い〜)

・オードリーは、まだ。



ざっくりと、こんな感じです。
ブラックロッジのシーンとか、『不可思議』な現象やシーンは説明不可能或は説明するがの面倒すぎるので、ほぼ省きました。



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英国人あるある

♪英国人あるある早く言いたい〜
♪英国人あるある早く言いたい〜
♪英国人あるある早く言いたい〜


♪英国人あるある早く言いたい〜
♪英国人あるある早く言いたい〜
♪英国人あるある早く言いたい〜



♪英国人あるある早く言いたい〜
♪英国人あるある早く言いたい〜
♪英国人あるある早く言いたい〜



♪キモイ人に限って、初対面でも挨拶と称してキスとかハグとかしがち〜
(某お笑い芸人さんのネタをパクらせていただきました)



ホンットに、生理的に無理そうな人ほど、ほっぺにキスとかハグとか、してきます。
やめてくれよ〜、です。
挨拶のキス/ハグも、セクハラに入れて。
キス/ハグされても平気そうな英国人男性は、あんまりしつこくないのか、異文化の人との交流が多いのか、シャイなのか、人間関係に対して焦りがないのか、さわやかなのか、初対面では滅多にしてきませんね。
だいたい、問題を起こす人は最初からハグしてきたり触ってくる等の『接触』があるので、要注意です。



連れの仕事関係の知り合いで、スコットランドに住んでいる『好青年』といった雰囲気の童顔中年おっさんのイングランド人がいます。
4、5回目に会ったとき、初めてお別れハグしてくれて嬉しかったです。
それから、来月連れの知り合いに初めて会う予定です(イングランド中部出身)。
この人はガイジン馴れしていて、飄々としている感じで、ハグ無いほうに100ポンドくらい賭けてもいいです。
安堵。


あ、女性のキス/ハグは全く平気です。
文化/人種/宗教越えて、嫌な思いしたことないです。
このあいだ、スーパーで誤ってぶつかってしまったら相手の方が「ごめんね」と謝りながら私の腕を軽く触れてきました。
そういうのも、気にならない。
男性はねー、そうはいかないよねー。

(にゃんこさんは、男のコでも女のコでも、もふもふ大歓迎です)


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ヨーロッパに、羨望

やっぱりヨーロッパっていいよな〜
先週土曜日に生放送していたユーロビジョン・ソング・コンテストを観ていてつくづく思ってしまいました。


このユーロビジョン・ソング・コンテストというのは、1956年から始まったヨーロッパ各国による歌の祭典で、年一回開催されています。
ヨーロッパというわりにはイスラエルもいるし、サッカーではアジアではなくヨーロッパに属するトルコも違和感なく参加してるし、冷戦後は東欧諸国が次から次へと加わって、いつの間にか太平洋にあるオーストラリアまでちゃっかり当たり前のように歌手を送り出しているという、謎多き歌のお祭りです。
前年の優勝国が開催地となるのが定例で、今年はウクライナだったので、案の定、ロシアが出場しませんでした。


過去には、有名歌手が出演して真の意味で欧州におけるポップミュージックの祭典だったようです。
が、それもかなり前の話。
大抵のファンにとっては、司会者のわざとらしい台詞まわしや、安っぽい歌手達や、阿呆くさい踊りや、うざったりパフォーマンスにツッコんで楽しむコンテストのようです。
ユーロビジョンソングコンテストが笑って馬鹿にし合う音楽の祭典にいつ変化したのか知りませんが、ファンがいるのも確か。
私も、過去5年くらい全く観ていなかったのに、たまたまテレビつけていたらやっていて、ヒマだったのでそのまま見続けてしまいました。
この『やすっぽい曲』に魅せられて。
大昔に流行った曲の十番煎じくらいのポップミュージックに、呆れたり笑ったり。
それでもがんばっている歌手やダンサーさんに時には感激したり、どうしてこの歌手が選ばれたのか考え込んで頭痛おこしたり、ヨーデルとラップ音楽のコラボに開いた口が塞がらなくなったり。
その余りの安さに、優勝したり高得点を得ることが果たしてそれほど意義のあることかさえ、疑ってしまうのです。


今年の優勝者は、Amar Pelos Dois(英語ではLoving for both of usという意味だそうです)という歌を歌ったポルトガルのサルヴァドール・ソブラル (Salvador Sobral)さん。
ユーロビジョンソングコンテストとしては、珍しいタイプの音楽で、ジャズをベースにした美しい曲。
セピア色の古い映画の、街路樹を抱き合うように歩く恋人達を思わせるような、なんともオシャレでロマンチックな歌。
これには、全ヨーロッパがうっとりしてしまいますよねー。

(サルヴァドールさんの歌い方が気持ち悪く生理的に受けつけられず自ら歌の雰囲気をぶち壊して台無ししていることに関しては、触れないでおこうと思います)


こういった浅はかでバカバカしくて超安い文化を分かち合ってツッコみ合える近隣諸国が四十国以上もあるって、幸せなことだと思います。
東アジアでは政治的に文化的に、なかなかこうはいかないので残念です。


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『チャールズ三世』〜 チャールズ皇太子がもし王位を継承したら

チャールズ皇太子が王位についた暁には、どうなるのか。


そんなことはお茶の間や職場でちょっと話題になるくらいと思いきや、それは日本人の感覚。
ここは英国。
英国では、王室のメンバーはコメディーやパロディーやドラマや映画や芸術の分野でも、取り上がられてナンボのものです。
最近はすっかりおとなくしなりましたが、過去においてはロックやポップ音楽でも王室ネタは十八番でした。
英国人は、嬉々として英国の王室のメンバーを弄んで『文化』にしているのです。

(英国の若者文化が元気だった70年代には、こんな曲があって世間を騒がせたのに。今ではこれも単なる過去の遺産)


『King Charles III』という演劇を元にしたテレビ映画がBBCにて制作され、5月11日に放映されました。

チャールズ皇太子が王になるとどうなるのか、それをドラマ化したものです。
原作が舞台なので、台詞回しとかちょっと劇化がかっていたり韻踏んでいたりしますが、それなりにまあまあ楽しめました。


何故こういう演劇が生まれて人気を博してテレビでドラマ化さえされたのか。
それは、チャールズ皇太子という方が、政治的な信条を確として持っている方だからでしょう。
チャールズ皇太子はとても頭の良い方で、社会的政治的にも関心が深いことで英国ではよく知られています。
ただ、それが時には英国の与党の政策と相容れないことも。


しかし、ドラマのほうはどうもこうも、ツッコミどころが満載でした。
英国人の連れも「さすがにこれはないよねー」という箇所が多々あったようです。
いきなり暴動起きてるし。
しかもバッキンガム宮殿の前で。
ここで語られたハリー王子の話、これが特に問題ある。
制作、放映もとのBBCは視聴者から抗議が多く寄せられたようです(当たり前です。特に王子の父親について疑問を投げかける言及があったから)。
個人的には、ハリー王子のファッションがダサダサすぎて笑えるのが一番のツッコミどころでした。


それから、Youtubeでチェックすると、やはり舞台では迫力があって真に迫っている感じです。
テレビ版だと、なんだかいまいちしっくりこない場面やキャラクターの性格や心情も、オリジナルの舞台では納得できそうです。
演劇をそのまま録画して放映してくれたほうが良かったのに。
うーん、残念。


(万が一、日本でも字幕がついて発売されたりレンタルされるかも知れないので、ネタばれは控えました。)


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英国の生活が嫌になってふてくされてました

タイトル通りなんです。
最近、ふてくされて、面倒になって、ブログさぼってました。
でも、ぷうのために、ぷうの一周忌の7月まではなんとか続けるという意思だけはありました。
とりあえず、ブログは投げ出さないです。
英国生活は、投げ出したいですねー、ま、いつものとこですけど。


連れの仕事が、どうにもこうにもならない処まで来てしまった感じなのです。
連れにも問題はある。
いっぱいある。
腐るほどある。
頭でっかちで自分はセンスがあるんだと思い込んで、人を見る目がなくて、他人の言うこと聞かなくて、独り善がりで、キチンとスケジュール帳つけないし、事務的なことできないとか、ホントに連れには何もないです。
しかし、それにも増して問題なのは連れの仕事上の『パートナー』というか出資者。
傲慢でふてぶてしくて面の皮の厚くて更に心臓に毛が生えまくっている。
(この傲慢な方のお話→ 『日本は中国』とか訳の分からないこと、もううんざり
この方が、やっぱり問題でして。


もう嫌。
でも、他に出資者や助っ人になってくれる人がいるのか。
それから、この人からキチンと問題なく後腐れなく『逃げられる』のか。


ブログというのは、日常のストレスを発散すべく楽しい手段であるはずなのに、なんだか続けるのがひどく億劫になってしまいました。
ぷうが旅立ってから、確かにかなり面倒になってました。
嫌がらせコメントとか来ていたのも理由のひとつかな。


やっぱり、にゃんこがいないのに海外生活というのはキツいです。
キツいからこそ、踏ん張らねば。
ぷうのためにも。


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