英国は、いつまで『英国らしさ』をたもてるの?

英国首相のテレーザ・メイが、米国の新大統領トランプを訪問する初の外国のリーダーとなりました。
ま、そういうものよねー、米英はいつも仲良し。
ここまで仲良くなっちゃうんだから→トランプ大統領とメイ首相、仲むつまじく手を握り合う(画像)



EUを離脱する予定の英国としては、代わりに自由貿易をする相手国を目下物色中でして、米国や中国はそのトップリストです。
EU離脱以前も以後も、テレビのニュース番組が自由貿易を希求する英国民を取材すると決まって中小企業の製造業でして、「関税がなければ中国に売れるのに」といった、締めくくり。
でも、英国の製造業って、凄く弱体化してからかなり経ってるんですけど。
何故か英国民は、いまだに自国の製造業がさかんだと思い込んでるんですよねー。
過去の栄光をひきずっているのか。
ソニーもトヨタもサムソンも、英国の会社だと勘違いしてるんでしょうか?
『エンジニア』という職種が絶滅種に指定されてもいいのではないかと思うくらい、普通に生活している限りロンドンでは滅多にエンジニアの方に出会いません。
会ったら会ったで「日本はいいな〜」とか、言われるんです。
それくらい製造業に弱い英国が他国と貿易協定を締結し、関税無くしたところで、海外への輸出量がそんなに簡単に改善するのでしょうか。
それよりも、海外から英国に入ってくる物の方が増えるでしょうね。
やはり米国は、多角的にいろいろな産業が豊かです。
牛肉や果物、スナック菓子など食料品や医療関係(保険から薬まで)がいっぱい米国から入ってくる可能性って、ないのかな?



医療/医療保険は、来そうです。
Theresa May suggests UK health services could be part of US trade deal


英国の国営の医療サービス、NHSのことはこととん嫌いだし信用できないし最低最悪だと思っています。
でも、英国民にとっては絶対に必要。
必要悪、だけど。
完全に民間会社が病院を好き勝手に運営すると、もっと悪くなる可能性もあります。
(民営化してカオスに陥った好例は、鉄道。日本では民営化が成功したのでそれが当たり前だと思っていたのですが、こちらでは料金は高くなりサービスは悪くなり英国の鉄道はボロボロ。高速鉄道の開発は日本より40年くらい遅れているし、HITACHIさんのような海外の会社に車両造ってもらわないといけないくらい、鉄道に関する製造業もすさんでいるみたいだし)


英国民の誇り『タダのNHS』は、まさか米国に切り売りしないのでしょうね?


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EU離脱、ホントにするのね〜

昨日1月24日に、英国の最高裁判所が、EUこと欧州連合からの離脱を通告するリスボン条約50条を発動するのには、議会での承認が必要との判断を下しました。(ロイターのニュース)


最高裁の判断を受けて、英国下院で国会議員による是非を問う投票が近々行われるようです。
でも、国民投票の結果を尊重して、大多数の賛成が得られる予定です。
残念ながら、大どんでん返しは、期待できません。
去年の国民投票が行われた頃、与党である保守党の国会議員は元々半分以上は離脱反対残留派だったし、第一野党の労働党もほぼ残留派でした。
保守党議員は全員賛成に投票する模様、反対していた労働党議員もほぼ賛成に票を投じるようです。
信条を曲げずに反対するのは、第三党だったのに最近人気が落ちた自由民主党やスコットランド国民党等の議員さんです。
勿論、保守党だけで過半数を取っているので、彼らが反対してももうどうにもなりません。


ただ、スコットランドは、本気で独立を考えているようです。
だって、前回のスコットランド独立を問う国民投票をおこなった時は、英国は『EU』の一部という前提だったのですから。
スコットランドは過半数が残留派なので、今、国民投票をひらけば高い確率で独立を選択するでしょうし、EUへの加入を希望するでしょう。
ただ、原子力潜水艦の母港という重要な軍事施設がスコットランドにあるんですけど、これ、どうなるのでしょう?
イングランドがそんなにあっさりとスコットランドを独立させるとは、想像できないのです。
それでも、スコットランドには頑張って欲しいです。






全く無用な、英国の『自由民主党』の大雑把で適当な解説

元々は、右翼の保守党と左翼の労働党の中道を目指す政党だったようです。が、労働党議員のくせに全く労働党の信条を無視したほぼサッチャー政権下の保守党と同じことをやってしまったブレア首相の時代のために、自由民主党はちょっと人気を得ました。2010年の総選挙では、小選挙区制のため議席獲得はそう大きくはなかったけれど、23パーセントもの投票率を得ました。けれど、過半数に達しなかった保守党と連合したために、自由民主党の信条を無視したと国民から思われ、2015年の総選挙ではわずか7.9パーセントと大きく後退。党首ニック・クレッグは責任をとって辞任、後任についたのは、ティム・ファロン。この自由民主党のリーダーが、カルトな映画でおたくっぽい役や変人を主に演じる英国の俳優のサイモン・ペグを思わせる容貌なのです(そう、だた単に、これが言いたかった)。

サイモン・ペグの超名作といえば、ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-』




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2020年のアメリカ大統領選が今から楽しみです

六月のEU離脱の国民投票の時も思ったのですが、世論調査とかメディアとかって、疑ってかかってもいいのですね。
アメリカの大統領選だったので、英国のようなすっとぼけた世論調査とか深読みしないジャーナリストによる分析とか、まさかないよね〜きっとないよね〜、と思っていたのに。
国民投票の時と、同じような成り行きが、また起こるなんて。
うーん。


2020年のアメリカ大統領選、待ち遠しいです。
今回よりとんでもないことになったりして。
大人気のミュージシャンのアフリカ系アメリカ人、カニエ・ウェストさんが、大統領選に出馬する可能性があります(お母さんが大学教授、子供のときはその関係で中国で暮らしたこともあり。なかなかインテリなラッパーです)。
有名人の参戦。
荒れそうですよね〜。
楽しみ楽しみ。
2020年には、もっと正確な世論調査の方法が確立していますように。


ところで、昨日(11月9日)、チャンネル4のニュースを見ていたら、英国の首相官邸前からの生中継で、キャスターの背後に首相官邸ネズミ捕獲長であられる猫のラリーさんのお姿をお見かけしました。
Youtubeには上がっていなかったのですが、チャネル4ニュースのサイトでその貴重な映像を発見しました。
こちらからリンクしてください。
Trump and the ‘special relationship’ with Britain
画面向かって右下(キャスターの男性の左側)、33〜55秒あたりに、ラリーさんがさり気なく登場します。
要所要所にきちんとお見えになるラリーさん。
さすが、素晴らしい仕事をなさっています。
(ラリーさんのことは、こちらで 『首相官邸ネズミ捕獲長』という肩書きを持った、猫のラリーさん


ラリーさんが、英国の国民投票の翌朝、当時の首相キャメロンさんの声明を待ち構えていた大勢のジャーナリストの前にいらっしゃった映像はこちらです。

今となっては懐かしい。
五ヶ月近くたっているのに。
EU脱退、どーするの?
英国、大丈夫なの?


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イングランド\(^o^)/オワタ

ネットで何度か見かけたこの『\(^o^)/オワタ』。
もしかして、こういう時に使うのかな?


昨夜(6月27日)、サッカー選手権のユーロ2016でイングランドが敗退しました。
人口が53,000,000人、プロサッカーリーグもさかんで、世界中にファンがいるトップチームがある、あのサッカー王国イングランドが、人口たったの320,000人でプロのサッカーリーグのない間欠泉で有名な小国アイスランドに1−2で負けました。
元イングランド代表のゲーリー・リネカー氏は、「イングランドはプロサッカー選手よりも火山が多い国に負けた」(座布団一枚)と批判。
イングランドチ―ム、今回のユーロ杯、終わりです。


でもね、ユーロ杯は、4年ごとに開催されるから、4年待てばいいだけ。
ワールドカップは2年後にあるし。
挽回のチャンスは、すぐやってきます。


それに反して、EU、一度脱退したら、それまで。
そして、脱退するまでの道のりは果てしなく長いイバラの道で、ヨーロッパ諸国や他の国々とそれぞれに貿易やその他の協定を締結するものも大変な仕事になりそうです。


離脱派は、とりあえず数年は不景気とポンド安と失業率悪化を覚悟したうえで、それでも20年後には強い英国を取り戻すんだ、という危険や不安定さを充分に熟知した上で、ストイックな生き方を選択したのかと思っていました(嫌味で言ってるんじゃないよ〜)。
しかし、国民投票の結果が出て、離脱に投票した英国民の一部から衝撃的な告白が。
これには世界中がバカウケです。


「景気が悪くなるとか、全く予想していなかった」とか。
「スペインへのホリデーが割高になるなんて思っていなかった」とか。
「年金にまで影響するとか知らなかった」とか。
「食料品が値上げするとか知らなかった」とか。
「うちの町にEUから補助金がでていたなんて知らなかった」とか。
或は、そういった声は聞いたけれど、残留派がでっち上げているだけで信じてなかったので景気に影響するとか考えていなかった、とか。
離脱が決まってから、英国内のグーグルへの検索は、驚くものでした。
「EUって、何?」とか「EUって、何カ国あるの?」とか「離脱するとどうなるの?」とか、EUに関する基本的なことを今更ながら調べていて、これも大笑い(Following Brexit, ‘What Is The EU?’ Becomes One Of The Most Searched Terms In The U.K.)。
更にはツイッターではハッシュタグ、#BREGRET #REGREXIT など、離脱を後悔する造語がつくられました。
「離脱になるんなら、残留に投票したのに」とか。
投票しなかった人は「こんなことになるんだったら、投票すればよかった」とか。
経済的な悪影響よりも、あの傲慢で偽善的でお偉いさんが何だかいろいろ勝手に決めちゃっているEUに楯突いてまで英国のプライドを守ろうとしたあなた達の勇気を尊敬していたのに(皮肉じゃないよ〜)。



でも、こんなにドッカンドッカン笑いをとりまくるって、流石〜。



スコットランドがイングランドに愛想を尽かして、独立してEUに残留する道を模索するようです。
ウェールズも、独立を真剣に考え始めました。
様々な問題を抱え、複雑な歴史をもつ北アイルランドも。


イングランドは、スコットランドもウェールズも北アイルランドも一緒にいて欲しいのに。
EUも、イングランドとスコットランドとウェールズと北アイルランドが一緒の連合王国に、一緒にいて欲しかったのに。


あ〜あ。
なんて切ない。



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英国、EUやめるってよ

予想を裏切って離脱派の勝利となった、英国のEUのメンバーシップを問う国民投票。
私の頭の中もパニック。
去年の総選挙後、実は私はこんなこと書いていたけど(私自身が移民だけど、やっぱり移民に厳しくして欲しいって思う時ある)。
自分のブログから引用すると『本気で欧州連合から脱退する気のある人は実は少数派で、実際は条例を変えたり欧州連合の影響力を小さくしたいだけ、だと思うのですが』だって。
とんでもなかったですね。
彼らは本気です。


とりあえず大きなニュースとしては、
・株とか外貨とか、ぐちゃぐちゃ
・英国の与党の保守党、ぐちゃぐちゃ。キャメロン首相辞任するって
・英国の野党の労働党、ぐちゃぐちゃ。労働党議員/党員の多くが残留派だったのに、労働党の支持者が多いエリアでも離脱派が多かったことから、党のリーダーであるジェレミー・コービン辞任しろ運動が盛り上がるかも
・残留派の多いスコットランド、また独立を問う国民選挙やるって
・ほかのヨーロッパ諸国、EU離脱に関心のあるところも多いらしく、ぐちゃぐちゃの予感




個人的に、この国民投票とその結果を受けて気になったところは以下の通りです。

・当てにならない世論調査
去年の総選挙の時に、私こんなこと書いてました。 → せっかく選挙楽しみにしていたのに
緊迫したなかでの開票だったので皆ナーバスになっていたのに、蓋を開けてみれば、保守党余裕で過半数。
今回は、接戦だけど残留になりそうだからそんなに神経質にならなくていいよ、という雰囲気だったのに、一気に空気が凍りまくる事態。
世論調査、この一年間調査方法の見直しと改革に真面目にとりくんでいなかったのではないでしょうか。
調査を行った会社/機関の名前とその方法、サンプル数、結果の一覧は、こちらで確認できます。
Opinion polling for the United Kingdom European Union membership referendum



・離脱派ボリス・ジョンソン、ブーイングされる
離脱のキャンペーンに参加していたロンドン市長を二期務めたボリス・ジョンソン保父党の国会議員、選挙の翌朝、自宅から出て来たところをロンドン市民からひどいブーイングを受けました。
警官に誘導されて、車に乗り込んで『出勤』です。
市長として人気があったのに、残留派が多いロンドン市民のジョンソンさんへの不信は長く残るかも知れません。
髪の毛ぼさぼさのまま自転車でいつも国会通い(市長時代はシティ・ホール)していたことで有名で、その飾らない性格が好かれていた人だけど、これからは警備が厳しくなって運転手付きの車で通勤を余儀なくされるかも。




・あまり有効ではなかった、残留派のキャンペーン用ポスター
gettyimages-533887666.jpg
ボリスさんとトランプさんのキス。
離脱を選択したら、ボリスさんとトランプさんが仲良くなって世界中に不安と不信と不透明感が広まるでしょう、と言いたかったのかな?
現実に、こうなりそうな可能性ばかりが大きくなるのですが。


・ボリス・ジョンソンのお父様、スタンレー・ジョンソンさんがチャーミングな件
離脱派のキャンペーンの顔として活躍して、次期保守党のリーダーそして首相になる可能性が一気に高まったボリス・ジョンソンさん。
実は、彼のお父様は、残留派としてキャンペーンをしていました。
息子とはEUに関しては意見が会わなくても、やはり親子。
髪質といい、髪型といい、話し方といい、そっくり。
うける〜。
やっぱり、カリスマ性はありますね〜。




・次期首相の賭けもはじまってますよ〜
何事が起ころうとも、起こらなくても、ブックメーカー(賭け屋)は元気。
これが英国。
賭け率はこちらから。
Next Prime Minister Betting Odds



それから、アメリカの次期大統領候補のトランプさん、スコットランドに来ています。
どうもゴルフ場、持ってるらしいですね(調べるのも面倒だし関心無いから、ま、いいか)。
他にいろいろありすぎて、この人のことはほぼ忘れ去られています。


他のヨーロッパ諸国に、この結果がどう影響して行くのでしょうか。
誰かが言っているように、ドミノ倒しのように余波が広がって、EUのみならず、ヨーロッパ、そして世界へと今ある『体制』に致命的な亀裂ができるのでしょうか。
(戦後体制の終焉の始まり? それともしたたかでズルい英国は、短期では苦しんでも長期的には復活して再び世界の覇者となるのか?)



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