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ルー・リード、逝っちゃいました

ルー・リード逝去のニュースがメディアを駆け回る一方、私の頭の中はルー・リードいっぱいのこの二日間。


とりあえず、その時を振り返って。


英国人の連れが、27日日曜日の夕方5時頃、フェイスブックの書き込みを見てローストディナーを準備していたキッチンにいた私に「ルーが死んだっ!」と駆け込んできました。
連れのフェイスブックの「友達」は殆どが音楽マニアなので、この時点でフェイスブックやネットはルー・リードのことでパンク寸前。
激しい強風が日曜の夜から翌日の朝に英国に上陸するという重要なニュースを無視して、ニュース番組でもチェック。(鉄道などかなり麻痺して死者もでるほどの被害でした)
それでも、なかなかルー・リードのニュースがBBCに出て来ない。
ネットでもデマ説が流れたりする一方、多くの方々が既にルーの死を確信。
ニュース元がローリングストーン誌なので疑う理由はなかったけど、ルーの死を疑いたい理由だけはありましたから淡々と夕食作りに精を出してました。。


ロースト料理が出来あがった7時頃、BBCとスカイニュースがルー・リード逝去に初めて触れました。


ルー・リードの1972年の曲パーフェクト・デイを1997年に結構有名な歌手やそこそこ有名な歌手達をBBCのチャリティー・シングルとして発表したので、BBCニュースはそこをしっかりと強調。それから、BBCがルー・リード逝去のニュースを放送したのがちょっと遅れてその間に「デマか?」というネットのウワサも流れたようです。最初にニュースを流したのがローリングストーンで、事実確認に時間がかかったらしいです。


アート系のニュースでは一番頑張っているチャネル4は、28日月曜日のニュースでルー・リードを大きく取り上げました。どういう訳かオーストラリア出身のニック・ケイヴのインタビュー付き。難しい人選です。ルー・リードと実際に会ったり仕事をしたようなミュージシャン(例えばデヴィッド・ボウイ)はショックが大きくてインタビューには答えたくない。全くルー・リードと音楽的に関係がないミュージシャンにはインタビューする意味がない。当たり障りナイというのが、ニック・ケイヴが選ばれた理由でしょうか。


今日行って来たレコードストア(Fopp)でもルー・リード専用コーナーが作られてました。バナナのカヴァーで有名なヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコのビニール盤も。


最期の2年間で、闘病生活のためかルー・リードは20歳も歳を取ってしまったようでした。
音楽離れしていた上にショウビズニュースも全く見ていなかったので、ルーの肝臓移植手術後の経過がそんなに悪かったとは知りませんでした。


ルーも、単なるおっさんだったんだよね。


夢の中でルーに遭いました。
歩くのもままならないほど病気に蝕まれたルーに。
陽にあたるために、公園のベンチに座って休んでました。
でも、ジャーナリスト達がルーに気付いてわらわらと寄ってきます。
20人くらいのカメラ持ったジャーナリスト達に囲まれて、ルーは仕方なく彼らを追い払うように立ち上がってよろよろと歩いて行きます。もちろん、ジャーナリスト達もルーの後をついて行きます。
ルーおっさん大丈夫なんだろうかいう心配と、折角遭ったのに握手もしてもらっていないことに気付いて、私もその後を追いかけます。
でも、角を曲がったら、ルーの姿はありませんでした。
右も左も探しまわったのに、あんな歩き方ではそんない早く遠くには行けないはずなのに。
ルーは、どうやら本当に逝ってしまったようでした。


おかげで、自然に涙がでました。
涙が出て、かなり楽になりました。
ルーも楽になったんだろうな、きっと。


というのも、27日の日曜日の朝ネットでモリシーを聴いていた時、偶然にあるBGM集の動画に遭遇してザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンドを聴くきっかけになったバンドを久しぶりに聴いたばかりだったからです。
10年くらい、聴いたことなかったのに。
10年ぶりの「再会」の6時間後には、同じく10年は聴いていなかったザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの中心人物であるルー・リード逝去のニュースなんて、偶然にしても怖過ぎる。
若い頃にはまった音楽はザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンドをはじめとして聴かないようにしてたのです。その中毒性の高さから。
今だけは、ちょっと聴かせてください。





フルアルバムです。
1967 'The Velvet Underground & Nico'




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