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泥だらけ

今日からイースターホリデー。
月曜日まで祝日です。
日曜日のイースターサンデーなどは、クリスマスなみにスーパーマーケットが休みになります。
といっても観光業界は書き入れ時。有名観光スポットは通常営業ですし、公共の交通機関も動いてます。(クリスマスはバスや地下鉄も走ってませんから、静かでいいものです)


お金のある方は旅行に行ったり、実家に帰ってホリデーを過ごす方も多いのですが、うちはぐーたら過ごします。金もないし、将来も不安だし、根がぐーたらなもので。


とある公園に散歩がてら行ってきました。今年のイースターホリデーは寒すぎて手袋しての外出です。
祝日とはいえ曇っているうえに真冬なもの寒さので、思ったより人出は少ないようです。


ぷらぷらと池の周りを歩きあひるさんやらかもさんやらをぼーっと見てから、お手洗いを使用しました。
ドアをと開けたら、化粧台の上に泥が。
この公園のお手洗いがきれいであったことのほうが珍しいのですが(というか、殆どの英国のトイレはきれいではない。更に換気していないのか、臭いが凄いことも多々ある)、さすがにその泥の量に愕然としてしまいました。
運良く流し台は二つあるので、右側のほうはなんとか泥にまみれることなく手を洗うことはできました。
多分、芝生のぬかるみに突っ込んでしまった人が靴か何かを洗ったためこんなことになったと思うのですが、トイレの個室にはちゃんとトイレットテッシューがあるのだから、ちょっと拭くくらいのマナーが欲しいものです。


あんまりひどい状況なので、壁に貼ってある清掃員が掃除した記録ノートをチェックしてみました。
なんと一日二回のみ定期的に掃除をしているだけ。
ところが、今日は既に二回掃除を完了していることになっているのです。
12時と、夕方6時。
しかし、今、5時。
これって、清掃員がずるしてるってこと?
それとも書くのが面倒なので、記入だけしといたのでしょうか。
使用する人もいい加減なら、掃除する人もいい加減なようです。


公共の場所をきれいに使う文化はまだ英国に育たないのでしょうか。
シャーロック・ホームズの作者、アーサー・コナン・ドイルの生きていた時代、家にはトイレがなく人々は壷なんかに用を足してそれを道路に捨てていたそうです。今でもお菓子の紙とか道路に捨てる人多いし、痰も歩道に吐き捨てる人もいるし(服にかかりそうになったこともありました)。
この「公共の場はトイレ兼ゴミ箱」の精神はまだ健全に(?)英国社会に生きているようです。


何処行ってもほぼきれいなトイレを使える日本は、ヘブンすぎます。

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マジメ

けっこうマジメな顔ができる子だって、やっと気がついた。
2013-03-05 まじめ




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Piccalilli ピカリリ

知らなくてもいい、知ってもなんの得にもならない英国の料理の一品です。


Piccalilli、ピカリリは、英国スタイルのインド風ピクルスです。
使用する野菜は、主にカリフラワー、そしてタマネギやキュウリ、レシピによってはここに人参、グリーンビーン、パプリカなど。味付けは、インド風ということでターメリック(ウコン)がはいります。さらにマスタードパウダーが入り、若干の辛みも醸し出します。ピクルスなので、ビネガー(お酢)や砂糖を使いますが、ピカリリの場合、コーンフラワーなどでとろみを出します。


手っ取り早く説明すると、カリフラワーとその他の野菜の黄色いピクルスです。


英国人は、冷たくなったローストターキーやチキンに添えて食べるのが普通のようです。だいたいお肉をローストすると高確率で残り物がでて、これを翌日にチップス(油で揚げたじゃがいも)と一緒に食べたりします。


といっても、私は別にピカリリのどこがおいしいのか分からない。その前に、冷えた残りもののチキンの美味しさが分からない。いや、まずローストチキンを英国人のようにローストポテトやゆでた野菜で食べることに、あまり感心がない。パスタや麺類じゃないのに、いろんなものがお皿にのっているのに、みんなグレイビーソースをかけて同じ味にしてしまうことに満足できない。しかも一般家庭ではグレービーソースは肉汁から作らずにインスタントのソースと使うものだから、有り難みもあんまりない。


去年の年末にクリスマス用に作ったのがまだ残っていたので、なんとなくサラダやお新香感覚でつまんでみました。ターメリックは風邪の予防だけでなく認知症の予防にもよいという話。ならば、食べてもいいや。


ビンは、マッシュルームの水煮の瓶の使い回し。
2013-03-19 ぴかりり


中はこんな感じ。カリフラワー、タマネギ、ガーキンのシンプルな食材のみ。
2013-03-19 ぴかりり2


ピクルスにしてつけてから4ヶ月もたっているので、かなり味にまろみがでて食べやすくなりました。


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英国でペットが亡くなると

英国はいわゆる「動物愛護」のお国だそうですが、日本のようにペット専用の霊園などは私の知る限り存在しません。ペットは家族といっても、お墓をつくって弔うという感覚はないようです。やはり人間と動物の区別はキッチリした上での動物愛護精神なのでしょうか。日本人で仏教式のお葬式しか知らない私にとっては、英国式のペットへの離別の仕方は少し冷たく感じました。


ぱっちゃんが亡くなる前に、獣医さんから遺体をどうするかという説明を受けました。(動物病院で安楽死を選びました)。英国ではペットが亡くなったら、選択は以下のとおり。


1. 遺体を引き取る。
自宅に庭がある場合、ペットの遺体を土葬します。


2. 火葬にしてもらい、後で遺灰を取りにくる。
百数十ポンドかかります。


3. 遺体を引き取らないで、動物病院に置いてくる。
合同火葬です。費用はかかりません。


ぱっちゃんの時は、彼女の「おかあさん」である英国人の連れの意思を尊重して合同火葬を選びました。しかし、動物病院からからっぽのペットキャリーバッグを持ち帰ってから、私が後悔しはじめて「火葬にしたい」と言い出しました。頭では理解しているつもりでしたが、やっぱり駄目でした。「さようなら」を言う時間がないこと、遺灰というぱっちゃんがいた証がないことが辛かったです。


そして、ぱっちゃんの写真を飾って彼女のお気に入りのキャットフードやお水、おもちゃなんか供えました。お線香がないので、ふつうのキャンドルに火を灯して。お花も買ってきて飾りました。そうしないといられなかったようです。こういう一通りの「儀式」みたいなものをなんとなくはじめて気がついたのは、私はやはり日本人なんだということ。形式的なものでしかないとわかっていても、日本式の方法でないと「お別れ」ができないということ。


ぷうの時は火葬にしてもらって、遺灰は私が英国とおさらばする時に一緒に持っていくつもりでいます。


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二周忌

ぱっちゃんは、英国人の連れがペットショップで一目惚れして20ポンド払って里子にした女の子です。本名はPatsy, 私はぱっつおちゃんとかぱっちゃんとか呼んでいました。私にもなついてくれて、時々は一緒にねんこしてくれました(ぷうが嫉妬して邪魔しにくるので、なかなか長い時間一緒にいられなかったですが)。


赤ちゃんの時に里子になったぱっちゃんは英国人のおっさんによくなついて、必ずのようにおっさんのベッドの上でねんこしていました。おっさんはぱっちゃんの「おかあさん」でした。しかし、このおっさん、昔はかなりのヘビースモーカー、しかも英国人にありがちの窓を開けて換気をしないタイプだったので、人生の前半はタバコの煙にまみれての生活でした。


それでも、ぱっちゃんはかなりの健康優良猫。19歳と8ヶ月。そして、虹の橋をわたりました。


2010年の12月から、ぱっちゃんはソファで眠るようになりました。活動量は減り、食欲も徐々に落ちて、首のあたりから小さな腫れ物が。それはまたたくまに大きくなりました。


獣医さんに「寿命ですね。」と言われました。勿論、わかっていました。その獣医さんいわく、殆どの猫ちゃんたちを14〜15歳で看取っているとのこと。このあいだ20歳の猫ちゃんを看取って、その子が知る限り一番の長寿猫だったそうです。だから、19歳って、なかなかの天寿まっとう。でも、19歳になってもおトイレのあとどたばたと走り回ったりぷうと喧嘩する姿を見て、内心「この子は20歳超えするな」と勝手に信じ込んでいたので、事実を受け入れのはとても難しいことでした。「その時」は、急に訪れるのですね。


ぱっちゃんは後から一緒に住むことになったぷうと、仲良くなれずじまいでした。ぷうが男の子で体も大きいので、喧嘩するとどうしてもぱっちゃんが不利でした。でも、10センチくらい微妙に離れたところで寝ている姿を見ると、やはり「同居猫」として気を許し合っているような気がしました。


具合が悪くなってひとりでソファで寝るようになったぱっちゃんと、ぷうもソファで一緒に眠るようになりました。昼間も、ぱっちゃんとぷうは殆どソファで過ごしました。ぷうはよく私の枕元で眠るのですが、ぱっちゃんが心配なのか傍を絶対に離れようとはしませんでした。


そんなぱっちゃんが病気の時、3月11日の東北地方太平洋沖地震の発生です。ネットで情報を集めながら、私は泣いたり怒ったりぱっちゃんの前でしていました。苦しんでいるぱっちゃんに余計なストレスをかけたくなかったけど、事態が大きすぎて自制できませんでした。申し訳なく今でも思っています。穏やかな最期の時間をぱっちゃんに与えられなくて、ごめんなさい。


2013-03-24 ぱ3


2013-03-24 ぱ2


あどけないぱっちゃん。里子に来たばかりの写真だそうです。
2013-03-24 ぱ


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湯たんぽ

三月ももう下旬、翌週はイースターホリデイだというのに、まだまだ寒い今年のイギリス。
北部では雪が降っている模様。ロンドンは午後雨が降り、風が強く、気温も真冬並み。この寒さは来週まで続きそうだと、天気予報。


近所の猫ちゃんが寒そうに駐車場でまるまっているのを見た。
箱入り息子のうちの子は、ふこふこ毛布と湯たんぽゲット。
春が待ち遠しい。


2013-03-01 yutannpo


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親しき仲にも礼儀あり

スペイン人の友人からメールがありました。


「知人の部屋借りていたんだけど、ある事情でいられなくなってしまって、今ユースホステルにいるの。他の人と同じ部屋だからプライバシーがなくて落ち着けない。誰か部屋を短期でもいいから貸してくれそうな人、知ってる?」


彼女は、この3、4年、半年ごとに引っ越しを繰り返しています。若いのならまだしも、もう30代の後半。しょっちゅう引っ越すことを見通してか所持品も殆ど持たず、大きなナップザックひとつで移動できるようにしているようです。半年前に、休学していた大学院のコースを終了したけれど、単位はもらえずじまいとのこと。時々こうして教育機関に登録しても殆ど勉強せず、働かず(まー、中年の大卒者が仕事探すの難しいんだけど)、ボランティアもせず、彼ができても長続きせず、きちんとした長期で滞在できる住まいも見つからず、失業手当を受けたりスペインの親から送金してもらったりして生活しているようです。


知り合ったばかりの頃「私アスぺルガー症候群かも知れない」と言いました。コミュ二ケーションが苦手でグループ活動に参加できない、友達ができない、人と目が合わせられない、などなど、彼女は自分のアスペっぽいところを次々に挙げました。私はアスペルガー症候群のことは大雑把な知識しかなかったのですが、ちょっと気になることがあったので聞いてみました。


「でも、いまこうして目を合わせてコミュ二ケーションとってるよね」
そうしたら、
「あなたは別。最初に見たときから、あなたは大丈夫だと思ったの。ほかの人は殆ど駄目」
(一目ボレされた!)


確かに彼女は私の気持ちが分からないこともあり、早く帰らなければならないときなど、雰囲気や語感では認識できないようでした。帰ろうとしても、何処までも私についてきたがるので、時々ハッキリ意思を伝える必要があり、それでちょっと傷つくこともあるようでした。


彼女は、時々「私今XXXの図書館にいるの。来る?」というメールを送ってきます。数年前、私がとある資格をとるために研修と勉強で毎日大忙しだった時さえも、そのことを知っていても平日の昼1時とかにメールしてくるのです。それなのに、お茶でも一緒にしようと約束すると、待ち合わせ場所に来てくれない上に電話にもでなかったりします(常にひとりで生活してかなり長いので気分が不安定なのではないかと思うのですが)。そういう訳ですれ違い続きで、彼女に会うことは運が良くて数ヶ月に一度が精一杯なのです。


彼女と知り合ってから、英国人外国人問わず、それまであまり接する機会がなかったような人々と仕事やボランティアやワークショップなどを通じて出会いました。常識とか我慢とか礼儀とか、基本的な教育、知識のあんまりない方々。遅刻してセンセに怒られたら、最近このグループに入ってきたやつが気に入らん、と全く話しを換えてセンセに文句いう。大学内でほかの生徒の前で口喧嘩を始めた男子生徒二人、取っ組み合いの喧嘩になるのをあやうく他の生徒にとめられる。「私って、いい子だから偏見とか差別とか何一つないの〜」と言ってるそばから正統派のユダヤ人の悪口はじめる。講義中に炭酸飲料とスナック菓子を平らげる学生。講義中にホワイトボードに書いた文字が小さすぎて読みにくいのでそのことを学生が指摘したら「だったら眼鏡かけてこい」と逆ギレして怒る講師。もちろん、苛められたり嘘つかれたり利用されたりセクハラされたり、いろんな経験をしました。


場の空気が読めない、人の気持ちを推し量ることができない、状況が分からない、それが当たり前。それでも「俺が俺が」「私が私が」と自己主張。他の人のことは考えない、認識しない。自分は絶対悪くない。そういう人達がこの世には結構いることに、呆然としました。そして、ロンドンにはそういう人があんまりにも多すぎて社会の中に組み込まなければ社会が成り立たないことも。
(以前、とあるカレッジのセンセがつい本音を漏らしてくれたのを思い出します。ここでは半分くらいしかまともな人はいない、あとの半分を社会から追い出すことは更なる問題を生むだけ、と)


スペイン人の友人は、自分のコミュニケーションの低さを知っています。他人を傷つけるようなことはしません。彼女は私のことを利用したりすることもありません。


どんなに所持金や滞在場所がなくて困っている時でも、「お金貸して」とか「どーしても今夜だけ居間でいいから泊まらせて」などと彼女は頼んできません。彼女は、なんだかんだいってちゃんと私の気持ちを読んでいるようです。礼儀や常識もわきまえています。ただ、要領があまりよくないのか、ひとりが長過ぎてモチベーションがあがならいのか、ちょっと鬱の気があるのか。


彼女から新しい滞在先が見つかったという報告を待っています。


ぼろぼろ

今日は、英国の財務省の国家予算発表の日。今年の経済成長を下方修正して0.6%としました。こんなに景気が悪くてぼろぼろの英国なのに0.6%も上昇するのかしら、と私なんか下方修正した数字にさえ悲観的。


三年前に労働党から政権を握った保守党(と、自由民主党の連立政権)は、教育から医療から子供手当から障害者手当まで、あちこちチョコチョコと(あるいは大幅に)予算を削りまくり。それもこれも、労働党時代に、比較的景気が良かった(といっても、失業率4.6%もあったんですけどどね。日本の感覚だったら失業率4.6%凄く不景気)にも関わらず膨れに膨れた国の借金を、なんとか減らそうとしてのこと。しかし、景気が悪いこともあり国家収入も減少しているので、これだけ削っても借金は増々増えるばかり。


ドーなる英国?


生活していて、いいハナシは殆ど聞きません。
リストラにあう、大卒無職、フルタイムで働きなくてもパートしかない、金貸してくれ、ジャガイモ値上げ(ジャガイモは英国人の主食なのよ〜!)。


以前聞いたニュースだと、新しいコーヒーショップが地方の街にオープンして8人ほどのスタッフを募集したところ、1700人以上が応募してきたといいます。


こんな不景気関連ニュースを聞くたびに、私のびんぼー人生はまだまだ終わらないんだなと実感。
「びんぼー」とではなく、「貧乏」ときっちりと漢字で表記したくなるほど追い込まれる日も近いことでしょう。


ところで、英国に来たことのある方はご存知かと思いますが、英国では滅多にピン札にお目にかかれません。ボロボロ、ガサガサ、ゴワゴワ、そして特有のなんだかいや〜な臭いがするお札が流通してます。子供の時「お金はいろんな人が触って汚いから、触ったらちゃんと手を洗うのよ」と教育されました。しかし、英国のお札に馴れてしまうと、日本に帰国するたびに日本のお札のきれいなことに心から感動してしまいます。ピカピカのお札は、どうしても不潔なものに感じられず頬擦りしたくなるのです。


あと、こっちの人って、お札に平気でボールペンで書き入れします。
銀行でスタッフがお金数えたあとで、お札に幾らとメモってたりします。お札に覚え書きするなんて、最初みた時はかなりびっくりしました。

2013-03-19 rakugaki


こんなぼろぼろでいたずら書きされてるお札ですが、日本円に両替できると思うとちょっとは可愛く思えるものです。





夢からさめて

すんごくよーく寝てたのに、

2013-02-12 夢のなか


起こされた。また写真だって。

2013-02-06 ねむい


不景気です

英国は不景気のまっただ中。
失業率は7.8%。給料は上がらないのに、物価は上がり続けてます。食料品やガス、電気代なども数年前に比べてかなり高くなっています。移民が増えすぎて予想外の人口増加のために住宅の数が追いつかず、家賃は上がりまくり。更に、子供手当カット、公的な仕事を次々に減らしリストラ発生。明日は我が身と、出費は控えめにならざるをえません。消費者の買い控えが続けば、あらゆるビジネスが打撃を受けます。大手の有名なチェーン店も小さな店舗も、気がつくとショッピングセンターから消えていたりします。


そんな不況下でも新しいビジネスは展開しています。
倒産した店舗を改造して新しいビジネスを始めるのは、だいたい以下の三通り。


1) 金貸屋。いわいる高金利のローンです。貴金属を買ってくれるところもあるようです。不況に強いビジネスですからこれは納得です。


2)ブックメーカー。いわいる賭け屋ですね。英国では賭け事は合法で、サッカーやラグビーなどスポーツが主な対象のようです。(こっちの人がサッカーに夢中になる別な理由)。どういう訳か中を覗くと男性の客しかいませんが。しかし、不況で賭け事が流行るのはあまりいいことではないように思いますが。


3)チャリティーショップ。さまざまな慈善団体が募金集めのために古着、古本、古食器、場所によっては中古の家具を販売しています。中古品を寄付してもらって、それを売って募金を集め、慈善団体のサービスにあてます。不景気のため、企業と個人献金に影響し減少しているので、少しでもこうしたチャリティーショップを通じて募金を集めたいのでしょう。



チャリティーショップは、びんぼー人にとっては有り難い存在です。
最近はチャリティーショップが増えすぎてしかも不況なので皆がいい服を買わなくなっているので、質のいい服が出回ることは少ない気がします。(いいブランドやビンテージものを専門に扱うチャリティーショップがあるのですが、ドレスに20ポンドとかジャケットに40ポンドとかするので、それなら普通の新品を買いたいです。)


この数年、英国で大成功をおさめているファストファッションは、Primarkといチェーン店です。とにかく安い、品数豊富、子供や紳士服も充実して、アクセサリーや小物、下着もいろいろあります。日本のしまむらみたいな感じでしょうか。ここの服がよくチャリティーショップで売られているのですが、元値がTシャツ3ポンドとかドレス10ポンドとか極安なのを、中古なのにTシャツ3ポンド、ドレス6ポンドとかで売られてはお得感ゼロです。しかも安いだけあって品質はよくないので、それなら新品がいいです。それに英国ではユニクロの店舗がありますから、下手に流行遅れの中古のブランド品を買うよりユニクロで買い物したほうが合理的だと思います。



しかし、チャリティーショップでユニクロの服を見つけるのは別。
なんと運良くみつけてしました!
しかも、値下げされていて2ポンド(300円くらい)。


こちらの裏地もこもこのパーカーが購入のお品。


2013-03-18 13.53.10


2013-03-18 yuni


ただしサイズがXS。でも英国のXSだから私の体にも入ります。どうせ部屋着だし。
ああ、やっぱり、日本のものがいい〜。
ユニクロ製品を手に入れただけて、心が安らいでしまいます。


ひよこ豆入りカレー風味具沢山スープ

英国人、もしくはここで育った人達の「肥満」とかの感覚がわかりません。
日本人、特に女性は自分の体重をだいたい知っていると思います。家に体重計があるのは普通だし、若い時は美容とファッション、中年以降は健康と長寿のために、体重管理は基本中の基本。だから、他人の体型にも敏感になります。
こちらの女性は、自分の体重を知らない人が多いようです。つまり、自分が太り過ぎと知らない人もいるのです。


かなり前に受けた講習で、体のいろいろなサイズを測ったり、単位を学びました(こんなこと、いい大人が普通しますか〜。いくら英国で伝統的に使用している単位がフィートやポンドで、メートルとかリットルとかグラムに不得手だからって)。自分の体重や身長くらいおおまかにわかっているし、こちらのでよく使われる体格指数BMI(Body Mass Index)ボディマス指数くらい分かっていました。が、他の学生さんのなかには初めて自分のボディマス指数を知った方もいたようです。

「え〜、あたしこんなにあるんだ〜」
と、とあるインド系でヒップホップ系のファッションと喋り方をするまだ若い学生さん。
そりゃそうでしょ。彼女は肥満ではないかも知れないけど、十分太り過ぎです。よかったですね、ようやく悟れて。
「あ、でも、あたし、ほらジムとか行ってるから〜。筋肉のせいね〜」
次の瞬間には、早くも現実逃避しておりました。どうみても贅肉のつまったおしりを他の学生さんに見せて自己完結していたようでした。


だから、「太ってる、痩せなきゃ」とか言っても、反応薄すぎです。
社交辞令ではない「なに言ってんの?」が返ってきます。
他のヨーロッパ系女性は、肥満率も英国に比べるとぐーんと低いので、かなりいいスタイルしている人でもちょっと太めの方でも「痩せたい」「太っちゃった」などのフレーズが自然に出てきます。が、英国人は、人種問わず(若くてトレンディーでお洒落なライフスタイル目指している人でない限り)痩せた太ったのハナシでは盛り上がれないようです。


そんな肥満王国英国で、ダイエット宣言。
5年前、ダイエットして三キロくらい落としました。あの時とほとんどやり方は同じですね。炭水化物減らして、スープ中心、おやつはナッツ類とドライフルートとヨーグルトなど。ただ、年齢がどう影響するのか不安です。新陳代謝が悪くなっているし、あの時よりずっと太っているし、太り方も変わってしまいました。


今日の朝ご飯は、こんな感じ。

紫キャベツのピクルス。
2013-03-17 紫

よく作り置きします。
細く切った紫キャベツを、お酢(なんでもいけます。私は、英国で一般的によく使われるオオムギから作られるMalt Vinegarを主にバルサミコ酢を少々)、砂糖、ひとつまみの塩で一晩つければ、完成。



ひよこ豆入りカレー風味具沢山スープ。

2013-03-17 かれ2


材料:
人参、
タマネギ、
バターナッツスクワッシュ、
インゲン豆、
茶色のひよこ豆、
にんにく、
トマトピューレ
スウィード(またはルタバガと呼ばれる根菜、あんまり美味しくない。こちら、参照してください ルタバガ


カレーは、市販の粉末のものを使用。
2013-03-17 かれ



英国人のメタボな連れは、家で映画みてネットやってのだらだらの典型的な日曜日。


私は一人でちょっと遠くのショッピングモールに、お買い物へ。太って履けなくなったあのパンツまた絶対に履いてやるんだ、と雨の中往復歩きました。(そのパンツ履ける体重に戻っても、まだまだ太いけどね。)


心機一転できるかな

マジでやばいです。
久しぶりに履こうとしたパンツが、腹の肉に邪魔されて無念にもぱっつぱつの状態。
入りません。無理にいれても、座ると破けそうです。
諦めました。確か、最後に着たのは約4ヶ月前。その間に何があったというのでしょう。
そう、健康的な食生活を推進するワークショップに参加しました。
そこで作った「ヘルシー」な食事が口にあわなくて、帰ってからお腹すいてないのにいろいろ食べちゃって。そんなカロリー摂取オーバーの食事がこのところ日常化してしまいました。


英国の滞在が長くなるにつれて、年齢のせいもありますが、健康に関してかなり気を遣うようになりました。
健康、心と体と両方です。だって、NHSが、怖いんだもん。英国で入院した ら、もっと悪い病気になりそうで。


こちらの国民保健サービス(NHS、National Health Serviceの略)が恐ろしいほどに「サービス」がなくて、空きベッドや手術待ちで数ヶ月かかることもよくあります。看護士さんが鼻かんでそのままの手で注射したのを目撃したことがあります。病院の床に血の跡が10センチ四方くらい清掃されずにいたことも。ある英国人の方は糖尿病にかかったので、糖尿病の専門医に診察を予約してもらったところ、14ヶ月先の予約だったとか。NHSは基本無料でで医療サービスを提供しているのですが(イングランドでは薬代はかかります)、病院や医者を選択する自由はありません。日本だったら、診断しても納得しなかったら、ほかのクリニックや病院を訪ねる自由があります。英国では、この自由がありません。運が悪いと検査を受けるのが遅れて、治るはずの癌も治りにくくなります。(英国の癌による生存率は他のヨ ーロッパ諸国と比較して低いようです)


だから自分で健康いられる最低限のことはしよう、と思います。
大豆食べて、青魚食べて、野菜と果物をよく摂取するようにして、油物は控えて(その反面甘いもの食べちゃっているのですが)食事に気をつけるようになりました。あと、バスや地下鉄をなるべく使わず、歩いて移動できる時は1時間でも歩いて移動するようになりました。交通費節約できるから、びんぼー人にとっては一石二鳥。あと、ちょっとストレッチもして。


もともとぐーたらで、運動嫌いで、家のなかでごろごろするのが大好きなので、それがたたてって貧血で倒れたりぎっくり腰になったりしたこともありました。この数年でかなりライフスタイルは改善されたものです。英国の医療サービスを受けるのが怖くて、必死です。日本にいたら、そこまで健康に気をつかわなかったことでしょう。


あとは、メンタルヘルス。心が元気じゃないと、健康な食生活 を維持できなくなりますからね。落ち込むと、食事と睡眠に影響しますから。食べ物のなかには、セロトニンなど精神を安定させてくれる脳内ホルモンを増やす働きをするものもありますし(肉、魚、大豆などのたんぱく質を構成する「トリプトファン」というアミノ酸がセロトニンの材料だそうです)。


それというのも、海外移住者は心の病気にかかりやすいと学んだので。異文化との接触や環境の変化など、ストレスを高める要因はいくらでもあります。あと、英国で知り合った人で、日本人英国人外国人問わず、心の病気をもった人や、そういう人と関わっている人によく出会いました。それで心理学とか学んだりしました。だから、すごく敏感になってしまって、自分が病気になっちゃうことが、怖くなってしまって。







あ〜、脱線しすぎました。
話を余分すぎる贅肉に戻しましょ。
ダイエットしま〜す。(英国で医療サービス受けたくないから)
当座の目標は三キロ減ですが、我が家の体重計は性能がよくないアナログなので、大雑把なダイエットになります。

2013-02-09 だいえっと

こちらのおっさん猫もダイエットが必要。
ぷうといると、いい脳内ホルモンオキシトシンやセロトニンが増えるみたいです。


日本風の食べ物?

またしても摩訶不思議な日本風の食べ物を、とあるスーパーマーケットの冷凍食品コーナーで発見してしまいました。
堂々と写真とっちゃいました。



まず、一品目。チキン餃子とライムと酒のソース付きだそうです。ライムと酒?!

2013-03-08 もりぷ



裏面。揚げ餃子の具には、鶏肉、キャベツ、しょうゆなと使われています。お決まりのニンニクとショウガも。
気になるのは、コリアンダー(香菜)も使われていること。
2013-03-08 もりぷ2



二品目は、カツチキンボール。
日本風パン粉でおおわれた香辛料で味付けされた鶏と米。説明によりますと、そういう食べ物だそうです。
カツの意味がすっかり分からなくなりました。チキンボールで、十分ではないでしょうか。

2013-03-08 もりぷ3



裏の説明書きを見ると、さらに訳分からなくなります。
Breaded chicken curry rice balls - 鶏カレーごはんの揚げ物、と言いたいらしいです。
だったら最初からカレー風味の米の揚げ物(Curry rice balls)で、いいような気がします。「カツ」って、そんなにトレンディーな響きがあるのでしょうか。
2013-03-08 もりぷ4



以前、英国の料理本の「日本食」レシピで、コリアンダーが使われたのを見たことがあります。英国はじめ、ヨーロッパの伝統食は通常コリアンダーを使いません。大雑把な国民性なので、エキゾチックな料理にはほぼ例外なくコリアンダーを使いたがるのかも知れません。それにしても、ライムや酒入りのしょうゆを揚げ餃子に付ける発想はどこからきたのでしょうか。


こういうの見つけちゃうと苦笑いするのが、精一杯、かな。


お顔隠してお尻隠さず

ぼ〜っ

2013-03-06 はずか


え、なに、写真とってるの!?

2013-03-06 はずかし




ちょっとぉ、はずかしいっ。

2013-03-06 はず



3月11日

ロンドンから応援してます。

2013-03-10 nihonn


これがロンドン?

ろんぷう日記などというタイトルをブログにつけてしまいました。
お察しの通り、滞在場所ロンドン、プラスおっさん猫ぷうで、ろんぷう日記としたのですが、ロンドンや英国関連のブログ内容の偏ったこと。安い食べ物、まずそうな食べ物、ごみ、トイレ。特別英国観光大使に任命されそうなトピックばかり!


そんな訳で、たまにはかなりオーソドックスな大都市ロンドンの姿を(古くて安いデジカメに)収めました!!



タワーブリッジです。あいにくの曇天ですが。(冬は殆どくらーい雲がたちこめてます)
観光客は、この橋をロンドンブリッジと勘違いする人も多いようです。
2013-03-09 橋6



幽霊が出現するというウワサが絶えないロンドン塔。
『ユートピア』の著述で有名なトマス・モアも、ロンドン塔にて斬首刑に処されました。ヘンリー8世の2番目と5番目の王妃も、ここで処刑されました。
2013-03-09 糖2


ロンドン塔の後方にうっすらと写っている白い高層ビルは、去年完成したザ・シャード。 高さは309.6メートル。欧州連合内で、一番の高さを誇ります。

2013-03-09 橋5














でもね〜、これがやっぱりロンドンだと思うの〜。
誰かが置いていったビールの空き瓶から、ロンドン塔を望む。
2013-03-09 橋7


更に、反対側にカメラを向けてみると、

2013-03-09 橋8
ぼろぼろ〜の駅。ドックランズ・ライト・レイルウェイ(ライトメトロ)の駅の乗り場に、左側から行けます。しょぼい。

右手に写っているレンガの廃れた建物を、近くで見てみました。
2013-03-09 橋9

2013-03-09 橋10

どのくらい、放置されたままなのでしょうか、ガラス窓も扉もありません。屋根すらないのです。代わりに植物が生えていました。


壮麗な建物と寂れた建物、裕福と貧困、きれいなものときたないもの。そんなものが同居しているのがロンドンだと思うのです。否定的な見方をしているのではなく、それがひとつの魅力なのではないかと。


あんよ

横から
2013-02-24 にく2


正面から
2013-02-24 にく


告白します。
過去に、この肉球のあいだからのびているお毛ヶをハサミでちょっと切ったことがあります。

Highgate Wood ハイゲートウッド

数年前、hampstead Heath ハムステッドヒースを横切ったら近道になるかと思い、徒歩でチャレンジしてみました。ハムステッドヒースは、ロンドン北部にある320ヘクタールもある公園です。地図で見る限り南から北に抜けるのに2kmもないし、なんとかなるのではないかとてくとこ歩き始めて気がついたのは、遊歩道には殆ど道案内や表示版がなかったこと。奥に行くと木々と草原がランダムに出現するばかりで、曇りの日だったせいもあって散歩している人にも出会いませんでした。森の中を一人で歩き続けるとかなり心細くなって、結局諦めて公園をなんとか迷いながらも脱出し、公共の道路に辿り着いたときの安堵感といったら、もうたとえようもありませんでした。


よく考えてみれば、ハムステッドヒースは、公園ではありますがHeath、つまり荒地を意味するんですよね。そこでようやくコンパスもGPSもなく荒地を彷徨うなんて愚かなことをしたと、気付きました。とにかく、広すぎて視界が木々に遮られるような馴れていない公園は、入ったゲートから出るのが正解だと思いました。


ロンドン北部にある、地下鉄のHighgate駅から徒歩で2分ほどのところにあるHighgate Wood ハイゲートウッドは、迷子になってもそれほど怖くないレベルの広さです。名前が公園ではなくウッドというくらい、殆どのエリアは森です。昔からの原生林です。バンパイアごっこ、魔法使いごっこなど楽しめそうな(?)かなり威厳のある森です。


ハイゲート駅から一番近いゲート。
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ゲートから入ると、道は二つに分かれています。右は道路沿いにのびていて、ほかの出口/ゲートに出られます。左はスポーツ用グラウンドとカフェに通じます。横道にはいらない限り、迷子にはなりにくいです。
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森です。
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夏になったら、緑一色。
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春がくれば、マイナスイオン浴びにまた来たいです。ベンチもあるし。
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ここが緑のグラウンド。
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この古い建物がカフェと洗面所。やっぱりこんな森の中には、古くて寂れた感じの建物のほうがいい。
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こんなにどんよりとした曇りの日でも、ちょっとだけ夕焼けがみられました。
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正統派の古くから人々に愛されている公園と行った感じですね。
ビクトリア公演は、カフェの周りに人が多いうえに建物とか池のオブジェとか調和してなくて、落ち着かなかったですが(ヴィクトリア公園)、ここはすべてがしっくりときます。新緑の季節が待ちどおしいです。


財布、なくしました

くまの顔したお財布をなくしてしまいました。
小銭入れとして使っていたのでお金(日本円にして2000円くらい)しか入っていませんでしたが、やはり気落ちします。


そういうわけで(どういう訳?)、猫の上に猫の置物を乗せてみました。

2013-02-22 nekoneko
(のせ猫にはなれそうにないぷうです)


少しは気が晴れました。
これからは、くまの財布のことは忘れて猫一途に生きます。

ワークショップ、最終回です

健康的な食生活を推進するワークショップ、7回目。最終回です。


作った料理は、以下の通り。


Moroccan Vegetable Couscous モロッコ風野菜煮込みとクスクス
地中海/アラブ地域で愛される食材、クスクスと、野菜のシチューです。クスクスは小さな、1ミリくらいのつぶつぶの小麦粉の麺料理みたいなもの。米のように煮込み料理と食べたり、トマト、きゅうり、コリアンダーと混ぜてオリーブ油とレモン汁でサラダのように食べたり、応用範囲の広い食材です。お湯に浸しておけばそれで調理されてしまうという便利さ。湯で加減がどうのこうの心配する必要なし。
ここで作るシチューは、トマト味で野菜とひよこ豆たっぷりで、トウガラシで辛く仕上げました。



Chicken & Apricot Tagine 鶏とアプリコットのタジーン
タージーンは、北アフリカなど食される肉や野菜たっぷりの煮込み料理です。ここでは鶏肉中心で、スパイスをきかせてドライフルーツで甘みを出します。
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Vegetable Shepherd's Pie with Root Vegetable Mash 野菜のシェパーズパイ
ここでいきなり英国の伝統的な料理登場。シェパーズパイは、ラムの挽肉とタマネギなどを煮込んだものの上に、マッシュポテトをのせてオーブンで焼いたもの。ちなみに、牛挽肉を使うとコテージパイと呼ばれます。そのベジタリアンバージョンで、肉のかわりにレンズ豆を使い、マッシュポテトの代わりに、サツマイモなどを使いました。
2013-02-27 7−2



Pitta Bread ピタ
ピタは、地中海地方やアラブ、中近東などで食べられるパン。中が空洞のポケット状になっているが特徴ですが、作ったピタはふくらみませんでした。写真撮り忘れました。



Rhubarb & Ginger Pies ルバーブとショウガのパイ(パイの写真なし)
ルバーブは、赤い野菜みたいな姿をしているのに、果物としてジャムとかパイにして食される、渡英した日本人にとっては不思議な食材です。美味しくはないけれど、体にいいのなら食べちゃう程度のもの。必ず砂糖と一緒に出てくるので、生で食べられるのかさえ考えたこともない、いまだに謎多き果物として料理される野菜(?)です。

左手前から、中がオレンジ色のサツマイモ(スウィートポテト)、ルバーブ、セロリ。セロリは日本と同じ。こうして見ると、筋があって長くて、ルバーブはセロリっぽい。煮ると、結構すぐにとろけちゃいます。
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手前がモロッコ風野菜煮込み、右がタージーン、左がシェパーズパイ、奥に見えにくいのですがクスクスがあります。

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辛かったので、結局ぜーんぶごちゃ混ぜにして食べるしかなかったです。でも美味しかったですね。満足しました。


ワークショップはこれでおしまいですが、楽しかったです。
食べたことの無い食材(グリーンバナナ)に出会えましたし、普段作らない料理を食べることもできました。ヘルシーに調理法や食材をアレンジするとなると、特に食塩摂取を減らすためには、英国では香辛料を使うようですね。


もっとこれからも健康的に食べて、健康維持します!(やっぱり和食中心に!)


おしりとおかお

おしりだよ〜。
2013-02-23 0しり


おかおだよ〜。2013-02-28 かお


自分のことは自分でできます


掻いて、
2013-02-02 きれ4


舐めて、
2013-02-02 きれ1



もっともっと舐める!
2013-02-02 きれ2



ロンドンのキツネさん

初めてロンドンの街中でキツネさんが道路を悠々と横切っているのを見たのは、10年以上前だと思います。


まず、犬なのか猫なのかの判断が出来なくて(犬にしては耳が立っていて大きくて、猫にしては体が大きくて顔が逆三角)、その動物が何なのか分かるまでちょっとした時間を費やしました。まさかロンドンの中心地にほど近い住宅地に、野生のキツネさんいるとは想像できなかったし、日本にいた時は、動物園とドキュメンタリー番組と民話と童話以外でキツネさんを知る機会はなかったと思います。あ、あと、平成狸合戦ぽんぽこも。実際に檻もなく近距離で遭遇したキツネさんは、とても美しい生き物でした。しっぽが本当にふっくらとして軽やかに動く様は、「もふりたい」と思わせてくれました。


だから、キツネさんは(タヌキさんもそうだけど)、犬や猫や馬やハムスターやセキセイインコとかと違って、遠く離れたところにいる動物と感じてたのですね。だけど、キツネさんは、ロンドンの街の中で、ひっそりと頑張って生きている。ロンドンは、中心街といえども公園も多いから、キツネさんにとっては結構住みやすいのかも知れませんね。というより、元々キツネさんが住んでいたところに、人間が家や道路を造ったに過ぎないのでしょうが。


最近、ロンドンの南東エリアで、9ヶ月の乳児がキツネに重傷を負わせるという事件がありました。普通キツネは人間に近づくことはないので、稀なケースではあるのですが、一部の人はキツネを害獣とみなし「処分」するべきであると主張しています。


こちらは、The Guardianという新聞のサイトからです。
Urban foxes: the facts and the fiction


キツネは本来人間や大きな動物に近づくことはない、と書かれています。また、キツネはネズミを食べるので、ロンドン中のキツネを処分してしまうとネズミも問題が深刻化する可能性も示唆しています。


この10年そこそこのあいだに、数回、主に暗くなってからキツネさんには遭遇しました。
だいたい単独行動、とっとっとっとっ、と道を横切る姿を見かけただけです。近寄ってもこないし、威嚇しても来ません。だから、キツネさんがいてももうびっくりすることもなく、ただただそのしなやかな身のこなしにうっとりするだけです。一度、緑の多い公園付近で、小キツネ達とお母さんキツネがひょっこり顔を出しているのを見ました。


共存できる道があることを、心から願います。



ロンドン市内の住宅地にて。壁に描かれたキツネさん。
2013-03-01 きつね