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XXXのニオイがしてもへっちゃらな英国人


東ロンドンで見つけた、キモ可愛いトイレの記事で登場したパブ兼ライブハウスに行ってきました(当たり前ですが、付き合いで、仕方なく、です)。
某ミュージシャンの演奏を聞く為にライブハウスに入るやいなや、ヘンなニオイがするのです。
既に会場はけっこうな人がはいっておりまして、狭い会場の半分くらいは埋め尽くされていました(50人くらいはいたかな?)。
そして、臭いニオイのする辺りでも、英国人のおっさん達は、グラス片手にビールを飲みがら談笑しているのです。
こんなニオイがするのに、みんな平気?
しかも、そのヘンなニオイ、どうも人間の小のほうのニオイにしか感じないのですよ。
多分、日本人の若い世代は嗅いだことの無いニオイ。
最近の日本では、まず臭わないニオイ。
ハイキングで無人駅で下りたそこのトイレだって、こんなニオイしない。
ただ、英国の公衆トイレとかでは、稀にまだある、このニオイ。
何故にそんなニオイが、ライブハウスのど真ん中でするのでしょうか。
とうとう私の鼻がおかしくなったのかと思い。一度外に出てトイレを使用してからライブハウスに戻りました。
それでも、やはりにおう。
なのに、ビール飲んで楽しそうな英国人のおっさん達。
なぜなんだっ。


それで、英国人の連れに言ってみました。
「あのさあ〜、pissのにおいするんだけど」
すると、連れは驚く様子もなく
「そーだねー、するよねー」
そして、連れと一緒にいてビールを飲みまくってる連れの知り合いも、驚く様子も無く
「あー、うんー、するねー」


はあ?
じゃなんで平気でいられるの?


普通、日本ではこんなことありえないけど(英国でもありえません、長い連れの人生のあいだでも、パブやらライブハウスでpissのニオイが初体験だそうです)、万が一あったとしたら、お客さん、ライブ会場にとどまらないでしょ。
そしてスタッフに忠告して、スタッフは掃除するために一度お客さんに会場の外でてもらうようにするでしょう。


何故に英国人は、ニオっていても平気でいられるのでしょうか。
しかも、ビールまで飲めちゃう。
あのニオイを嗅ぎながら、どうやったらビールが飲めるのか、疑問。


英国人は、分からない。
そして、分かりたくもない。




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東ロンドンの新しいコンサートホール、EartHに行ったら女性用トイレが見当たりませんでした

EartH (Evolutionary Arts Hackney)という、東ロンドンハックニーで最近オープンしたばかりの新しいコンサートホール/イベント会場に行ってきました。
Stephen Malkmus and the Jicks(元ペイブメントのフロントマン、ステーブン・ マルクマスのバンド)を見に行った、というよりは、この会場EartHに興味があって行った、と言っても過言ではないです。
だって、このホ―ル、なんだか内装がアンティークでかわいっぽいから。
長いこと使われていなかったコンサートホールだそうで、古い良き日をしのばせる、なんとも素敵な会場なんだろうな、と思って。
June2016_Eveleigh_side_pano_BurnleyEmpire_cropped_detail.jpg


そうしたら、思いっきり裏切られました。
あ〜す?
(バルコニーの下から、ステージを撮影)

以前の建物の面影は無く、無味乾燥で実益だけを追求したような安っぽく面白みの無い内装。
おかげで音響も悪し。
ステージは小さく低く、バルコニー部分は解放されず、かつて吹き抜けの部分は下から蓋をしたような形。
とにかく、ヘン。
音だけでなく、ライティングだけでなく、気分まで遮られます。


更に更に困ったことに、女性用の洗面所が見つかりませんでした。
せまーい入り口から会場に入って右手には、男女両用のトイレ、そして左側には男性用。
女性用がない。
仕方なく、男女両用ユニセックスのトイレに入ったら、中は狭くて個室は3室しかなく、その前を通ると男性用が見えてしまう。
男性ファン達が、立って用をしている姿が見えてしまうのです。
ロンドン・フィールドという公園の近くの小さなクラブで、男女両用トイレというのがあってビックリしたことがあったのですが、そこでは中はそこそこ広くて全室個室だったので、思ったほど嫌な思いはしませんでした。
が、ここは多分1000人くらいはキャパシティーのある大きな会場。
それなのに、個室3室って、どれだけ客をバカにしているのでしょうか。
しかも、洗面コーナーがとてつもなく狭くて隣の男性と体がぶつかる距離で、手を洗いました。
こんなに気まずい思いで手を洗うなんて、生まれて初めてのことです。
(その人は中肉中背ですし、私はちょと太ってますがさすがにそこまでデブではないです)
しかも、トイレットロール、ありませんでした。


90年代などは英国のコンサート会場、きたなくて、トイレはドアに鍵がなかったりはたまたトイレのシートがなかったり、トイレットロールとか殆ど期待できないような状態でした。
最近は、トイレはそこそこきれい、広い、トイレットロール完備、と、まっとうになってきたと安心しておりました。
しかも、つい先月にオープンしたような最新の会場となっては、トイレはキチントしていると、それが当たり前だと思っていたのに。


コンサートが終わり、人々が去って行って、初めて気付きました。
女性トイレが存在していたことを。
ステージのすぐ左側に。
満員のコンサートホールで、しかもバーカウンターが左側にあってその前は常に混んでいるというのに、どうやってあのトイレを探し、辿り着けるというのでしょうか。


それから、入場のさいの荷物チェック、警備員は左手にでタバコをもって吸いながら、私のバッグの中を懐中電灯で照らしただけ。

私より人生経験が長く、大から小から単なるパブのライブミュージックから、大都市から地方まで様々なライブ会場を体験してきた英国人の連れに「最低最悪のライブ会場」と言わしめた、EartH (Evolutionary Arts Hackney)。
この会場、大丈夫なんでしょうか?
もう行きたくないな〜
近々、また行かなくてはいけない予定があるというのに。
あ〜あ。


ごみ
コンサートの後、ゴミばかり。
こっちは立ち見が普通で、ビール飲みまくりです。


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便所の落書き、オシャレな人の集うライブハウスでもあったよ。

ネットの書き込みはよく『便所の落書き』だとか揶揄されますが、古典的な『便所の落書き』も健在です。


『オシャレでトレンディー』なエリアにある、『アーティスティックでクリエイティブ』なライブハウス(兼カフェ)のCafe Oto (カフェ・オト、キャパシテー200、前衛的なものとかモダンジャズとかそういうものが多い、意識高い系若しくは本物の音楽ファンが集まる場所です →音楽マニアの聖地(?)、Cafe Oto) の女子トイレにも、落書きがありました。
(それにしても、トイレの写真撮るの好きだよな〜)


これは政治家とか国会議員への批判でしょうか。
落書きへのコメント落書きがわざわざ赤ペンで。
なかなかプロっぽい落書きの仕上がりです。
2017-12 らくがき2


Mark Harwoodという人がセクハラしているという告発。
2017-12 らくがき1


EUへの批判。
スペルミスは、故意なのか馬鹿なのか。
Diktator ship(間違い)   → Dictatorship で、一単語が正解。
2017-12 らくがき3


ロンドンは、過半数がEU離脱反対。
落書きのとおりEUが独裁になっているのはホントだろうけど、EU抜けたからといてって全てが良くなるとも思えない。
それよりなにより、抜けるのが大変で、毎日のようにEU離脱に関するグダグダなゴタゴタニュースばかりで、上手にわだかまりなく経済や社会へのマイナスの影響が無く離脱できるなんて、もう夢のまた夢。
(国民選挙において、離脱するのがどれほぼ大変でどんなにお金がかかるか、真面目に議論してなかったもんねー)


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東ロンドンで見つけた、キモ可愛いトイレ

東ロンドンのDalstonは、移民系や貧困層が多くもともとはアヤシいエリアとして有名だったのです。
が、最近ではお高い物件に小金持の若者が住み始め、お洒落なバーやレストランが増えまくり、古着屋や画廊やレコード屋(この三つがあるエリアは、マニアックで個性的でアーティスティックでオシャレだと主張している気がする)もあり、小さいライブハウスもけっこうあるという、いろいろな意味で説明するのが面倒くさいエリアです。
そして、脇道からちょっと外れた所にあるのが、Shacklewell Armというパブ兼ライブハウス。
ちょっと寂れた感じが、郷愁を誘うパブです。


トイレの入り口は、こんな感じ。
2017 といれどあ1


ドアを開けると、男性用、女性用のドアがまたまたキモカワいい系のお絵描きされています。
左のピンクのヘンなキャラが女性用なんですけど、身長がこっちのほうが男性用のキャラより高いので、ちょっと混乱。
しかも、表入り口の男性用キャラは緑色なのに、こっちは黄色だし。
色とか身長とか統一していな大雑把さ。
下書きとか、絶対してないでしょ。
いいなあ、その自由な発想。
それか、そんなところに拘らないいい加減さ。
2017 といれどあ2


パブからライブハウスに向かう通路の天井パイプみたいなもの、何故か造花で飾ってありました。
2017 へんなかざり

インテリアとか絵画とか、いろいろな意味でアヤシいパブです。
すっかり虜になってしまいました。




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トイレの紙がなくて、あたふた

英国にはもう結構な年数住んでいるのですが、まだまだこの国が分からなくて困惑することがあります。


このあいだは、トイレに入ってトイレットペーパーが無くて右往左往しました。
2017 紙が無い1
場所は、 O2 Academy 2 Islingtonという、2002年にオープンした収容人数800人くらいのライブハウス兼クラブ。
きゃりーぱみゅぱみゅさんが2013年にライブを行った会場です。
英国の、庶民的でキャパシティーがたいしたことないライブハウスとかクラブとかのトイレって、以前はひどいのが当たり前だったのです。
個室の鍵が無いとか、トイレットペーパーどころか便座の無いトイレとか。
女性である前に、人間であることをやめなければ使用できないレベルだったところもありました。
でも、最近はライブハウスもこぎれいになって、トイレ環境もよくなりました。
それなのに、紙が無い。
慌てて他の個室を覗いたけれど、そこも無い。


ふと、視線をちょっと上げると
2017紙が無い1
見つけました、トイレットペーパー。
そんな高い位置に、普通備え付けますか。



そういえば、他のライブハウスでもこんなヘンテコなトイレットペーパーの位置をみたことがあったような気がする〜
何故でしょう。
ライブではたいしたことは起こらないと思うのですが、クラブで踊りにきた人がトイレで変なことするのでしょうか。
よく分かりません。
ただ、使いにくいです。


ちなみに、このライブハウスには、好きでもないし関心もない某中年バンドのライブに、仕方なく付き合いで行きました(だからアーティスト名は内緒)。
観客も、やっぱりほぼ中年層でした。



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