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トイレ オブ ザ イヤー 2014

今年ももうすぐ終わりです。
あっというまの一年。
いいこともあった、嫌なこともあった、ハラワタ煮えくり返るくらい頭来ることもあった。
要約すると、やっぱり私は英国で暮らすのが好きになれな〜い。
そしてそれを改善する気、ナシ!
抵抗しないのも、ひとつのストレス対処方法さ〜。
なんて強がったりしてます。


ま、今年を振り返ると、いつもながらいろいろなおトイレにお世話になったなあ、と思います。
トイレとは、一種のストレス解消の場であるはずなのに、何故かもっとストレスを感じるトイレが多いのが英国というものです。
汚い、紙が無い、床が濡れている、床がびっちゃびちゃの水びたし、シートに何故か黄色い液体がついている、紙が床に散乱している、水の流れが悪くて詰まっている、壁の落書き、などなど。
日本滞在中もかなり個性的なトイレに巡り会いました。
和式を洋式に無理に変えたので狭すぎる個室、無人駅のわきにもきちんとあるトイレ(しかも紙もあるしきれいに掃除されている)、田舎の人気のない登山口近くにある今時珍しい汲取式のトイレ(でもちゃんと手が洗える設備はある)、などなど。
日本のトイレは概して努力の跡があります。
時差ボケの朝の散歩で、6時半に公園のトイレの清掃員の方を見かけました。
こんな朝早く、頭がさがる思いです。
(そんなに利用者がいないトイレなのに〜。涙出るほど感動だよ〜。)


そんな数多のトイレとの出会いのなかで、一番印象に残ったトイレこと『トイレ オブ ザ イヤー 2014』を発表したいと思います。
こちら、大英博物館の一階の東側、中央アメリカの展示室の近くにあるトイレです!
ここの女子トイレは長いこと閉鎖されていました。


この階段を上がると、中国の展示室に通じます。
この下が、問題のトイレです。
2013-11-19 といれ入り口

長いこと、このような表示がされていた女性用トイレ。
いつでもOUT OF ORDER。
2013-11-19 といれ


去年の9月から大英博物館の常連になったのですが、その時から今年の初夏頃まで、どういう訳か利用禁止になっていたところです。
それなので、このトイレが使えるようになったことを知った時は、嬉々として入室しました。
多分何かの不都合で工事でもしていたのでしょうが(トイレ直しに数ヶ月もかかるような国です、英国とは)、別にどこか新しくなっているわけでもなく、何が改善されたのか全く分かりません。
しかも、入り口から入って右手の手前の個室、不備があります。

2014-10-03 monndai no

水を流す把っ手が、シートに邪魔されて押せません。
シートをちょっと前に倒してから、把っ手を回さないとなりません。
半年以上も女子トイレ閉め切って、一体何をしていたのか分かりません。
待たせるだけ待たせて、私の気をもんだくせに。
肩透かしを食らいました。
英国らしい、ちょっとつっこみたくなるこちらのトイレを、私が勝手に選んだ『トイレ オブ ザ イヤー 2014』とさせて頂きます。


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メリーなクリスマス

英国のクリスマスは日本の正月みたいなもので、家族が集まって食べたり飲んだりする祝日です。
我が家は、人間ふたりとねこのぷうの、のんびりぼーっとした、食べまくりのクリスマス。

2014-12-21 さんた


ほとんどの人にとって、英国では宗教色のない伝統行事としてのクリスマスを過ごします。
白人系英国人の熱心なクリスチャンって、滅多に出会いません。
なので、何も考えずにMerry Christmasとか挨拶に使います。
アメリカでは、Merry Christmasというフレーズは控えてHappy Holidaysとご挨拶するらしいですが(聞いた話なので、間違っていたらごめんなさい)。

ぷうにとっては、クリスマスだろうが灌仏会だろうが、関係ありません。
いっぱい食べてふこふこ眠れれば、ぷうは幸せです(そして私も幸せです)。


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これが英国のポン酢?

クリスマスが近いんだから、クリスマスツリーとかケーキとかリースとか、もうちょっと可愛いものに目がいってもいいのに、そういうものには何故か興味関心が薄かったりします。
これがトイレとかゴミとかだと、反射的にカメラを向けてしまうのですが。
あと、スーパーで見かけた日本食や『もどき』も、偏愛する対象です。


今回の発見は、大衆向け大手スーパーマーケット Tesco(テスコ)さんのオリジナルブランドのポン酢です。
2014-12-16 ぽんず?


色が思いっきりポン酢じゃない〜。

ちなみに説明書きには『アジアのディップ』とされ、ponzuはジャパニーズと認識されていないようでした。
『スシやマリネに使ってね』とのことです。
回転寿しだって、ポン酢を寿司用に置いていないというのに。
主な原材料は醤油、レモン、ライムとのこと。


色だけじゃなくて、いろいろな意味でポン酢ではないことだけは確かなようでした。


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ディズニーランド 其の参 もっている人はもっている

実は、まだ十月の帰国のブログネタが溜まっています。2015年が来ても終わらないことが確実になったので、焦らずコツコツとひとつずつ消化していきたいです。


さて、まだまだ雨の中の浦安のディズニーランド編。
壱と弐は、こちら。
浦安のディズニーランド行ってきたよ〜 其の壱
ディズニーランド 其の弐 七面鳥が好きになった一品


朝一番に乗ったアトラクションは、スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー / Star Tours: The Adventures Continueでした。
(ディズニー公式サイトのビデオです)



開園時間とほぼ同時に着き、ファストパスを入手した後でも、回転がよいスター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー は全く行列ができていなかったのでそのままアトラクションへ。
並ばないのでエントランスホールを直行。


ちょっとネタバレになりますが、スター・ツアーズ参加者全員の顔写真がどこかで撮られています。
そして、座席について安全シートベルトをしめ、これから出発だという時に、お決まりの緊急事態が発生します。
それは、反乱軍のスパイが乗船しているということ。
そこで、このツアー参加者全員の写真が脇にある小さなスクリーンにランダムにさーっと流れます。
最後に現れた人が、スパイです。
そのスパイ、私の同行者の一人、姉の二番目の娘さん(つまり姪っ子です)でした!
(大笑いしすぎた)
ひとつのライド(キャビン)の定員が40名ということなので、40分の一の確率で選ばれてしまいましたね。
さすがです。
姪っ子はもっています。


と、そこまではよかったのですが、絶叫系の乗り物が苦手な私、これはきつかったです。
リニューアルされる前のスターツアーズは平気だったのに、映像が鮮明すぎる上に3Dグラスをかけているので、かなり耐えられない。
本当にぶつかりそうに感じるから、ビビリの私は怖くて怖くて。
脱出不可能なので、とった緊急策は、3Dグラスを外すこと。
それでなんとか生還。
すごく期待していただけに、自分の絶叫系の弱さに嫌気がさしてしまいました。


ちなみに、この後で『絶叫系の乗り物が苦手な私』は、スペースマウンテンに皆(姉と姪っ子ふたり)と一緒に乗りました。
十代の時一度だけ乗った時は、元気でした。
横揺れが中心だったので、なんとかなったのではないかと分析。
絶叫系でも、落ちるのが特に苦手らしくディズニーシーの人気アトラクションでは、センター・オブ・ジ・アースで気を失いそうになりました。
絶叫系が苦手、あるいは許容範囲を越えると、無言になります。
叫べているうちは、絶対大丈夫です。
ホントにダメな時は、声、でません。
センター・オブ・ジ・アース、ライドが駆け上がる時は声が出ていたのですが、落下のときは無言になりました。
前回ディズニーランドに同じメンバーで来た時は、初のビッグサンダー・マウンテンを体験して、やはり声がでなくなる事体へ。
ビッグホーンシープを見たあたりまでは、声を出して頑張っていたのですが、やはりそこからは魂が肉体を離れる(?)現象がおこりました。
そんな私が、スペースマウンテン、挑戦です。
なんと、歳をとっても大丈夫でした。
若いときの感覚はまた生きている。
とにかく、絶叫し続けることが出来たのです!
でも、着いたら、まっすぐ歩けない〜。


その後、スターツアーズに再度行ったのですが、ライドの前で待っているときに突然貧血で倒れる直前のブラックアウトの感覚に囚われて、結局辞退しました。
キャストさんを探して「ダメそうなので」と説明すると、きちんと丁寧にライドの出口まで案内してくれました。
キャストさん、ありがとうございます。
無理はしないほうがいいわね、これからも。
若い時より絶叫系は弱くなっているので、特に英国からの長旅プラス時差ボケプラス朝早起きなど、普段より体調は悪いものとしてディズニーリゾートなどは楽しむものだと思いました。
無理して乗って、気持ち悪くなったら、キャストさんにも同行の姉にも姪にも迷惑かけてしまうものね。


雨のなか、その後もいろんなアトラクションをまわって楽しみました。
今回はビッグサンダー・マウンテンはお休みなので、姉や姪っ子と別行動しなくても大丈夫でした。
プーさんのハニーハントは、今回初めて。
前回来たときに、お休みだったので、それはもう感動もの。
いや、感動するより何よりも、「どうやってこれ動いているの?」というハテナマークで頭の中がいっぱい。
レールがないので、全く動きが予測不可能。
頭のなか滅茶苦茶になりながら、もっと乗っていたかった。
とにかく、謎すぎる。
磁石とか、コンピューターとか。
そういったものが基本なのかな?
技術的なことは公表していないというから、謎のまま。
また、乗りたい。
絶対、乗る〜。
今度は変なこと考えないで、単に楽しみたい、どうせ分からないのだから。


そして向かったのは、『トイストーリー』のバズ・ライトイヤーのアストロブラスターのアトラクションへ。
ファストパスの時間かぶりが発生してしまい、プーさんの後で余韻を楽しんだりするヒマもなくバズ・ライトイヤーのアストロブラスターへなだれ込みです。
と、ファストパスを見せて入ろうとすると、一緒にいた一番目の姪っ子がキャストさんに呼び止められました。
このカードを次のキャストさんに渡すように頼まれていました。


珍しそうだと思ったので、写真におさめました。
2014-10-15 でずかーど
(キャプテンEOは、もうとっくの昔に終わっているのですが、共通なのですね)

後々調べてみると、この『調査カード』は待ち時間を調べるためにゲストに協力してもらっているとのこと。
しょっちゅうディズニーに通っている方でも、それほど見たことはないという、かなりレアな体験のようです。
やっぱり、姪っ子〜。
二番目だけでなく、一番目の姪ももってます!
もちまくりも姉妹ですね。


でもね、手伝ってあげても、飴玉のひとつももらえないんですよ〜。
記念は経験だけ、ね。


そうそう、ジャングルクルーズの乗り場にて。
2014-10-15 で7
野生動物への歯磨きは、固く禁じられています。



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鼻、治りかけ

2014-12-09 鼻よくなってる

おっさん猫ですが、自然治癒力はまだまだいけているようです。
寒くなってきましたが、相変わらずぷうは良く食べてよく寝ています。
若い時のような活発さ遊び心は失われつつありますが。


おっさん化が進んで、ひとつだけよかったことがあります。
ぷうは、床の上に寝転がって、通り過ぎる連れや私の足元をツメ出しおテテで攻撃するクセがありました。
おかげで、いつも誰かが流血騒ぎ(?)をしていたのですが、今はもうアタックしてきません。
脚に爪痕が残ることはなくなりましたが、それも一種のおっさん化現象かと思うと、ちょっと複雑な気分です。


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鼻、汚れてるよ

ぷうの鼻の上のほうが汚れていたので、逆らうぷうを無理矢理押さえていつものごとく鼻のお掃除をしました。
ところが、ヨゴレを取ったあとから若干の出血。
なんと小さなカサブタが出来ていました。
しかも、それを強制的に取ってしまうなんて。
ごめん、ぷう。
おかーさんが悪かった。


でも、いつ怪我をしたの?
そういえば、夜中にトイレに起きた連れが、ぷうがキッチンのゴミ箱を漁っていたことを教えてくれました。
鶏の骨を捨てたのをうっかり忘れて、そのまましにて寝てしまった私の責任。
きっと、骨をかじったことがないぷうは、うっかりそれで鼻を傷つけてしまったのではないでしょうか。
ごめん、ぷう。
おかーさんが悪かった。


2014-12-06 hananokega


上から見ても、鼻の左上が汚れて、もとい、怪我しているのがわかります
2014-12-06 hanakega2


ぷうの傷はまだ治らず。
血が茶色くなってしまい、汚れているようにみえますが、もう取りません。
自然にきれいになるのを、待つからね。

(それでもやっぱり、強引でもきれいにフキフキしたくなる。なんでこんな中途半端なところを怪我しちゃったのか)


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リチャード三世のDNA鑑定

リチャード三世といえば、1485年に32歳の若さで戦死した、シェイクスピアの作品などでもモデルになった「悪名高き」イングランドのプランタジネット家のヨーク朝最後の王様。
ま、よくある歴史の法則で、歴史は勝者によって書かれている或は勝者が「良し」としたものしか受け継がれないから、リチャード三世が悪王だったというのも作り話のようです。
シェイクスピアの時代って、イングランドがカトリックとプロテスタント(英国国教会:簡単に言うと、それまではカトリックだったんだけど、王様のヘンリー八世が世継ぎを生ませるために離婚結婚を繰り返したので、離婚には反対の立場をとるカトリックから分裂してできた国教会)が抗争を繰り返していた激動の時代らしいですから。
エリザベス一世の時代に、反王家とかカトリック寄りの立場のものが生き残っている訳はありませんから、シェイクスピアの作品も一部は一種のプロパガンダ?


しかも、リチャード三世で12世紀から続いていた、イングランド王家のフランス貴族のプランタジネット家の直系の血統が終わってしまい、リチャード三世の死後、ヘンリー七世が王位についてチューダー朝がはじまります(ヘンリー7世は一応プランタジネット家のリチャード三世側ではないランカスター朝の血統があるとされるので、正統な後継者である、っていうことらしい。疑りたくなるような家系図だけど)。
つまり、ヘンリー七世の戴冠を正統化するために、リチャード三世は必要以上に悪く書かれなくてはならなかったのでしょうか?
どっかの国の歴史みたい。
王朝最後の王様(皇帝)は、ほとんど必ず悪役として書かれている。


リチャード三世の遺骨は、イングランド中部レスターに近い修道院に埋められたと伝えられてましたが、2012年、駐車場となっていた修道院跡で発見されました。
DNA鑑定の結果、遺骨はリチャード三世のものと断定されました。

すごい、DNA鑑定ができるなんて。

王朝が変わっているということは、普通直系の子孫は殺されるか運がよくても追放されるかが、歴史の「あるある」だと思ってました。
どうやって鑑定したのかというと、リチャード三世の姉妹に当たる方の直系の子孫の方を探し出して鑑定したとのこと。
直系の方、いたんですね、現代に。
そして、DNAがマッチしたなんて。
素晴らしい。
なんだかよくわからないけど、感動。
(テクノロジーと近代化学だけじゃなくて、500年間も先祖代々不貞を犯す者なく血が継がれていったこのプランタジネット家系の皆様に、感動)


Channel4のニュース番組から。
ビデオの1:30からリチャード三世の姉の直系の子孫であるカナダ人のマイケル・イブセンさん、出演。
What did King Richard III really look like?

「友達とか、似てるって言う。鼻の形とか、頬とか。自分ではそうは思わないんだけどね」
と、イプセンさん。
うん、ちょっと似ているかも。


リチャード3世の悪名はチューダー朝によって作られたものだとし、「名誉回復」を図ろうとするリカーディアン (Ricardian) と呼ばれる方達もいます。
応援しております。



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金融街のアスファルトの上の落とし物

2014-11-29 the city buildings

金融街でもあるリバプールストリート駅近辺のお洒落なところまで買い物に行ってきました。
私だって、たまにはトレンディなところ、行ったりします。
Spitalfields Marketが結構好きなんですよね。
お店もいいものが入っているし、イベントいろいろやってくれるし。
以前はこの辺よく来ていたんだけど、ご無沙汰してました。


それでも、アスファルトの上に珍しいゴミが散らかっているのを発見してしまいました。
警察の騎馬さんがお仕事しているのを見かけたから、多分馬さんの落とし物でしょう。
公共の場所で犬の排泄物をきれいにしないと罰金ものみたいですが、馬さんは無罪放免のようですね。
(雑食と草食の差でしょうか?)

2014-11-29 umasannno

やっぱり、お洒落なお店やカフェの写真より、こういう写真を撮る方が性に合っているようです。
でも、一度くらいはお洒落なところのお洒落な写真を撮って「こーんな素敵なお店に行ってきました」とかいう記事、書いてみたいです。
来年の抱負にしよっと。


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