大英博物館のクリスタルスカルって、そんなに見たいですか?

愛猫ぷうと離れるのが嫌なのも手伝って、旅行嫌いでぐうたらな私はロンドンで唯一のエンターテイメントの場所として最低月一は大英博物館に遊びに行っています。


このあいだの訪問でエレベータに乗っていると、染め物のブロンドの女性となんとなく怪しい男性の中年カップルが入ってきました。
「どこで降りればいいの?」
と、金髪女性。
アクセントからすると、どうやらアメリカ人のようです。
三流映画のチンピラの友達みたいな風貌の男性が、大英博物館ガイドマップを見ながら答えます。
「レベル1だよ、クリスタルスカルなら」
クリスタルスカル?
水晶髑髏?
そんなものをわざわざこの大英博物館で見たい人がいるのですか?
「そこからアフリカの展示室に行けるから」
はあっ?
アフリカ?
クリスタルスカルを見るためにアフリカに行くの?


私はレベル1より下のレベル0(ゼロ)で降りる予定だったのですが、そのカップルは運悪く大英博物館のサービスの悪さにまんまとひっかっかってしまい、レベル1で降りることが出来ませんでした。
エレベーターが大昔のモデルで、到着した階を表示してくれないんですよ(いや、大英博物館だけでなく、こんな古典的なエレベーターが結構英国ではまだ活躍しています)。
ここで降りればいいんですよ、と本当は声をかけてあげたかったのですが、カップルの会話があまりにも凄過ぎてちょっと怖くてできませんでした。
というか、ここまで無知な白人に「クリスタルスカルはアフリカの展示室にはありませんよ。ちなみにクリスタルスカルはアフリカと無関係ですけど」と言ったって、聞き入れられるとは想像できませんでした。
だって、変な知識持っているこの方達のことですから「創造主を信じていないビンボーなアジア人が、英語で話してるの?」と一瞥されるだけて終わってしまいそうでした。


クリスタルスカルは、大英博物館にあります。
19世紀後半に作られた、世界的に最も有名な贋作のひとつです。
2014-08-01 すかる1


一般の博物館の展示物としてではなく、The Wellcome Trust Galleryという2003年にオープンした特別の展示コーナーの隅にこっそりと展示されています。
The Wellcome Trust Galleryとは、ウェルカム・トラスト(The Wellcome Trust)というイギリスに本拠地を持つ医学研究支援等を目的とする公益信託団体が、大英博物館内で企画運営している展示室です。


このヒゲのおっさんが、専門家を100年に渡って騙したこのクリスタルスカルの責任者です。
メキシコの骨董品を主に扱っていたようですが、その辺の技術者に作らせた透き通った骸骨をアステカ文明のものだと偽って売ったようです。
2014-08-01 にせすかる
歴史的教訓として展示しているのだと思いました。


あのアメリカ人カップルは、大英博物館のクリスタルスカルが偽物だと知らず、しかもそれがどういう訳かアフリカのものだと思い込んでいました。
二人がこの大英博物館訪問で、間違いに気付いてくれているといいのですが。



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餃子を心から愛する方へ、閲覧注意

英国の中産階級のお気に入りスーパー、Marks & Spencerの新商品のテレビのコマーシャルを観て、驚きのあまり開いた口が塞がらなくなりました。



餃子、だそうです。
Gyozaとローマ字表記になったとたん、なんだか分からない食い物に変化させられました。
この広告によりますと、サヤエンドウとエビとショウガとトウガラシが主な原材料のようです。
ショウガ以外、なんとなく間違っているような気がしますが。
そして、一回蒸してから、フライパンで焼く、とか謎の行程。
出来上がったGyozaは、一体何の液体につけているのでしょうか。


ちなみに、こちらはあの天下のBBCさんによる食べ物レシピーのサイトのGyozaです。
レシピだけではなく、有難いことにBBCのテレビ番組からの映像も含まれています(日本でもこの映像が鑑賞できるといいですが)。
このBBCの料理番組 The Hairy Bikers は、長髪でヒゲでメタボなおっさん二人が楽しそうに料理を作るという、日本人にとってはかなり不可解な内容になっています。
レモンの皮を具にいれてます。
メタボなおっさん二人のレシピでは、フライパンで焼いてから水をいれて蒸すという行程を踏んでます。
が、水を多くいれて水がまだフライパンに残っている状態で、完成。
BBCサイトのレシピでは、ソースは「しょうゆ、チリオイル、ライムジュース」となっております。
は? ライムジュース?


餃子、大好きです。
でも、Gyozaは多分一生好きになれません。

宇都宮や浜松の人気餃子店の皆様、英国への出店、心よりお待ちしています。




そういえば、このヒゲメタボなおっさん達が日本に行った番組も今年の春頃放送していたようです。
(ダイエット本も出したそうですが、それでもまだまだメタボです)
多分、一番怖いと言われているホラー映画よりオソロしいことになっていると思ったので、Youtubeにもその番組があるようですが、面倒くさくて観る気はありません。



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十年で二十キロの脂肪

仕事の関係で、連れはこのあいだ10年以上会っていなかった某会社に勤めている女性スタッフと再会したそうです。
以前、その方は私も参加した飲み会に来たらしいですが、まったくおぼえていませんでした、残念ながら。
そのあいだ、彼女は二人の子供の母親になったそうです。
おめでとうございます。
そして、十年のあいだ連れは二十キロの脂肪の持ち主になりました。
(煙草をやめたからといって、こんなに太っていいものだろうか)


太ったよな〜。


ある日の連れの夕食後のスイーツ。
市販のチョコムース、チョコチップとトッピング付き。
ムースというよりは、チョコレートをそのまま湯煎にかけて柔買うスムースなまま冷やした感じ。
味音痴だと世界的に有名な一般英国人の食べる一般的な英国のお菓子なので言う必要もないかと思いますが、超甘いです。
その極甘ムースに更にチョコチップのトッピングとか、舌の感性が相変わらずアバンギャルドすぎます。
2014-08-09 chunks


で、その超甘いおやつをバニラアイスクリームにかけてしまう連れ。
2014-08-09 chokoto


あと十年後、連れは更に二十キロ太るのだろうか、と思ったらめまいがしました。
(メタボが原因の成人病発症して重病になったら、私は知りません。自己責任でお願いします)


ぷうは、ちょいぷくぷくのまま。特に体重の増減はないようです。
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ショートブレッドはスコットランド発祥

日本でもニュースで大きく取り上げられたようですが、スコットランドの独立を問う住民投票で反対派が勝利して否決となりました。


スコットランドは、国です。
英国から独立しようがしまいが、スコットランドは独自の文化と豊かな歴史があります。
スポーツによっては、スコットランドとして登録して国際大会で活躍しています(サッカーとかラグビーとか)。
英国/イギリスの正式名称はThe United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland、日本語ではグレートブリテン及び北アイルランド連合王国という、舌を噛みそうなほど長い名前。
北アイルランド、ウェールズ、スコットランド、(首都ロンドンのある)イングランドの四つの国から構成されているのが『英国』です。
(日常でこんな長い名前いちいち使っていられないので) 
例えば、イングランドの西部位置するウェールズでは独自の言語、ウェールズ語が英語と併用されています。
イングランド国から「国境」を越えて(勿論スルーです、誰も見張ってません、県境を越えるようなものです)ウェールズ国に入ると、標識は全てウェールズ語と英語で表示されています。


英国、もしくはグレートブリテン及び北アイルランド連合王国の人気のお土産には、スコッチウィスキー、タータン・チェックのスカーフや小物、ウォーカーズのショートブレッドなどがあると思います。
(バグパイプもキルトもネス湖のネッシーもスコットランド産。アラフォー世代なら馴染みのある漫画/アニメ『キャンディ・キャンディ』のアードレー家はスコットランド系です)
これらの三品、すべてスコットランドの名産品であってロンドンのあるイングランドのものではありません。
スコットランド独自の物産が広く知られている英国のイメージに貢献してますね。


輸入食料店でも絶対取り扱っているウォーカーズのショートブレッド。
ショートブレッドといえばウォーカーズ、くらい有名な会社。
Walkers_Shortbread_Fingers_250g.jpg


実は私はこのショートブレッドが、ビスケット(クッキー)類の中で一番、というくらい大好きなのです。
一般的にクッキーは卵を使用しますが、ショートブレッドは小麦粉、砂糖、バターの三種の材料しか使わない肝の座ったなんとも大胆なお菓子です。
私はかつて、そのシンプルさゆえに病みつきになってしまいました。
そして、どう見てもビスケットの類いなのにショート「ブレッド」と命名されているいい加減さ。
かつてスコットランドではビスケットは課税対象だったので、税を避けるために「ブレット」と名前だけでもパンに分類したと考えられています。


典型的なロンドン観光って、大英博物館で古代エジプトのミイラを見て、インドやスリランカの紅茶を嗜んで、スコットランドの名産品を買うという、国際色豊かな旅行になります。
スコットランドなしには、ロンドンのお土産屋さんはかなりさびしくなってしまうと思います。


ですが、スコットランドの歴史や文化を考慮すると、独立を問う住民投票が近い将来再び開かれることを期待しています。
それと、スペインのカタルーニャでも独立運動があるようですね。
カタルーニャでは、スペイン語ではなくカタラン語で日本のアニメを吹き替えて放送していると聞いたことがあります。
こちらの動きも気になりますね。


それからチベットやウイグルも。


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逢いにきてくれたのかと思った

この数年間、よく通る静かな住宅地の道。
こんなにゃんこさん、いましたか?
先日亡くなった実家の猫さんによく似た子が、ちょこんと塀の上でくつろいでました。
同じく女の子。
お腹が垂れている、同じく中高年のにゃんこさん。
人なつこい子。
しかも、もふもふさせてくれる。
いっぱいいっぱいもふもふさせてくれる。
首をさすると、大喜びで横になってコロンとしてくれる。


2014-09-14 yokunitako


2014-09-14 nitako2


2014-09-14 nitako


でも、うちの子はもっと顔が小さくてひげが短くて垂れていて手足がちょっと細い。
それでも、嬉しい錯覚。
あの子を撫で撫でしているような気持ちになりました。
ありがとう、なぐさめてくれて。
2013-06-23 asuchannpu



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実家の猫さん、虹の橋を渡る


2013-06-22 asucha

いっぱいのふこふこを、ありがとう。


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My Japanese Dolls 大英博物館で見つけたヘンなもの

時々大英博物館について書いています。
書けば書くほど、訪れれば訪れるほど、大英博物館はかなりヘンテコな場所だと気付かされます。
毎日行われているEye-opener Toursは、無料で行われているガイドさんによるツアーですが、このガイドさんがボランティアのためか当たり外れがハンパ無く激しいです。
11時45分から始まる古代イラクのガイドは、三度もキャンセルされて四度目にようやくツアーに参加できたくらいキャンセル率が高かったり、ボランティアさんによってはプロ級の話の上手さと知識があるのにごく一部は知識が全く欠如していて質問されるとしどろもどろ。
一度、中国のガイドに参加してガイドさんのヘンな思い込みに辟易してしまいました。
中国も日本も文化と一般常識が同じだと勝手に思い込んでいる白人系英国人のガイドさん、ツアー参加者に質問を投げかけてきては東洋系出身に「答え言わないでね」とふってきました。
「そんな知識、一般の日本人にはないんですけど〜」
と、反論するのも面倒なほどの思い込みと傲慢さ。
私は中国の四神(青龍、孔雀、白虎、玄武)とか、よく知りません。
ちょっと昔懐かしの任天堂のスーファミの『ロマンシングサガ3』でそんなものが出来きたくらいしか覚えていません。
あと、ちょっと『陰陽師』でもでてきたくらいの知識しかないです。
答えたくても知らないというのに。
どういう教育をボランティアにしているのか、どういう方をボランティアとして選んでいるのか、考えたくもないです。


そういうわけで時折ヘンな経験を味わえる大英博物館ではいろいろ貴重な経験をしています、ありがたいことに。
子供向けのお土産屋さんの本コーナーで、こんなもの発見しました。
2014-08-22 日本のほん?
Read and Dress、 My Japanese Dollsという絵本みたいなものです。
誰がどうみたってヘンテコな民族衣装のイラストが、思いっきり表紙に使われています。


日本の女の子はこんな服を着ている、という思い込みを本にして売るしたたかさ。
それをショップで扱う大英博物館。
さすがです。
2014-08-22 日本のふく?
日本の女の子が可愛くておしゃれ、というイメージが英国の(中産階級の)少女の一部に広まっているという証拠だと思うのですが、何故か嬉しくありません。


日本の食べ物に関して説明しています。
2014-08-22 nihon?
このイラストの女の子、両肘をテーブルについています。
米食べながら巻き寿司がおかずのようです。
"We eat rice with every meal, even breakfast!"
と、解説。
朝ご飯パン派が結構いますが。
お昼はラーメン、うどん、蕎麦、人気ですけど。
毎食米食べているって、日本人には初耳ですね。
でも、あの偉大なる大英博物館に置いてある本なので信憑性が強いはずなので、私の知識と体験が間違っているのでしょう!!!


こんなヘンテコな大英博物館に、すっかり夢中です。


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ロケ現場に遭遇

ロケ現場に、人生初の遭遇です。
一応ロンドンに住んで以来、ファッション系の写真撮影、低予算の映画(ミュージックビデオ?)かアートスクールの学生の映画製作など、幾度か目にしたことがあります。
どんなに多くても、十人くらいの製作。
それが、本格的な映画かテレビドラマのおおがかりな撮影現場に偶然通りかかりました。


野次馬管理/交通整理係だけでも十人以上のスタッフがいたのではないでしょうか。
2014-07-15 ろけ10


スクリーンはってます。
俳優さんが演技始まる直前に、人口雨降らしていました。
2014-07-15 ろけ2


コートを着ている後ろ姿の方が女優さん、その隣の帽子かぶっているのが俳優さん。
この二人が雨の中でいるところに、黒塗りのでっかいアメ車が通る、というシーンを撮っていました。
2014-07-15 ろけ3


これがそのアメ車。中に二人の俳優さんが。
どちらとも黒の背広に黒のネクタイ、黒の帽子という出で立ち。
これでギャング映画でなかったら、どんな映画なのか想像できません。
2014-07-15 ろけ黒塗りかー


他にもクラシックカーが。
昔の車、こんなに近距離で見たことないし興味もないけれど、こうして観察するとやっぱり魅力がありますよね。
2014-07-15 ろけくらしっくかー


このロケ、驚くことに夕方のラッシュアワーの時間帯に撮影していました。
ワンシーンとるたびに、車やバス、通行人を全部止めて「静かにして下さーい」という感じで撮影。
終わると、車や通行人を通す。
その繰り返し。
こんなに面倒なことをロケってするのですね。
平日のラッシュアワーに。
俳優さん達、集中力保つのが大変そう。
(それは勿論プロだからちゃんとしてるんだろうな)
野次馬も結構いたけど、スタッフの数もかなり多かったです。
写真には写っていませんが、テントが最低でも三つ用意されていて、その場でちゃんとスクリーン観てチェックしているスタッフがいました。


映画には疎いし、テレビドラマはまったく観ていないので一生何の撮影だったか知るよしもありませんが。
(聞けば良かった、誰かに。知らない人に声かけるのが苦手すぎる)
テレビドラマだったら気付かないけど、60年代頃の英国(ロンドン)が舞台のギャングっぽい映画が来年公開されたらもしかするとこれかも〜。





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