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イングランド\(^o^)/オワタ

ネットで何度か見かけたこの『\(^o^)/オワタ』。
もしかして、こういう時に使うのかな?


昨夜(6月27日)、サッカー選手権のユーロ2016でイングランドが敗退しました。
人口が53,000,000人、プロサッカーリーグもさかんで、世界中にファンがいるトップチームがある、あのサッカー王国イングランドが、人口たったの320,000人でプロのサッカーリーグのない間欠泉で有名な小国アイスランドに1−2で負けました。
元イングランド代表のゲーリー・リネカー氏は、「イングランドはプロサッカー選手よりも火山が多い国に負けた」(座布団一枚)と批判。
イングランドチ―ム、今回のユーロ杯、終わりです。


でもね、ユーロ杯は、4年ごとに開催されるから、4年待てばいいだけ。
ワールドカップは2年後にあるし。
挽回のチャンスは、すぐやってきます。


それに反して、EU、一度脱退したら、それまで。
そして、脱退するまでの道のりは果てしなく長いイバラの道で、ヨーロッパ諸国や他の国々とそれぞれに貿易やその他の協定を締結するものも大変な仕事になりそうです。


離脱派は、とりあえず数年は不景気とポンド安と失業率悪化を覚悟したうえで、それでも20年後には強い英国を取り戻すんだ、という危険や不安定さを充分に熟知した上で、ストイックな生き方を選択したのかと思っていました(嫌味で言ってるんじゃないよ〜)。
しかし、国民投票の結果が出て、離脱に投票した英国民の一部から衝撃的な告白が。
これには世界中がバカウケです。


「景気が悪くなるとか、全く予想していなかった」とか。
「スペインへのホリデーが割高になるなんて思っていなかった」とか。
「年金にまで影響するとか知らなかった」とか。
「食料品が値上げするとか知らなかった」とか。
「うちの町にEUから補助金がでていたなんて知らなかった」とか。
或は、そういった声は聞いたけれど、残留派がでっち上げているだけで信じてなかったので景気に影響するとか考えていなかった、とか。
離脱が決まってから、英国内のグーグルへの検索は、驚くものでした。
「EUって、何?」とか「EUって、何カ国あるの?」とか「離脱するとどうなるの?」とか、EUに関する基本的なことを今更ながら調べていて、これも大笑い(Following Brexit, ‘What Is The EU?’ Becomes One Of The Most Searched Terms In The U.K.)。
更にはツイッターではハッシュタグ、#BREGRET #REGREXIT など、離脱を後悔する造語がつくられました。
「離脱になるんなら、残留に投票したのに」とか。
投票しなかった人は「こんなことになるんだったら、投票すればよかった」とか。
経済的な悪影響よりも、あの傲慢で偽善的でお偉いさんが何だかいろいろ勝手に決めちゃっているEUに楯突いてまで英国のプライドを守ろうとしたあなた達の勇気を尊敬していたのに(皮肉じゃないよ〜)。



でも、こんなにドッカンドッカン笑いをとりまくるって、流石〜。



スコットランドがイングランドに愛想を尽かして、独立してEUに残留する道を模索するようです。
ウェールズも、独立を真剣に考え始めました。
様々な問題を抱え、複雑な歴史をもつ北アイルランドも。


イングランドは、スコットランドもウェールズも北アイルランドも一緒にいて欲しいのに。
EUも、イングランドとスコットランドとウェールズと北アイルランドが一緒の連合王国に、一緒にいて欲しかったのに。


あ〜あ。
なんて切ない。



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『首相官邸ネズミ捕獲長』という肩書きを持った、猫のラリーさん

英国の首相官邸、ダウニング・ストリート10番地に在住する『首相官邸ネズミ捕獲長』(Chief Mouser to the Cabinet Office)のラリーさんです。
ラリーさんは、Battersea Dogs & Cats Homeという、動物を保護する動物愛護団体からやって来ました。
不幸な生い立ちだったのでしょう。
そんな過去に負けず、ラリーさんは立派に仕事をこなし、世界中から愛されています。
o-LARRY-CAT-570.jpg






非公式のツイッターも、人気。
なかなか鋭い所をついてくるので、これからフォローしようかな。
Larry the Cat


ラリーさんのお家に住み着いているキャメロンとかいう家族がもうすぐお引っ越しだとか。
ラリーさん、これから環境の変化が著しくいろいろ大変だと思います。
来年は、アメリカという国からトランプさんとかいう人が訪問してきたりして。
体に気をつけて、これからも頑張って下さい。



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英国、EUやめるってよ

予想を裏切って離脱派の勝利となった、英国のEUのメンバーシップを問う国民投票。
私の頭の中もパニック。
去年の総選挙後、実は私はこんなこと書いていたけど(私自身が移民だけど、やっぱり移民に厳しくして欲しいって思う時ある)。
自分のブログから引用すると『本気で欧州連合から脱退する気のある人は実は少数派で、実際は条例を変えたり欧州連合の影響力を小さくしたいだけ、だと思うのですが』だって。
とんでもなかったですね。
彼らは本気です。


とりあえず大きなニュースとしては、
・株とか外貨とか、ぐちゃぐちゃ
・英国の与党の保守党、ぐちゃぐちゃ。キャメロン首相辞任するって
・英国の野党の労働党、ぐちゃぐちゃ。労働党議員/党員の多くが残留派だったのに、労働党の支持者が多いエリアでも離脱派が多かったことから、党のリーダーであるジェレミー・コービン辞任しろ運動が盛り上がるかも
・残留派の多いスコットランド、また独立を問う国民選挙やるって
・ほかのヨーロッパ諸国、EU離脱に関心のあるところも多いらしく、ぐちゃぐちゃの予感




個人的に、この国民投票とその結果を受けて気になったところは以下の通りです。

・当てにならない世論調査
去年の総選挙の時に、私こんなこと書いてました。 → せっかく選挙楽しみにしていたのに
緊迫したなかでの開票だったので皆ナーバスになっていたのに、蓋を開けてみれば、保守党余裕で過半数。
今回は、接戦だけど残留になりそうだからそんなに神経質にならなくていいよ、という雰囲気だったのに、一気に空気が凍りまくる事態。
世論調査、この一年間調査方法の見直しと改革に真面目にとりくんでいなかったのではないでしょうか。
調査を行った会社/機関の名前とその方法、サンプル数、結果の一覧は、こちらで確認できます。
Opinion polling for the United Kingdom European Union membership referendum



・離脱派ボリス・ジョンソン、ブーイングされる
離脱のキャンペーンに参加していたロンドン市長を二期務めたボリス・ジョンソン保父党の国会議員、選挙の翌朝、自宅から出て来たところをロンドン市民からひどいブーイングを受けました。
警官に誘導されて、車に乗り込んで『出勤』です。
市長として人気があったのに、残留派が多いロンドン市民のジョンソンさんへの不信は長く残るかも知れません。
髪の毛ぼさぼさのまま自転車でいつも国会通い(市長時代はシティ・ホール)していたことで有名で、その飾らない性格が好かれていた人だけど、これからは警備が厳しくなって運転手付きの車で通勤を余儀なくされるかも。




・あまり有効ではなかった、残留派のキャンペーン用ポスター
gettyimages-533887666.jpg
ボリスさんとトランプさんのキス。
離脱を選択したら、ボリスさんとトランプさんが仲良くなって世界中に不安と不信と不透明感が広まるでしょう、と言いたかったのかな?
現実に、こうなりそうな可能性ばかりが大きくなるのですが。


・ボリス・ジョンソンのお父様、スタンレー・ジョンソンさんがチャーミングな件
離脱派のキャンペーンの顔として活躍して、次期保守党のリーダーそして首相になる可能性が一気に高まったボリス・ジョンソンさん。
実は、彼のお父様は、残留派としてキャンペーンをしていました。
息子とはEUに関しては意見が会わなくても、やはり親子。
髪質といい、髪型といい、話し方といい、そっくり。
うける〜。
やっぱり、カリスマ性はありますね〜。




・次期首相の賭けもはじまってますよ〜
何事が起ころうとも、起こらなくても、ブックメーカー(賭け屋)は元気。
これが英国。
賭け率はこちらから。
Next Prime Minister Betting Odds



それから、アメリカの次期大統領候補のトランプさん、スコットランドに来ています。
どうもゴルフ場、持ってるらしいですね(調べるのも面倒だし関心無いから、ま、いいか)。
他にいろいろありすぎて、この人のことはほぼ忘れ去られています。


他のヨーロッパ諸国に、この結果がどう影響して行くのでしょうか。
誰かが言っているように、ドミノ倒しのように余波が広がって、EUのみならず、ヨーロッパ、そして世界へと今ある『体制』に致命的な亀裂ができるのでしょうか。
(戦後体制の終焉の始まり? それともしたたかでズルい英国は、短期では苦しんでも長期的には復活して再び世界の覇者となるのか?)



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余裕で残留になるって、言っていたじゃない?

国民投票日の前日、6月22日の調査結果(Populusという機関が行った)は、残留55パーセント、離脱45パーセント。
余裕残留勝ち。
だったのに。


開票してみたら、離脱が予測より頑張っています。
開票速報のテレビの出演者達も、なんか、鳩が豆鉄砲を食ったよう。
英国はフットボールからアメリカの次期大統領まで何でも賭けちゃうことでおなじみですが、ずーっと残留になると予測していたのに、離脱に変わったり、また残留に戻ったり。
(各賭け屋の賭け率を調べたいときは、こちらのサイトで 
Brexit Referendum Betting Odds
英ポンド、下がっているようです。
株とかFXやっている人、気を付けよう〜!



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EU国民投票の話題、すでにお腹いっぱいです

今週の木曜日、6月23日、英国がEUに参加し続けるか、離脱するかの国民投票があります。
この数週間、その関連の話題で、もうお腹いっぱい。
テンション、マックスだ〜。


ほとんど『移民=悪』みたいなこと言う専門家や政治家もいるのよねー。
だから頭くるのでテレビ討論とか、あんまり真面目に観てないです。
製造業がたいしたころなくて電車も造れないので技術ではHITACHIに頼んで、出資は中国に頼む、とか訳分かんない国ですけど〜。
この国民投票の結果が他のヨーロッパ諸国のみならず全世界に大なり小なり影響するというのに、一番盛り上がる論点は移民って、何?
金融・ビジネス関連の大物は多くが残留支持ですが、家電など製造業に弱い英国で珍しく海外でも頑張っている掃除機で有名なダイソンの社長、ジェームズ・ダイソンさんは離脱派です。


EU残留/離脱の感情的な議論を聞いていると疲れるので、癒しが必要です。


癒しの一例、カモさんの親子。
2016 kamo2

2016 kamo


国民投票の後、どっちを選ぶにしても遺恨が残らないことを望みます。




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『イギリス情報村』は想像していたより幸せなブログが多くて、ちょっと、びっくり

前回のブログ(私がブログを始めた理由)の続きです。


それまで他の英国在住の方が書いているブログがどんなものか殆ど知らなかった私は、ブログ村に参加してようやく他のブログを読むようになりました。


私は、英国にいてほとんど日本人と接触する機会がありません。
実は私、若い時に留学していました。
その頃に知り合った年上の日本人の友達が外国人と結婚していくのを、最初は羨ましいと思っていました。
(若かったから、結婚とか恋愛とか、まだそれほど穿った見方をしていなかったの)
でも、友達のボーイフレンド(彼氏)や旦那達(注:英語が母国語の白人系。英国人も入ります。残念ながら国籍や文化圏は特定しません)の多くが、とんでもない人達だということを、いやというほど学びました。


私のケツ、触ってきた友達の夫もいました。
誘ってくる友達の夫もいました。
アルコール中毒の友達の夫。
浮気している友達の夫。
暴力ふるう友達の夫。
などなど。
当時は国際結婚が比較的容易にできたので、(ほぼ)無職の男性と結婚するとか、そういうパターンもよく聞きました。


友達が彼/夫が日本人女性に手を出してることを認めてたり、周囲が彼が精神科医に診てもらっているとか分かっている場合はまだマシなのです。
いざという時、支えてくれる友達や専門家がいるということですから。
一番問題なのは、『幸せな生活』と『旦那に愛されている』ことを演じているタイプ。
こういう日本人女性と一緒になっている旦那は、人格障害があるのではないかと疑いたくなるほど、問題のある人物です。
多分、モラルハラスメントか暴力を受けているのか、心を操られているのか、こういった男性につかまってしまった女性は、周囲には問題を打ち明けず、ただただ従順に幸せそうにしているだけ。
そういう男に限って、他の日本人女性にも手を出そうとするわけです。
本人は上手く隠しているつもりでしょうが、多少付き合いが長くなればヘンな旦那でヘンな夫婦であることくらい、周囲は気付きます。
その頃に見聞したカップルや夫婦は、摩訶不思議な関係ばかりでした。
国際恋愛や国際結婚というものは、文化が言葉や習慣や価値観の違いが、邪魔をしたり、はたまた補完したり(日本人女性だけではなく他の外国人女性でもそうですが、男性の相手に犯罪歴や麻薬やアルコールの問題があっても受け入れる例があるわけです。文化圏や国籍が違うほうが、そういった相手を受け入れやすいのでしょうか)。
幸せでお似合いのカップル、探すのはなかなか難しいものだと思いました。


そういった問題を抱えた男性と一緒になっている日本人女性と友情を続けるのも、疲れてくるわけです。
結局、距離を置くしかありません。
面倒なので、海外では最初から日本人女性と友達にならないほうがいいのかもしれない、と考えるようになりました。
たとえ彼女がよい人であったとしても、どんな彼/夫がいるか分からないですから。


そういった経験があったので、私は『イギリス情報村』には外国人の彼/夫で悩んでいるブログがあるのではないかと予想していました。
が、実際は、セレブ系のおしゃれでグルメなブログが多くて、ついつい嬉しい溜息をついてしまいまいた。
幸せな国際結婚や国際カップルなんて実生活ではほとんど見たことなかったのに、『イギリス情報村』には満ち足りて頑張っている日本人女性のブログばかり。
たまに、問題が深刻そうなブログを見かけましたが、すぐに消えていってしまいました。
よく考えてみれば彼/夫で真剣に悩んでいる人が、『イギリス情報村』で打ち明け話を披露していることは殆どないでしょう。
カテゴリーを変えたり、国名を変えてプライバシーを保護してるのかも知れません。


ただ、ちょっと残念でした。
『イギリス情報村』では、英国のシステムや英国人や他の英国在住の日本人への恨みつらみ(?)とか、愚痴とか文句とか鬱憤とか、そんなに多くなくて。
それはそれで、牧歌的で平和でいいんですけど、余りにも現実の私の生活と乖離しているようでした。
こんな『村』に属していいのか、と思いながらも、たまには私みたいな周囲から浮いているというより沈んでいる存在がいてもいいのではないかとも考えて、今に至ります。



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私がブログを始めた理由

ブログを始めた理由、特にありません。
でも、きっかけがありました。


英国人の連れが、ブログを始めたのをみて、真似しただけです。
ブログ書けば、日本の家族にいろいろ説明する面倒くささもなくなるかと思って。
帰国した時くらい、英国の話なんか一切したくないわけですよ。
せっかく日本にいるんだから、どこに新しいお店ができたとか、あの芸能人がどうしたとか、あのテレビ番組が面白いよねとか、たわいもない話をしたいのです。
だから、私のまわりではこんなことがあって、こんなにかわゆいにゃんこと一緒で、こんな不味いもの食べている英国人がいて、ロンドンの街中ゴミだらけ、ということを家族に伝えるにはよい媒体ではないかと思いまして、始めました。


それまでブログのこと殆ど知りませんでした。
地元の情報を得るのと、ネコブログをちょっとかじったくらい。
芸能人ブログも、話題がある時見ただけ。
常にフォローしているブログとかなかったので、ブログというものがよく分からないまま、ノリだけで登録して始めました。
FC2を選んだのも、地元の情報を得るとよくヒットしたから、という理由。
初心者でも使いやすい、というアドバイスも見かけて、それならいいかな、と。
アメブロは、芸能人ブログのイメージがあって、最初から排除していました。
仕事でブログをしている人専用のブログサイト、というイメージしかなかったんですね。
あと、知っていたブログサイトはヤフー。
レイアウトなどがFC2のほうがなんとなくいいかな〜、という、これも適当な感覚による選択でした。


それでなんとなく始めたら、なんとなく面白くなってしまいました。
日本語で文章を書く、ということを長年やっていなかったので、脳内にあることを表現することがすごく大変な作業であることに驚きました。
ネットのおかげで日本のテレビ番組をたくさん観て、日本語のニュースなどを読んでいたにも関わらず、『書く』ためには全く違った脳の使い方を必要としたみたいです。
最初の頃は、短いブログでも仕上げるのに一時間くらい軽くかかってました。
『書く』ことに慣れながら、愛猫のぷうの写真を撮ったりして、ブログ初心者時代はとても楽しかったです。
当時私が訪問した他のブロガーさんは、ネコ関係とか趣味関係とか関心事関連、たまたま他の記事でリンクしたようなブログが主でした。
当時は、英国とか海外ブログはほとんど閲覧しなかったです。
あまり興味がなかったのですよ、もう長年住んでいるから、知りたい英国や海外情報も無いし、別にブロガーさんと友達になろうとも考えていなかったし(というか、そういうことあまり知らなかったのです。ホントにブログについての知識が薄っぺらでした〜)。


他のブロガーさんを訪ねて、よく『〜に参加しています。ポチッとお願いします』というのを何度も見かけて、ようやくブログ村とかいうものの存在に気付きました。


ブログ村に参加したのは、ブログを始めてから二ヶ月半もたっていました。
『イギリス情報』と『猫 海外生活』のカテゴリーに参加。
そして、はじめて『イギリス情報村』に触れて、思い描いていたのとかなり違ったのでびっくりしました。



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フットボールフーリガンも元気 ユーロ2016

サッカー(英国ではフットボールといいます)の祭典、UEFA欧州選手権、とうとう始まりました。
ついさきほどイングランドがロシアと試合をして、1−1の同点で試合を終了。
ロシアの同点ゴールは、92分におこりました。
イングランドが1−0でこのまま勝かな、さすがだな〜、と思っていたら、ギリギリで同点ゴール。
すごい、ロシア。


と、肝心のサッカーのことだけ書くほど私はサッカーに興味ありません。
元々イングランドのサッカーチームなんて全く応援していないし。
「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!」とは『踊る大捜査線』の青島さんの名言ですが、このユーロ2016でも、事件はサッカースタジアムでは起きてません。
イングランドとロシアの試合が開催されたマルセイユの街中で、事件は起きています。
しかも二日前から。
二晩続いて、しかも今日の試合の直前にも。
フットボールフーリガン、健在です。


新聞ガーディアン誌のネット版より。
England fans in fresh clashes with riot police in Marseille

今日(6月11日)のイングランド対ロシアの試合の前に起こった暴動。BBCより
少なくても5人が怪我をして、6人逮捕されたそうです。
これだけの暴動が起こって6人しか逮捕者がいないって?
Euro 2016: Violence mars England-Russia match


暴動を起こしているのは世界的にフーリガンとして有名なイングランドのファンだけでなく、ロシアのファンも参加しているようです
去年はパリで大規模なテロがあり多くの人命が失われ、更にお隣の国ベルギーの首都ブリュッセルで連続テロがあったのは、つい三ヶ月前のこと。
今回のユーロ2016において、テロに対して警戒してどれだけ警備体制を強化していることか。
サッカーの試合を観に来た観客用に、テロに万が一巻き込まれた時の対処法などを紹介したパンフレットなども配布されているとニュースで聞きました。
それなのに、ケンカしてビール瓶割って椅子を蹴飛ばして警察官と衝突するって?
イングランドのフットボールフーリガン、テロも何もかも関係なく、やりたい放題です。
(こういう人がいるっていうのに、アメリカとか日本の女性には英国男性人気らしいですねー、もう『英国紳士』とか馬鹿げた幻想の流布、止めて〜)



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大英博物館ショップの子供用本で日本について学びました☆

かの有名な大英博物館は、人類の文化遺産の宝庫であると同時に、ブログやっている身にとってはネタの宝庫です。
以前、お土産屋さんの子供売り場で日本の文化を間違って伝えているご機嫌な本に出会ったので、また何か楽しいものがないか物色。


こちらは昔の世界のファッション絵本のようなもの。
衣装のシール付き。
表紙からして、絶対ネタになる何かあるとが潜んでいると思わせます。
2016 bm shop1


日本だよ〜。
花嫁と花婿だって。
2016 bm shop2


こっちが着せ替えシールだよ〜。
2016 bm shop4


説明文。
水の庭園で結婚するところだって。
日本で伝統的な結婚式といったら、神道式ですけどぉ。
それから、着物って絹でできてるの?
他の素材、一切無し???
花嫁の衣装は赤と白で、幸運を招くんですって。
えええっ?
2016 bm shop3


こっちの本は、七五三の七歳のお祝いの女の子の写真が表紙ですね〜。
これは期待大。
2016 bm sho6


で、目次を見ると、あれ?
日本、無いじゃない。
ロシアがアジアのカテゴリーに括られているし。
すんごくレベル高くって、私ついてけませーん。
2016 bm7
期待を裏切らない大英博物館ショップ、愛してます♡


お口直し。
カシミール地方で製作された、すっとぼけた表情が憎めないのある色鮮やかなニャンコさん達。
真ん中でカパッと開くので、ちょっとした小物入れになります。
2016 bm shop10





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フレンドリーな黒いにゃんこさん

愛猫ぷうに内緒で、ちょっと浮気してきました〜。
相手はゴージャスなクロネコちゃん。



誘われたのよ〜
2016 くろねこちゃん


じっと見つめられたら、無視できないわ〜
後ろ足の肉球が、なんてびゅーてほ―。
2016 くろねこちゃん
十秒くらい、もふってきました。
良心の呵責?
なかったわ〜。



ごめんねぷう、でも私の枕でもふもふするのはあなただけよ。
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日本的な『美人』って、英国でも『美人』?

先週放送されたテレビ番組のロンドンハーツ『見た目ビューティーカップ』を楽しく拝見しました。
番組の趣旨は、日本に来て滞在歴が浅く日本文化にまだ染まっていない外国人男性に、三人のなかから誰が一番美人かを選んでもらうだけ。
さりげなく文化間の差と個人の差をあらわしてくれるので、その気になって観るとなかなか奥深いものがあります(とはいえ、テレビ番組だからどこまで『やらせ』か分からないですけどねー)。
外国人男性に選ばれる三人の『女性』は、女芸人枠、オネエ枠、女装した男芸人枠からの代表です。
今回は、女芸人枠が圧倒的に強かったですね。
『美』の定義は、やはり文化によって差があるのでしょう。
が、個人差は若干あるものの、基本は日本的な女性を選ぶ傾向にある、と思います。


他の文化圏のことはともかく、英語圏のアングロサクソン系やケルト系の白人男性が好む東洋系の女性というのは、何となく分かります。
日本人らしくて、化粧はしないか殆どしないタイプで、派手な格好しないで、髪はナチュラルカラーで濃い茶から黒色。
ふつーでいいんです。
これが誤解されて(はたまた他の日本人女性の嫉妬を買って)「海外ではブスがモテる」などと言われることもあるようです。
(英国で日本人女性や東洋系好きの男は、モテない男か、仕事がないか、モラハラ男か、DV男か、ドラッグもしくはアルコールの問題があるようなタイプが多いです。それにも関わらず嫉妬する日本人女性もいるようですが、80パーセント以上のケースに関してはそれには及びません)
(ちなみに、同じヨーロッパ系でもラテン/南ヨーロッパ系はもうちょっとキレイ系とか派手な容貌を好む男性が多いです。とはいえ、個人差があるので、英国人男性でも派手系の東洋系が好きな方もいれば、地中海系でも地味系ふつーの東洋系を好むことも有り。この番組で2番目に登場したスペイン人の男性、どう見たって典型的なスペイン人に見えなくてエンジニア/教師/オタクぽい地味そうな方だったので、自然体で好感度の高いオカリナちゃんを選ぶと思ってました)


一方、日本での美人の基準は、「日本人らしくない顔」につきると思います。
大きな目、二重まぶた、高い鼻、凹凸のある顔。
でも、外国で活躍している日本人の一流ファッションモデルって、切れ長の一重で細い目や低い鼻をもっていたりするものです。
外国から求められているのって、日本でいう西洋人のような容貌をした「美人」ではなく、東洋的な「ふつー」な顔立ちだったりします。
以前、Youtubeで適当に遊んでいた時、たまたまアメリカのテレビ番組がひっかかりました。
出演者が、東洋系の女性がわざわざ整形していることに対して批判していました。
「目を大きくしたり、鼻を大きくするって? 東南アジア人に見えるだけでしょ」
彼らには、東洋系の女性が整形する理由が分からないのです。
ナルホド。
東洋系として生まれてきたのに、その東洋系の特徴を消してしまうって、もったいないんですね。
そういえば、以前、英国に来てまでアイプチして二重にしたりどぎつい化粧を目の周りにほどこしている日本人女性がいました。
日本での『美人』の感覚が外国でも普遍に受け入れられると思っていたのか、外国にいても日本文化を守りたかったのか分かりません。
本人は深いことも考えずに、目元がパッチリしているほうが「モテる」「可愛い」と信じていたのでしょうが、外国人の反応は微妙でした。
全然日本人に見えない、と思われていたり、化粧落としたら可愛いのに、と残念がられていたり。


以前、私の知っている日本人女性でやたら英国人とか英語圏の白人男性にウケがいい子がいました。
本当に、ふつーの日本人なんです。
化粧っ気ナシ、髪の毛も染めない、派手な格好もしない。
ザ・ジャパニーズ・ガール。
他のおメメパッチリしたきれいどころの日本人女性を蹴散らして人気が高かったです(つまり、ラテン系の男からは需要ナシ)。
一目惚れした男とか、「あんなにキレイな女性を見たことがない」と夢中になった男性がいたとか、そういう話を聞きました。
日本人的であるということプラス、おっとりとしていたからだと思うのですが。
(日本人男性もおっとり系が好きだと思います)
やっぱり、積極的でぐいぐい前に出るようなタイプは、東西問わず男性は苦手なのでしょうか。


そういうわけで、結局持って生まれてしまった小さい目やでかい顔を化粧でごまかしたり親を恨んだりせずに、そのままでいいじゃない(メンドーだし、ガイジン勢はそんなこと気にしないし)、ということを私は英国で学びました。
それに、三十も半ば過ぎれば美容より健康のほうが大切だしね〜。
美人で病弱より、ブスで健康でよかったです^0^
(でも、やっぱり美人に生まれてみたかった〜、そうすれば外国に出ることもなかったのでは???)



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