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アムステルダムのスキポール空港で二時間半遅れ

さてさて、日本に一時帰国したのはもう2ヶ月も前のことなのですが、のちのち日記代わりにいろいろ書いておいた方がよいことが多いので、ちょっとずつ出して行きます。


今回は、いろいろ悩んだようで(どこの航空会社がいいかな? )あっさり決まったオランダのKLM航空にお世話になりました。
安い、使ったことある、西ヨーロッパの安全性も高い会社、等々の理由から。
(やはり、安いは強いわ〜)


当日、冬のロンドンにしては珍しく晴れておりまして、ヒースローからオランダまでの短距離飛行機では窓際の席だったのでよく風景が見られるなと喜んでおりました。
アムステルダムのスキポール空港で、乗り換え。
ロンドンからは、あっ、と言う間の短距離です。
短距離過ぎる国際線ランキングとかあったら、高確率でトップになりそうな、笑っちゃうくらいの近さ。
機内で出されるスナックとか飲み物をゆっくり食べているヒマはありません。
とっととCAさんがゴミ回収に来ますから、ガーッと食べてドーッと飲み物は流し込みましょう。
(ほぼ無意味な機内サービス。なくてもいいような。 それか機内に入る時に、スナックと缶ボトル系のドリンクだけ手渡してしまえばいいいのでは?


と、天気のよいドーバー海峡を飛んでおりましたら、ヨーロッパの大陸に近づくと曇ってきました。
さらに、視界は悪くなって。
雨?
いや、雪でした。
雪、アムステルダムでは降り始めたようで、スキポール空港は、うっすらと白くなり始めていました。


やばいよ〜。
これって、雪で飛行機遅れたり飛ばなくなったりするパターン?
悪い予感が。
ああもうめんどうくさ〜


と、気分が滅入ったままただっぴろいスキポール空港内をうろうろ。
ここは乗り換えの旅行者も多いので、とにかく広い。
そして、広いだけのことはあって、食べ物屋と高級ブランド店だけではない『遊び』の場所が。
生のピアノ演奏が聞こえてくる〜
くつろげる場所。
足伸ばしたり、横になったり、パソコン使ったり、本読んだり、生演奏を楽しめる場所。
そうだよね〜、こんな場所ないと、長旅で疲れてたり、慣れない飛行機でストレスたまっている旅行客はもっとイライラしちゃうよね。
イライラした旅行客を対応するスタッフもイライラするだろうし。
ピアノの演目は、かる〜い感じの映画のサウンドトラック的なものが多かったかな?
みんな知っている感じの曲。
(こんな場所で、シリアス過ぎる曲は聴きたくない)
映画『ボヘミアンラプソディー』流行っているから、それも弾いていたのだけれど、まだまだ練習中だったみたい。
他の曲はこなれたように弾いていたのに、ボヘミアンラプソディーは、つっかえたりまだアレンジがかたまっていなかったり。
そういった演奏者の心意気もあわせて楽しめました。
ありがとうございます。
(今頃は、すっかりマスターしていることでしょう)


おらんだ1


で、雪は降るばかり。
これが私の日本への帰国便。
出発予定時刻の30分くらい前。
おらんだ2


乗客はすべて機内に乗せたままの状態で、機体の除雪作業等で、2時間半くらい待たされました。
運良く飛行機は空いてまして、人によっては4席全部使い放題。
うらやましかった、4席に全身横になって足伸ばして寝ている人。
そういう私は、三席確保。
映画みたり横になったり。
待機中は、ボトルの水だけの配布で機内食サービスが出ないので、お腹が空いてきてしまい持参のピーナッツを食べたかったのですが「ナッツアレルギーの方が乗っていらっしゃるのでピーナッツ等は食べないで下さい」というアナウンスが。
そうか〜、ピーナッツは飛行機旅行ではあまり持ち歩かないほうがよいみたいですね。


成田着も、2時間ちょい遅れ。
ただ、機内が空いていたので、特に時間がかかったことでのストレスもなく快適なエコノミーの旅となりました。



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ジブリ美術館 傾向と対策編

ジブリ美術館というのは、なかなか不思議なところです。
知名度は勿論映画の影響であるものの、実はそれほど訪問者の多い所でもなく、館内の写真や映像撮影が禁止されていることからネットで探せる情報もそれほど多くありません、浦安市にあるディズニーリゾートとか比べると。
『美術館』とか名付けてしかも入館料がたったの1000円なので、私は小一時間で余裕で鑑賞できるようなところだと思っていました。
確かに、建物はそれほど大きくないですし、展示物がそれほど多いわけでもないのに。
が、中身が結構濃いのです。
ジブリキャラのステンドガラスに感動していたら、それだけで時間がかかるのです。
じっくり楽しもうとしたら、それはそれは大変なことになります。
とりあえず、ジブリ美術館、お得感のある入館料とは真逆で、さり気なくハードルは高いです。


それでは、そんなジブリ美術館に行っても後悔しない対策、私なりに考えてみました。



1)時間に余裕をもつ
美術館オリジナルの短編映画を鑑賞できます。
本屋さんもあります。
お土産屋さんもあります。
カフェもあります。
お茶をする時間を入れて、最低3時間は欲しいと思います。
念のため、4時間覚悟でもいいと思います。
(チケットを購入すると入館時間も指定されます。6時閉館なので、4時入館指定はできれば避けたいです)


2)金銭に余裕をもつ
お土産屋さん、というかジブリ関連ショップ、かなりすごいものやオリジナル商品も扱っていて、楽しめます。
やはり予算は多く見積もっていたほうがいいと思います。
モロゾフのオリジナルクッキーとか、1800円で売ってましたから。
(食べ物のお土産がホントにないのよ〜、鯛焼きならぬポニョ焼きとか、トトロの人形焼きとか、コダマのサブレとか、リクエストできないのでしょうか)


3)エネルギーに余裕をもつ
単なる『美術館』ではありません。
眠っていたジブリ愛が、入館と同時に刺激されて一気に躁状態、テンションマックスになってしまう可能性もあります。
人が多くてゆっくり見られない展示物があってまた戻ってきたり、館内の装飾の細かいところやトイレの可愛さに感動したり、ロボット兵に抱きついて一緒に写真を撮ったり、螺旋階段を上がったり下りたり、けっこうエネルギー使います。
くれぐれもここに到着する前に、井の頭公園で顔面紙芝居とか見ちゃったりして、エネルギーを奪われないようにしましょう。
(それでも顔面紙芝居オススメですが)


4)計画はお早めに
「そうだ、京都に行こう」というチャッチフレーズが使われていたように、京都には思いついたらすぐに行けますが、ジブリ美術館には行けません。
チケットは日時指定の先行予約制です。
しかも、人気が高いのであっという間に売り切れます。
人気が高いためか、抽選販売もあるようです。
現在、ジブリ美術館はメンテナンスのために休館していますが、夏休み直前に通常営業に戻ります。
ジブリ美術館に行くには、早いうちから計画をたててチケットを頑張って入手するしかないのです。
(行く当日、風邪ひいたり休暇が取れなかったり一緒に行く約束をした人とケンカ別れしていないことを祈るしかないのです)


チケット入手の裏技:三鷹市あるいは近隣の市(武蔵野市、小金井市、西東京市)に住むか通うか学ぶ
チケットが比較的楽に入手できる方法としては、『三鷹市・近隣市民枠』というものを使って購入することです。
これらの市に在住・在勤・在学している方に優遇されている制度なので、縁のある方は利用するしかないです。
これらの市に所縁のない人は、三鷹市あるいは近隣の市に在住・在勤・在学している友達をつくっちゃいましょう!
今調べたところによると、夏休みのチケット、『三鷹市・近隣市民枠』はまだまだ余裕があります。


まとめとして、ジブリ美術館を『甘く見ない』ことです。
そんなにジブリマニアじゃないから大丈夫、とか思っていても、一歩踏み入れたら「うぉぉぉぉぉぉ〜」と唸ってしまう可能性もあります(私も行くまではそれほど盛り上がってませんでした)。
千葉県にある東京ディズニーリゾートと違っていつでも行きたい時に気軽に行けるわけではないので、ジブリ美術館にいるあいだは全身全霊をかけて思いっきり楽しむに限ると思います。



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ジブリ美術館 感想編

ジブリ美術館を訪問して、楽しい時間を過ごしましたがちょっと物足りなさも感じました。
いつのことになるやら分かりませんが、いつか再び訪れることを祈りつつ、その時は90パーセント以上の満足度が得られることを望みます。
今回は、ここに来るまでに120パーセント満足して心身ともにエネルギー使い果たして、それでもジブリ感満載の館内はそこにいるだけで幸せな気持ちになれテンションは高くてずっと躁状態でした。


まず、この美術館をジブリが経営している単なる美術館として捉えることすら、間違っていました。
その兆候は、実はこの美術館の呼び方にも現れています。
三鷹の森ジブリ美術館。
これが正式名称ですが、英語ではGhibli Museumです。
これで混乱したのか、私は『ジブリ博物館』と間違って呼びまくっていました。
パリにあるルーブル美術館と似たような、語感とか意味の違いがあります。
英語ではThe Louvreもしくは the Louvre Museum、フランス語ではMusée du Louvre。
ルーブル美術館は、アート作品も多くありますが展示物は多岐にわたるのでしっかりした『博物館』です。
美術館というと、展示物は絵画中心で普通英語ではGalleryです。
私の感覚では、三鷹の森ジブリ美術館は『テーマパーク的な博物館』であり、大雑把で面倒くさがりなのでこれは英語表記にのっとって『博物館』でいいと思います。
(でも美術館のほうが日本人にとっては語感がいいんだろうな〜)


名称は、ま、どうでもいいんですけどね。
この美術館だか博物館だかのわからないと、ジブリ『博物館』の特徴を説明するのに個人的にはこのほうが分かりやすいと感じました。


『テーマパーク的な博物館』ということは、ジブリなんですから当然といえば当然ですが、普通の博物館と違います。
まず、建物の中を上がったり下がったりします。
故意にそういった設計になっているわけです、ゲストを館内で迷わせるような、そして迷子になることを楽しめるような。
館内の案内板でも、『順路はありません、好き勝手やってください、迷子になってもいいじゃない』みたいなことが書いてありました(実際は勿論きちんとした丁寧で優しい表現方法です。私の脳内変換だと、こんな感じでしか思い出せないのです)。
入館すると最初から階段を下るような設計になっており、狭い螺旋階段を上がったり、屋上のロボット兵に会いに行ったり、気がつくと上がったり下がったりしています。
ジブリの多くのキャラクターも、飛行して上がったり下がったりするように(ナウシカとか)、建物や空間を上がったり下がったりするように(千尋とか)、両方やったり(パズーですね、空を飛んでしかもラピュタに着けば上行ったり下行ったり)。
映画評論家の町山智浩さんがジブリのキャラクターが作品の中で「上がったり下がったりしている」と表現していたと思うのですが、それを私達は疑似体験(?)を無意識にしていたわけです。
なんだか結局、宮崎駿監督に遊ばれている(?)ような感じ。
それが楽しいわけですから、素晴らしいサービスだとべた褒めするしかないです。
やはり長いことジブリ作品と触れ合ってきたわけですから、人生の一部みたいなもので、それを体験させてくれるこのジブリ美術館はオススメです。

(もしかすると、もうちょっと具体的な傾向と対策編をブログでまた書くかも)



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ジブリ美術館、着きました。

随分前のハナシになってしまい、恐縮です。
二月に帰国した時に、ジブリ美術館に行ってきました。
ここへ到る道が思った以上に長くなってしまい、美術館に着いた時にはほとんどエネルギー残っていなかったです。
井の頭公園に行ったら池に水がないという珍しい風景に出会い、芥川龍之介原作の『杜子春』をもとにした顔面紙芝居を鑑賞して、山本有三記念館を『路傍の石』すら読んだことないのに知ったかぶりして訪問して、太宰治が心中した玉川上水を散策して、よーやく辿り着いたのです。


とはいえ、ジブリ美術館の建物を目の前にしたら疲れが吹っ飛びました。


吉祥寺駅から、まっすぐくれば(更に井の頭公園の池が普通に水はっていれば)、難なく来られる距離だったのに。
2016 GM1


館内の写真は撮れません。
「この空間を自分の目で見て、体で感じてください」という宮崎駿館主からのお願いです。
2016 GM3


入り口のところで待っていた時、扉のステンドグラスがあまりにも可愛いので写真に撮ってもいいのかスタッフの方に聞きました。
ここまではギリギリオーケーのようなので、トトロのステンドグラスを撮影。
ドングリをモチーフに、雨傘を持っているトトロ。
2016 GM4


反対側の扉のステンドグラスは、メイちゃんとさつきちゃんです。
稲荷前のバス停で、お父さんを待っている時のワンシーンからですね。
2016 GM5


『天空の城ラピュタ』のロボット兵が、屋上にいます。
作品のなかのように、このロボット兵も健気に私達を見守ってくれているような気がします。
2016 GM6


後ろ姿に、哀愁を感じてしまう。
2016 GM7


外国人の訪問客が多かったです。
やはりジブリの人気はすごいですよね〜。
『美術館』とちょっと甘く見過ぎていました。
館内に入ったときは、なんとなく涙線うるうる状態。
なんだか、懐かしい故郷に戻って来たような、そんな感覚。
それほどジブリというものは、無意識に深く心に染み入っていたもの。 
細かい所にまで行き届いたデザインとジブリ感満載の館内は、その空間にいるだけでも至福に満ち満ちた心地にしてくれました。


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ジブリ美術館へ行く前に、ちょっと太宰治を偲ぶ

もうすぐ五月になろうとしていますが、2〜3月に日本に帰った時のことをまだブログに書き上げていません。
まだまだ、もうちょっと頑張って書きます。


さて、にゃんこさんの保護活動を行っているSabimamaさんを強制的につき合わせて、ジブリ美術館へ向かいました。
なんとか井の頭公園を通り抜け、前回のブログでは山本有三記念館を訪問したことを書きました。
ここから戻ってジブリ美術館はすぐですが、太宰治の亡くなった場所が更に近いというSabimamaさん情報により、もうちょっとだけ玉川上水脇を歩きます。


そうしたら、本当に目と鼻の先でした。
太宰治が、1948年に満38歳の若さで亡くなったところは。


玉川上水。むらさき橋のあたりが太宰治が息絶えたところ。
2016 dazai1


太宰治といえば、『人間失格』。
純文学慣れしていない中学生のとき読んだのが初めてで、衝撃的で、なんだかよくわからないけど、自分が人間であることが怖くて眠れなかったような記憶があります。
数年前に読み返した時は、ポップコーン片手に読めそうでした。
こんな感じのどうしようもない自虐的な男っているよね〜、みたいな感じで上から目線で読んでしまいました。
ちょっと顔がよくて芸術家肌で、それにひっかかって更にドMな性格に母性本能くすぐられる女性がいて、でもその男の本性はドSで最終的には利用されちゃう、みたいな構図、世間ではけっこうありますよね〜
それだけ人生経験を積んだのって、よかったのかよくなかったのか。
おかげさまで、文学作品の楽しみ方、とうの昔に忘れました。
ただ、子供時代に性的に虐待されていたらしいことは、再発見。
以前は、そこは記憶に残らなかったところ。


太宰治と一緒に入水自殺した山崎富栄も、まだ28歳だったとか。
太宰治は入水前に既に仮死状態か亡くなっていて穏やかな表情でほとんど水を飲んでいなかったそうです。
一方、山崎富栄の死顔は「はげしく恐怖しているおそろしい相貌」と表現されてます。


南無阿弥陀仏。
2016 dazai2


(太宰治ファンの皆様、ごめんなさい)



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