73歳、ミック・ジャガー、父になる(八度目)

英国のロックバンド、ローリング・ストーンズのヴォーカリスト、日本ではタラコ唇の愛称で有名なミック・ジャガーさんが先日八人目の子供を授かったというニュースが入ってきました。
73歳にして。
お相手は、29歳。
ドナルド・トランプの家系図がマトモに見えるほど、いろいろな女性とつき合っては何人かは子供をもうけ、古希をこえても二十代女性とお付き合いしてしまうお元気な様子には、羨ましいやら、面倒くさいやら、うっとおしいやら。


ミックの若いとき。



うちの英国人の連れは、もちろんロックファンで、そういった時代に生きておりました。
今でも、ロックミュージックやら何やら、たしなんでます。
男女の差もあるのでしょうが、連れはロックミュージシャンやらアーティスト系の方のスキャンダルというか、どーしようもないダメ男エピソードとか、節操のない単なるアホな逸話などに対して、寛大です。
時代とかキャラにもよるけど、あんまりいきすぎたエピソードに対しては、私は消化不良おこすタイプです。
それか、アートとそれを創った人間は切り離す。
それか、(特に現存する)アーティストに関しては、プライベートの情報はあまりいれないようにする。
それでも、結構難しいですけど。


連れは、ミックの73歳にして29歳の女性と子供をもうけたニュースに関して、ふつうに「すげーな」くらいの反応しかしていなかったので、聞いてみました。
もし、自分の娘がいるとして、ミック・ジャガーの子供生んだら、嬉しい? と。
憧れのミックが義理の家族になるのだったら大喜びするのかと思いきや、
「それはダメ」と、素早い返事。
20代で70代の子供産むとか、相手が大金持ちで尊敬するミュージシャンとしても、家族としてはやはり受け付けないようでした。


音楽が好き過ぎて、音楽に関することとなると時々大バカになってしまってついていけない言動があるので、あまり信用できない連れ。
よかった、多少はふつーの感覚をもっているのですね。


ところで、唇以外では健康マニアとして知られているミック・ジャガーさん。
ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスを卒業しているインテリでもあるので、知能指数も高いと推察できるので長生きすると思います(知能指数が高いほうが長生きするというデータがあるようなので)。
それに、ミックのお父様、97歳でお亡くなりになったとか(お母様は87歳、遺伝も長寿には大きく影響するみたいだから)。
余裕で100歳越えそうなので、八人目のお子様のお子様も、ミックは抱っこできそうです。
(あと2、3人くらい子供もいけそうです)



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日本人の洋楽ファンでさえ知らないようなバンドのライブ、行ってきました〜

(2週間前のお話ですが)久しぶりにライブに行って音楽堪能してきました。
80年代の後半に活躍したロンドン出身のインディーバンド、Loopが20数年ぶりに再結成してツアーであちこち回っているというので、連れと共におでかけです。
Loopは、伝説となった正真正銘のカルトバンドです。
まず、日本人の80年代洋楽インディーミュージックファンにほとんど知られていない(笑)。
日本盤も発売されませんでしたから。
本国英国ではかなり注目されたバンドで、この再結成は各方面から大きくとりあげられて一ヶ月にも渡る全米ツアーやあちこちのフェスティバルに呼ばれてで大忙しだそうです。


ライブは、すごくかっこよかったです。
迫力ありまくり。
(もちろん一般うけではないよ〜)
おっさん達が演奏しているということを忘れさせるほど。
再結成を待ちに待ったおっさんファンの熱意もよく伝わってきました。
(前陣を取ったおっさん達の、ハゲ率と「一人で来ました」率高し)。
さすがのカルトっぷりです。
日本人も嬉しいことに数名見かけました。
(もうひとつのバンドを見にきていたのかも。そのGodfleshというバンドも日本人に殆ど知られていないかなりのカルトバンドなので、どのみち素晴らしいことです)


連れ撮影
2014-06-05 ろおぷ


2014-06-05 ruupu



いつも値引き品とかタダとか安いものばかりブログネタにしている我が貧乏ブログですが、当然のことながらおひとり様25ポンドもするこのライブのチケットに一銭もかけておりません。
連れがですね、ちょっとしたコネがありまして幸運にもゲスト枠を頂いたのですよ。
50ポンド、丸儲けです。


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最大のHMV店、幕を閉じる

しまった。


すでに閉まってた。

2014-01-14 hmvとじた

1986年にオープンした世界最大の売り場面積を誇ったオックスフォードストリートにあるHMVレコード店のフラッグショップが、先週日曜日にその歴史に幕を閉じました。
とにかくその売り場面積と品揃えのよさは過去においては有名で、若い時に短期旅行で来た時に同行者の一人のクラシック音楽愛好者がCDを大人買いしていたのを思い出します。
あんまり広くて探すのが大変なこともあったけど。
結局、日本のレコード屋(普通のレコード店のみでなく、HMVもヴァージンもタワーレコードも)のほうが、陳列が丁寧でジャンル分けがしっかりしていて探しやすくて好きだったけれど。
でも、ここは二十年くらい昔までは、ロンドンに来る観光客(音楽が特に趣味でない人も)が必ずといっていいほど訪れる場所だったのに。
音楽産業の縮小とネットショッピングの影響は、ここまで来てしまったようです。
1921年から営業しているボンドストリートのHMV店は営業を続けるそうです。


あと、オックスフォードストリートの変化は、建物が鉄道(Crossrail)建設のため一部取り壊されてしまったこと。
オックスフォードストリートより南側、Dean Streetと Great Chapel Streetの間の建物、消えていて工事中です。
2014-01-14 hmv2

2014-01-14 hmv3




ここからすぐの裏通り、Berwick Streetを南に行くと、様々な専門店があります。
Sister Rayは昔よく来たお店。
営業中。
最近は音楽マニアがビニール盤など漁っているらしいので、こういった小さな個人のレコード店も元気。
2014-01-14 sisterray


ここもレコード店だった記憶があるのですが。
空っぽ。
2014-01-14 moto reko-doya


古きよき英国が消えていく。
もう、いい加減に慣れたつもりでいるけど、元々音楽好きで英国に住み着いてしまったので、やっぱり辛いかな、ちょっとだけ。


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Xfactor ~ どこかで誰かが稼いでいる

Xfactorという人気のテレビ番組があります。
素人さんの歌番組で、チャンピオンに選ばれたり人気のあった参加者は後々レコード会社と契約してミュージシャンとしてデビュー出来たりします。
来日したけど、大抵の日本人は聞いたことも見たこともない男性5人組のポップグループ、One Directionはこの番組から誕生しました。


オーデションを勝ち抜いた12人(組)の素人さんに毎週歌わせて人気のない参加者から一人もしくは一組づつ抜けていく方式なので、ちょっとじれったいというか。
参加者のすべてがポップな路線というわけではないので、たまに個性的な参加者なんかいろんなスタイルの歌を歌わされて、その個性もへったくれも踏みにじられたりするんですよ、可哀想なことに。
英国の音楽業界は最近尋常でないほどに量も質も悪く、アメリカ勢に押されまくりでしかもインデペンデント系レーベルもぼろぼろの状態です。
そのためか、まれに20年前だったら問題なくインディー系で活躍できそうな方も出演してきます。
戦後の英国の製造業に続いて、ポップ/ロック音楽業界も斜陽化してます、確実に。


ま、この番組、金のかかった素人さんカラオケショーなんですけどね、私から見ると。


金はかけてます。
この番組、怖いんですよ。
参加者を毎週一人づつ落としていく過程で、視聴者に電話で投票させてそれを元に誰を落とすか決めるんですよ。
(或はテキストメッセージ、携帯電話に送るメールのこと)
ネット投票は受け付けないみたい。
それが電話代だけじゃなくて、なんだか余計にお金かかるんだな。
このXfactorの番組では、一回投票するのに35ペンスかそれ以上(電話会社による)かかります。
普通、電話するだけでそんなに取られません。
しかも番組最中に必ず視聴者プレゼントがあって、オーストラリアに有名なポップシンガーのコンサートを見てバックステージパス付きで高級ホテルに滞在できる、とか、そんな内容のもの。
でもよく注意して聞くと、エントリーするだけで電話代最低でも1.5ポンドかかるという。
日本円にして225円(1ポンド150円計算)も申し込むだけでかかるの?
それって、絶対どこかで誰かが儲けているじゃない。


英国って、一般参加型の賞とか参加費を電話代など通じて徴収すること多いんですよ。
数年前、ローカルでやってる最高のレストランを選ぶ企画に参加してるのでテキストメッセージでこのレストラン推薦して、と言われたことあります。
でも、よく見たらメッセージ代のほかに25ペンスほどかかるんですよ。


日本は、視聴者参加型にお金なんてかからないですよね。
読者プレゼントなども。
最低限の電話代とか、最低限の切手代とかだけ。


人気のテレビ番組なのですから、広告費だけで十二分な収入を得ているはずです。
お気に入りの参加者に投票するのは、子供達が主でしょう。
どこかで、誰かが、泡銭稼いでいるな。
そう思いながらも、他の英国のバラエティーテレビ番組があまりにもお粗末なのでたまに観てしまいます。
投票は、しないけどね。




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ルー・リード、逝っちゃいました

ルー・リード逝去のニュースがメディアを駆け回る一方、私の頭の中はルー・リードいっぱいのこの二日間。


とりあえず、その時を振り返って。


英国人の連れが、27日日曜日の夕方5時頃、フェイスブックの書き込みを見てローストディナーを準備していたキッチンにいた私に「ルーが死んだっ!」と駆け込んできました。
連れのフェイスブックの「友達」は殆どが音楽マニアなので、この時点でフェイスブックやネットはルー・リードのことでパンク寸前。
激しい強風が日曜の夜から翌日の朝に英国に上陸するという重要なニュースを無視して、ニュース番組でもチェック。(鉄道などかなり麻痺して死者もでるほどの被害でした)
それでも、なかなかルー・リードのニュースがBBCに出て来ない。
ネットでもデマ説が流れたりする一方、多くの方々が既にルーの死を確信。
ニュース元がローリングストーン誌なので疑う理由はなかったけど、ルーの死を疑いたい理由だけはありましたから淡々と夕食作りに精を出してました。。


ロースト料理が出来あがった7時頃、BBCとスカイニュースがルー・リード逝去に初めて触れました。


ルー・リードの1972年の曲パーフェクト・デイを1997年に結構有名な歌手やそこそこ有名な歌手達をBBCのチャリティー・シングルとして発表したので、BBCニュースはそこをしっかりと強調。それから、BBCがルー・リード逝去のニュースを放送したのがちょっと遅れてその間に「デマか?」というネットのウワサも流れたようです。最初にニュースを流したのがローリングストーンで、事実確認に時間がかかったらしいです。


アート系のニュースでは一番頑張っているチャネル4は、28日月曜日のニュースでルー・リードを大きく取り上げました。どういう訳かオーストラリア出身のニック・ケイヴのインタビュー付き。難しい人選です。ルー・リードと実際に会ったり仕事をしたようなミュージシャン(例えばデヴィッド・ボウイ)はショックが大きくてインタビューには答えたくない。全くルー・リードと音楽的に関係がないミュージシャンにはインタビューする意味がない。当たり障りナイというのが、ニック・ケイヴが選ばれた理由でしょうか。


今日行って来たレコードストア(Fopp)でもルー・リード専用コーナーが作られてました。バナナのカヴァーで有名なヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコのビニール盤も。


最期の2年間で、闘病生活のためかルー・リードは20歳も歳を取ってしまったようでした。
音楽離れしていた上にショウビズニュースも全く見ていなかったので、ルーの肝臓移植手術後の経過がそんなに悪かったとは知りませんでした。


ルーも、単なるおっさんだったんだよね。


夢の中でルーに遭いました。
歩くのもままならないほど病気に蝕まれたルーに。
陽にあたるために、公園のベンチに座って休んでました。
でも、ジャーナリスト達がルーに気付いてわらわらと寄ってきます。
20人くらいのカメラ持ったジャーナリスト達に囲まれて、ルーは仕方なく彼らを追い払うように立ち上がってよろよろと歩いて行きます。もちろん、ジャーナリスト達もルーの後をついて行きます。
ルーおっさん大丈夫なんだろうかいう心配と、折角遭ったのに握手もしてもらっていないことに気付いて、私もその後を追いかけます。
でも、角を曲がったら、ルーの姿はありませんでした。
右も左も探しまわったのに、あんな歩き方ではそんない早く遠くには行けないはずなのに。
ルーは、どうやら本当に逝ってしまったようでした。


おかげで、自然に涙がでました。
涙が出て、かなり楽になりました。
ルーも楽になったんだろうな、きっと。


というのも、27日の日曜日の朝ネットでモリシーを聴いていた時、偶然にあるBGM集の動画に遭遇してザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンドを聴くきっかけになったバンドを久しぶりに聴いたばかりだったからです。
10年くらい、聴いたことなかったのに。
10年ぶりの「再会」の6時間後には、同じく10年は聴いていなかったザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの中心人物であるルー・リード逝去のニュースなんて、偶然にしても怖過ぎる。
若い頃にはまった音楽はザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンドをはじめとして聴かないようにしてたのです。その中毒性の高さから。
今だけは、ちょっと聴かせてください。





フルアルバムです。
1967 'The Velvet Underground & Nico'




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