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面倒なしのヴァレンタインデー

2月14日のValentine's Dayが近づくと、花屋さんやレストランやスーパーマーケットの飾りの赤が増えたりします。
こちらでは、恋人同士がカードを送り合ったり、花束(やはり赤い薔薇が人気)を送ったりチョコレートをプレゼントしたり、一緒にちょっとしたディナーをワインとともに食したりします。
早い話、日本と同じで商業主義のニオイがプンプンしているヴァレンタインデーです。
私達はこんなに愛し合っているのよ〜、って、確認するのでしょうか。
愛している、愛されている、って他の形で表現することは、自然なものだから私的にはいりません。
勿論、行事大好きの人達はヴェレンタインデーのためにいろいろ趣向をこらしたりお料理頑張ったりするから、それはそれで楽しそうでいいですよね。


考えようによっては、日本のように義理チョコがないだけ、面倒臭さは少ないかもしれません。
が、私のように面倒くさい性分だと、花束もらったりチョコもらったり"I Love you"とかカードに書くのって、ほぼ拷問に等しいです。


私の連れの数少ない長所のひとつが、ヴァレンタインデーをしないこと。
「元々ヴァレンタインデーは、想いを打ち明ける日だったんだから、必要ない」


すばらしい。


チョコは食べたい時に食べたいですから、これは願ったりかなったりでした。
それに、そんなロマンチックなことが似合うようなおっさんではありません。
私もロマンチックなことが似合うようなオバさんではありません。
これでいいじゃない。


ヴァレンタインデー、何もしないって、本当にいいです。
キリスト教の聖職者、三世紀にウァレンティヌスさんが殉教したのが2月14日で、ヴァレンタインデーはこれに由来するといわれます。
恋人達の守護聖人の聖ウァレンティヌスさん、まさか自分の殉教記念日がこんなことに使われているとはビックリでしょうね。
(それにちょっと考えてみてよー、殉教したのよー、当時の処刑って、とんでもない方法だったり拷問したり凄かったわけでしょー、そんなこと考えながらチョコレート食べられないわよー)



それに、私のtrue loveはうちのにゃんこのぷうだから。
人間には、興味ないのー。
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メタボはやっぱりメタボ

連れの血圧、やっぱり高かったようです。
先月、デビッド・ボウイ(ホントはディヴィッド・ボウイと綴りたいんですけど、普通はDavidは日本語でデビッドとすることが多いので)が亡くなったそのニュースの2、3時間後にGPを訪問し(血圧あがるの当然ですけど)、連れは血圧が更に上がっていたので降圧剤の量を二倍にするように医者から言われました。
今日、前もって予約していたので再びGPを訪問して、血圧を再び測ったら、そこそこ平常範囲内。
デビッド・ボウイが亡くなったショックで、血圧が一時的に上がっていた訳ではなかったようです。


やっぱり、成人病いっぱいで生活習慣改善の意欲のないメタボさんは、全てが悪化するという前提でよろしいのでしょう。


私なんか、2011年の地震と原子力発電所の事故で、平静時の脈拍(心拍数)55/分くらいから一気に72/分に上がりました(あの頃、私は脈も血圧もちょっと低めでした)。
ジョギングに燃えていた時期だったので、脈拍計りが趣味だったのです。
当時一緒にもふってくれていたにゃんこさんが19歳で亡くなったのが同時期だったあこともあって、70以上の脈拍が一ヶ月以上続きました。
ホントにストレスは体にでるんだな、と学びました。
それ以後、徐々に脈は下がりましたが、60以下にはもう戻れないようです。
連れの場合、デビッド・ボウイの訃報のショックはそれほど影響はなかったみたいですね。


今回、連れは私に言われた通り、血圧をきちんとメモして持ち帰って来てくれました。
日本人の感覚だとほとんど理解不可能ですが、こちらの人はいろんなことを数字で表現することが苦手です。
つまり、体重を覚えていない、或は測っても忘れる。
その数字と肥満の関係が理解できなかったり、専門家の意見を拒否。
だから、自分が肥満とか分かっていない幸せな人がたくさんいます。
気温とかも全くわかってません。
何度だから暑くなる、とか、この気温なら上着が必要だ、とか、理解している人はそんなにいません(だからこそ熱帯の地域さえも暑さをものともせず植民地化に成功したのかも知れませんが)。
降圧剤を飲んでいても、自分の血圧の数値を把握していない人もいるのです。
糖尿病であっても、自分の血糖値を分かっていない、ということも。
連れも、自分の体重とか血圧とかよく分かってません。
都合の悪い数字は忘れますが、25年前の仕事の業績は数字で表現できます(多分、話盛ってるでしょうねー)
だから、これからGPや病院で受けた検査の結果などは、きちんとメモにしろ、と連れに言いました。


上が131、下が84。
医者に血圧測ってもらうとちょっと血圧が高めにでることがある、と言いますが、想像していたよりは悪くない数値です。
降圧剤で下げられるのは、10パーセントくらいだそうですから。
あの体型とあの食事なので、上の血圧は160くらい越えているのかと思ってました。
あれだけメタボなのに、やはり親からもらった体は結構頑丈で元気なのだなあ。
お菓子類減らしてウォーキングでも頑張れば、平常値に戻れそうなのに。
それが出来るなら、とっくの昔に体重落としてますね。
(あ〜、いらいらが止まらないっ!)



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赤い電話ボックスと、スーパーでドライなファッション

先日、地下鉄のノーザンラインのエンジェル駅の辺りをぷらぷらしてきました。
エンジェル駅周辺は、いわゆるトレンディーでおしゃれなお店やカフェ、レストランが多くあります。
アンティーク関連のお店が多いことでも有名で、そこそこ活気のあるエリアだと思います。
(生き方に活気がないタイプなので、『活気のある』という雰囲気がよく分からないのでなんとなく勘でそう表現してみました)


赤い電話ボックスがありました。
2016 赤でんわ


日本人が抱くポジティヴなロンドンのイメージって、こんな感じ?
レンガに赤く塗られた公衆電話。
2016 赤でんわ2


ロンドンに住んで抱くロンドンのイメージって、こんな感じ。
割れたまま放置されたガラス。
公共のものはぶっ壊されて当然、といった社会。
(なのでよく公衆トイレが閉鎖されます)
2016 赤でんわ3


汚くて古くさい。
ガラスなんて全然掃除されていない。
一応、ここは観光客も来るエリアなんだけどね〜。
ロンドンって、こういう場所です。
2016 赤でんわ4



この赤い公衆電話ボックスがある脇の建物は、英国のファッショングループ、スーパーグループの店舗です。
日本にインスパイアされたブランドだという説明です。
しかし。
2016 スーパーなドライ


英国にはこんなロゴの入った服を喜んで来ている若者がわんさかいます。
このロゴまでは、心の狭い私でもなんとか許せるのです。
imgres.png


が、こっちのロゴを見ると許せないものを感じます。
どうみても、バカにされているとしか思えません。
日本の文化のみならず、中国の文化もバカにしてるような気がします。
中国と合同で抗議文を送ってみたいものです。
(当たり前ですが、私にそんな実行力はありません。
それから『バカは相手にしない』を座右の銘に生きています。
が、英国というか全世界的な傾向としてはバカを相手にしない人をホントのバカだと思いバカにしていじめてきたり利用する人が結構いるので、なかなか生きにくいものを感じます)
images.jpg


ちなみに、このスーパーでドライなファッションブランドが入っている建物、かなり大きいです。
以前は、この建物のなかぜーんぶアンティークのお店で溢れていました。
陶器や家具、貴金属類まで、様々なお店が出店していたアンティークマーケットだったのです。
いつのまにか、こんなことになってました。
それだけ中国語もいれちゃったトレードマークがお茶目な、日本のブランドだと信じている人も多いというスーパーでドライなファッションブランドが人気なのです。


こんなロンドン、ホントにオシャレとか表現されてるの見るとか弱くせせら笑ってしまいます。
ロンドンのアートスクールでファッションを学んでいた日本人が、「なんでわざわざこんなところに学びに来たの〜?日本のがオシャレでしょう」と言われたというエピソードを思い出します。


エンジェルはアンティークの街なので、なんとかちょっとアンティークっぽいものの写真を撮りました。
2016 えんじぇる
このあたりは、以前慈善団体(偽善団体じゃないよ〜)のしつこくて強引な募金誘致で有名だったのですが、それが大きなニュースとなり少しは静かになったのかと思ってました。
運悪く、声かけられてしまったので「急いでいるので〜」と逃げました。



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